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【2018年1月23日(火)朝刊】より



   ■ 宮蘭フェリー就航残り150日、新成人が晴れ着姿でPR

 室蘭市と岩手県宮古市を結ぶ宮蘭フェリー就航に向け、きょう23日で残り150日となった。室蘭市広報課は同日から、新成人たちの協力で撮影したフェリー航路のカウントダウン映像を動画投稿サイト・ユーチューブにアップし、残り150日を周知する。

 誰でも気軽にアクセスできる投稿サイトを使った広報戦略の一環で、フェリー航路開設の周知が目的。昨年12月4日の「残り200日」に第1弾を実施した。両市の観光地紹介などと合わせ、市民演芸大会出演者が残り日数を叫ぶ映像を紹介した。

 第2弾の今回は新成人の出演が特徴。あでやかな晴れ着やスーツに身を包んだ新成人たち約30人が、カウントダウンボードの前で「航路開設まで150日。イエーイ」と手を振る映像をつなぎ合わせ、約30秒の映像に編集した。7日の成人祭で協力を呼び掛けた。

 BGMには、室蘭出身で札幌を拠点に活動しているシンガーソングライター・SAKIさんの楽曲を使用した。

 ユーチューブにアクセスし「室蘭市公式チャンネル」で検索すると、見ることができる。広報課は残り100日、50日、開設日の6月22日当日にも、知恵を絞ったPR映像をアップし、フェリー航路開設を盛り上げていく考えだ。

 田中敏浩広報課長は「室蘭市民のフェリー就航への思い入れは非常に強い。映像を通じて航路をPRすることはもちろん、市を挙げて応援している雰囲気も伝わればうれしいですね。これらの取り組みが利用促進や安定運航の力になっていけば」と話している。
(鞠子理人)


◆―― 室蘭「よいとこ」アピール

 6月22日の室蘭―岩手県宮古間のフェリー就航まできょう23日で「あと150日」。室蘭市や室蘭観光協会では観光振興に生かそうと準備を進めている。第1便で船内PRなども検討しており、就航に向け観光関係者が機運を高めている。

 室蘭市は宮古市や川崎近海汽船の関係者とともに、第69回さっぽろ雪まつり期間中の2月10日、同まつり会場でフェリー就航のPRを行う。ステージイベントや着ぐるみで来場者に新航路をアピールする。

 また、胆振総合振興局と合同で6月22日、宮古発の第1便に職員が乗船し、利用客に室蘭の景勝地やグルメをPRする予定。船内にブースを設け、市の職員らが利用客に直接パンフレットを配り、室蘭の魅力を伝える計画だ。室蘭到着後の、歓迎と出航のセレモニーもそれぞれ検討している。

 これまでに盛岡や札幌といった都市部でもPRを進めてきた。「物流が主体になるので観光面では、どのような客層が来るか。就航してみなければ分からない部分はある。温泉地や札幌も近いので流れる可能性はある」と市観光課は指摘する。室蘭には午後6時に到着する点を踏まえ、交流・滞在人口の増加に期待。「白鳥大橋の開通20周年やむろらん港まつりといった大きなイベントと絡めて集客する策を講じていきたい」と力を込める。

 室蘭観光協会ではむろらん港まつりなど、既存のイベントの中で物産展をはじめとしたフェリー就航に関連したイベントを検討する。これまでに物産展をはじめ、宮古市で撮りフェスin室蘭の写真展や、旧室蘭駅舎で宮古市のパネル展を開き、相互交流を深めてきた。

 きょう23日に盛岡市内のホテルで開かれる航路開設150日前記念事業「宮古・室蘭フェリー航路セミナーin盛岡」では、同協会の仲嶋憲一事務局長がパネリストの一人として出席。フェリー航路を活用した地域活性化の在り方や課題を協議する。「航路開設効果を維持し、観光に活用していくのが課題。積極的に需要を掘り起こしていく」と意気込む。

 大規模なイベントとの連携の必要性を指摘し「各団体が単独で行っても効果は限定的。行政や商工会議所と連携を取りながら進めていきたい」と情報発信に努める考えだ。
(池田勇人)





   ■ 室蘭市が17年度助成金活用で空き家3件を解体

 室蘭市が2017年度(平成29年度)に創設した「老朽空家等活用支援助成金」による空き家解体は、市の想定を上回る3件となった。一方、市内に約100件ある危険度の高い「特定空き家」の抜本的解決にはほど遠い。市は所有者や相続人に適切な管理を呼び掛けている。

 同助成金は、特定空き家のうち、市が特に危険度が高いと認め、公売や無償譲渡で土地と合わせて取得した建物が対象。対象の空き家から直線でおおむね1キロメートル以内に住む個人や法人のほか、対象となる空き家がある町内会・自治会が、解体工事費の90%(消費税除く)、150万円を上限に受けられる。17年度は2件の利用を見込んでいたが、1件目は昨年12月に緑町、2件目は今月22日に母恋南町で解体。3件目は2月上旬にみゆき町で予定されている。

 22日に解体された母恋南町の空き家は木造平屋建てで床面積は30・5平方メートル、敷地面積は130平方メートル。相続放棄などで相続権がおい・めいにまで広がっていたものを行政が間に入り整理し、近隣住民が無償譲渡を受けて解体した。費用は70万円ほどという。

 市建築指導課の末尾正主幹は助成金を受けても「新たな所有者には、解体費の1割や固定資産税、登記費用といった負担が生じる」と説明する。さらに、助成金も引き受ける人がいないと活用できない。「空き家は所有者や相続人が管理するのが原則。老朽化する前に、不動産業者と相談して活用策を検討してもらいたい」と話している。
(有田太一郎)





   ■ 室工大や各高校でも書類チェック、願書受け付け始まる

 いよいよ受験シーズン本番―。国公立大学2次試験と道内公立高校の一般、推薦、連携型入試の願書受け付けが22日、大学は全国、高校は全道一斉に始まった。室蘭工業大学や西胆振の各高校では、担当者が受験生から届いた受験票を細かくチェックし、不備がないか確かめていた。

 室蘭工業大学(空閑良壽(くがよしかず)学長)では、担当者が封筒をていねいに開封し、必要な書類はそろっているか記入漏れはないかなどを確認した。

 受け付け締め切りは31日。同大ホームページで出願状況を公表している。2次試験は前期日程が2月25日。試験は同大のほか、札幌、仙台、名古屋で行われる。後期日程はセンター試験の成績で合否を判定。合格発表は前期日程が3月8日、後期日程が同21日。

 室蘭東翔高校(土屋守穂校長)では午後4時までに10校の担当者が持参し、3校が郵送で提出した。同校の職員が願書に記入されている名前や住所、証書の貼り忘れがないかなど一枚ずつ入念にチェックし、受け付け印を押していた。

 願書受け付けは26日正午まで。
(坂本綾子)





   ■ シップリサイクルを室蘭で実現を、25日にセミナー開催

 NPO法人シップリサイクル(SR)室蘭(理事長・清水一道室蘭工業大学教授)は、25日午後5時から室蘭市宮の森町の蓬らい殿で「第8回シップリサイクルセミナー室蘭」を開催する。ものづくり体験や市民とのトークショーなど市民参加型の企画に改め、事業化に向けた機運を高める。参加無料。室蘭民報社などが後援する。

 市民のSRに対する機運を醸成し、事業化への道筋を付けようと、内容を関係者向けから一般向けにした。

 午後6時から清水理事長がこれまで取り組んだSRについて講演。引き続き、「市民と語るシップリサイクルトークショー」として、SR室蘭のメンバーや市民が「もしシップリサイクル事業を室蘭で実現できたら」をテーマに語り合う。

 講演・トークショーの開始前(午後5時)と終了後(同8時)は「親子で楽しく学べるものづくり体験教室」を開催。スズを使ったキーホルダーとペットボトルを使った飛行玩具・ピークを作ることができる。

 清水理事長は「プロジェクトを実現するには市民との懇談が必要。これまでに培った絆があり、室蘭や気仙沼市で実施した解体のノウハウを消したくない。ぜひ室蘭でSRを実現したい」と話している。問い合わせは清水研究室、電話0143・46局5971番へ。
(有田太一郎)





   ■ 登別市消防本部が17年まとめで火災死者3年ぶりゼロ

 登別市消防本部は2017年(平成29年)1年間の火災発生状況をまとめた。発生は前年より6件多い19件、死者は3年ぶりにゼロだったが、4年ぶりに負傷者(5人)が出た。昨年は、たばこの不始末や配線の腐食などの原因による火災が多かった。同本部は「住宅における火災予防対策に力を入れたい」としている。

 同本部によると、出火種別は「建物」10件(前年比1件減)と2年連続で2桁となった。次いで「車両」3件(同2件増)、「野火」3件(同3件増)と続き、屋外の物が燃える「その他」は2件(同1件増)、「林野」が1件(同1件増)。

 建物火災のうち全焼が3件、部分焼が2件、ぼやが5件だった。原因別では、調査中を含め、たばこと配線の各3件がトップ。次いで不審火(放火の疑いも含む)が2件と続いた。同本部予防担当者は「火の不始末の火災が目立つ」と懸念する。

 発生地域別では「幌別町」が5件で最多。そのほか新生、鷲別の両町で2件など、ほぼ全地域で発生した。曜日別では木曜が5件、月・金・土曜が3件、火・水が2件、日曜が1件だった。時間帯は午後に12件発生し、午後6時〜午前0時に7件、正午〜午後6時に5件と日没から夜中にかけて集中した。

 住宅火災警報器の設置率は、昨年6月1日現在で86%と全道平均の85%、全国平均の81・7%を上回った。同本部の笹森勝予防主幹は「昨年は不審火も多かったので、家の周りに燃えやすいものを置かないなどの対応を取ってほしい。たばこの吸い殻についても、捨てる際に水につけるなど十分配慮してほしい」と呼び掛けている。
(高橋紀孝)





   ■ 登別・青葉小5、6年生が今季からスキー学習

 登別市青葉小学校(中村完校長)の5、6年生児童115人が22日、カルルス温泉サンライバスキー場を訪れて、スキー学習を楽しんだ。

 同校は例年、青葉スケートリンクを活用したスケート学習を実施していたが、同リンクは昨シーズン限りで閉鎖。今季からスキー学習にシフトした。

 初心者・経験者に分かれて楽しんだ。初心者グループは、ストックを用いて斜面を上る技術やスキー板を「ハ」の字にしてゆっくりとした滑り方、体重移動による曲がり方を学んだ。斜面を滑る練習では、10メートルほど先に待機した先生が「ぶつかっても大丈夫だから、滑ってごらん」と声掛け。子どもたちはゆっくりと滑走。前傾姿勢や板の角度などを調整しながら、技術習得に励んでいた。

 経験者組は2人一組でリフトに乗り、隊列を組んで鮮やかなシュプールを描いた。この日は穏やかな天候に恵まれ、子どもたちは白銀の世界で笑顔を広げていた。
(石川昌希)





   ■ 31文字に人生ドラマ、伊達の浮田さんが初の歌集出版

 伊達市末永町の浮田和子さん(70)=伊達市短歌連盟会長、木賊短歌会伊達支部長=が昨年12月、自身初の歌集となる「私の時間」を出版した。日々の暮らしの中、感じたこと、感動したこと、家族のこと―など、飾らない言葉で素直に詠んだ、人生が詰まった1冊となっている。

 樺太生まれで、1歳で函館に移った。家庭科の教員として活躍し、同じ教員の夫・千秋さん(72)と出会った。25年ほど前に千秋さんが室蘭に転勤に。室蘭港の文学館で洞爺とくさの会室蘭支部(現木賊短歌会室蘭支部)を紹介され入会。数年後に伊達に引っ越し同伊達支部に移った。

 歌集は千秋さんと娘2人が古希を祝い、準備を進めてくれた。1992年(平成4年)〜2017年に詠んだ2200首の中から自ら487首を選歌。年代順にし、1ページ3行立てにした。校正は千秋さんが担当した。



 牧草のやわらにあおめる丘に来て群青の海ただに眺める



 街路樹に柿の実数多実りおり甘きか渋きか見あげつつ行く



 「一行日記のように、あったこと、見たこと、感じたこと、浮かんだことをメモする」という浮田さん。短歌仲間からは共感するという感想が多く励みとなっている。



 死ぬまでは俺の戦後は終わらぬと語りし父の戦い終わりぬ



 夫釣りし俎上の鰈反り返り命持つことふいに胸うつ



 募集停止決まりし夜学の職員室採点終えて帰り支度す



 戦争を経験し戦争について一切語らなかった実父が他界したときに詠んだ歌。ふと命の大切さを感じた瞬間。室蘭工業高校の定時制の閉校―と分かりやすい文、言い回しを使い表現するようにしているという。

 現在の作品の主役は「孫ばかり」とにっこり。歌集発刊に「夫や娘に感謝です。歌は評をもらい前に進む。初心に帰り、これからも詠んでいきたいですね」。



 A5判208ページ。170部作製。短歌仲間や友人に配布した。室蘭港の文学館や伊達市立図書館など近隣図書館で閲覧できる。
(奥村憲史)





   ■ 白老・アイヌ民族博物館で2月18日から最後の企画展

 象徴空間整備に伴い今年3月末で閉館する白老・アイヌ民族博物館最後の企画展「ポロトコタン ウパシクマ〜ポロトコタンを語り継ぐ」が、2月18日から3月末まで開かれる。同博物館の前身となる白老観光コンサルタントが1965年(昭和40年)に営業を開始して以降、今日まで52年間の歩みを振り返る。

 企画書は「民族共生象徴空間を含めた今後のポロトコタンの在り方は、今までの活動の上に発展的に運営されていくことになります。50年以上にわたるポロトコタンの歴史を写真資料を中心に振り返ることによって、私たちの目指す次の50年に向けたポロトコタン像を描き出します」と記している。

 写真を中心としたポロトコタン50年の通史、同博物館が取り組んできた調査、研究、古式舞踊、特別展、企画展、出版物など主な事業の紹介、スケートリンクやワカサギ釣り、ポロト温泉、物産展街「民芸会館」(通称・ミンタラ)など観光的側面、国外先住民との交流、国内での移動博物館など外界とのつながりなど。 

 関連イベントは普段見られない古式舞踊の演目を取り入れた特別公演(2月25日、3月3日)、シンポジウム「ルイカ これからのポロトコタン(仮題)」(3月11日)、アイヌ口承文芸「オルシペ アヌロー」(同17日)。

 白老観光コンサルタント発足後、76年財団法人白老民族文化伝承保存財団設立、84年にはアイヌ民族博物館が開館した。2016年度(平成28年度)末日までの延べ入場者数は2500万人以上。同博物館の愛称でもあるポロトコタンは、ポロト湖周辺一帯の呼び名ともなり、憩いの場として親しまれている。
(富士雄志)






【2018年1月23日(火)夕刊】より


   ■ 志望動機を大きな声で、大谷室蘭高で推薦入試に挑む

 西胆振の高校入試のトップを切り北海道大谷室蘭高校(室蘭市八丁平、竹本将人校長)の2018年度(平成30年度)推薦入学試験が23日、同校で行われた。125人の受験生は緊張しながらも自分の思いを面接官にしっかりと伝え、「夢」実現を目指した。

 受験生の内訳は室蘭や登別など胆振管内が92人、神奈川県や大阪府、長野県など管外が33人。部活動の入部希望者が多い推薦入試の95人は面接のみ、単願推薦の30人は国語、数学、英語の3科目の筆記試験と面接が行われた。

 面接試験は午前9時にスタート。面接官が同校の志望動機や高校生活での目標、得意教科などを質問し、受験生は大きな声ではっきりと答えていた。

 音更町の女子生徒は女子サッカー部への入部を希望。「とても緊張しましたが練習通りにできました。合格することができたら、全国出場を目指してサッカーを頑張りたい」と目を輝かせていた。

 結果通知は31日。室蘭・海星学院高校の推薦入試は30日に行われる。
(坂本綾子)



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