■ 伊達高と緑丘高の統合新設校、特色ある活動目指す
【2020年2月14日(金)朝刊】

新設校の現段階の概要などが示された市総合教育会議
 2021年度(令和3年度)に設置される伊達高校と伊達緑丘高校の統合新設高校について、再編新設校準備委員会(委員長・柴田亨伊達高校校長)が、検討している新設校の概要をまとめた。グローカル教育の充実などを柱に掲げ単位制の特色ある教育活動を目指す。13日に開かれた伊達市総合教育会議で明らかにした。

 道教委は昨年9月、伊達市が提出した要望書の内容を踏まえ、伊達高と伊達緑丘高を統合し新設校の設置を決定。全日制の普通科単位制で進学希望者のクラスも設け、1学年6学級の大規模校となる。校舎は伊達高校を改修して使用する。

 同準備委は、道教委と連携し進める現段階の内容で、検討中とした上で「探究的な学習活動の充実」「グローカル教育の充実」「自己実現を目指したキャリア教育の充実」の3点を柱とするとしている。

 1単位は55分。少人数指導やティームティーチングのきめ細やかな指導を実践。国際交流などの体験学習や「だて学」などの取り組みによる人間力の育成。地域企業や教育関係機関などとコンソーシアムを形成しての連携。市の要望を踏まえた難関大学進学を目指すクラス設置などを盛り込み検討している。

 校訓は「格致日新(かくちにっしん)」。スローガンは「自らの道を拓かん」。スクールカラーは紺藍(こんあい)。伊達の藍をベースに強く染めると伊達高校のスクールカラー「鉄紺(てっこん)」、浅く染めると緑丘高校の「緑色」となり両校の伝統を受け継ぐとした。学校教育目標は「情熱にあふれ たくましく しなやかに生きる人を育む」。

 会議では「できる限り早く情報を流してほしい」「超一流を目指した部活動も検討してほしい」との意見が出た。取材に柴田校長は「5月くらいには細かなところが見えてくる。こちらから各中学校に説明しアピールしていきたい」とした。今年夏ごろには制服のイメージ、秋ごろには校名が決まる。

 このほか総合教育会議では伊達市立学校適正配置について、24年3月末で長和小を閉校し、同年4月から伊達西小に統合する予定のスケジュールが示された。市学力テスト結果などが報告された。
(奥村憲史)

【写真=新設校の現段階の概要などが示された市総合教育会議




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