■ おもてなしの荷物運び、登別駅でポーターサービス開始
【2020年1月18日(土)朝刊】

キャリーバッグを運搬するスタッフら=JR登別駅
 JR登別駅で観光客の手荷物を運搬するポーターサービスが17日、スタートした。中華圏の旧正月・春節に合わせた連休はまだ始まっていないが、同駅は訪日客(インバウンド)を中心に大にぎわい。早速、ポータースタッフらがキャリーケースなどを運び、登別ならではのおもてなしを展開した。今年は着用するビブスのデザインを変更。白老町に開設される民族共生象徴空間ウポポイのロゴマークなどを加えてアピールしている。

 ポーターサービスは、登別国際観光コンベンション協会と市が連携して取り組んでいる。17日〜2月18日に、同駅発着の特急、臨時便を対象に、大きな手荷物を抱える観光客をサポートしてより良い旅を楽しんでもらおう−と登別ならではのおもてなしの一環だ。

 17日午前9時すぎ。宿泊施設をチェックアウトした多くの観光客らが、早くも特急列車待ちで列をなしていた。行き先ごとに他言語表記された案内板が立ち並ぶ光景は、登別観光の玄関口で、訪日客が多く足を運ぶ同駅ならではだ。

 ポーターサービスは、同9時51分発の函館行きスーパー北斗6号からスタート。到着ホームは跨線橋(こせんきょう)を渡った先。早速、スタッフが大きなキャリーバッグを両手で抱えて、階段を乗降した。切符を見ながら乗り場まで案内して荷物を手渡していた。

 今回はウポポイのPRも同時に実施。運搬の際に着用するビブスのデザインを一新した。10着作り、ロゴマークと開設日である4月24日の日付を加えた。併せてサービスの多言語表記もしている。同駅周辺の観光や店舗案内ができるよう、通訳機を8台導入した。同協会の大野薫専務理事は「ウポポイの文字が加わったことで、観光客にもいいアピールになりますね」と話した。

今回新調したビブス(前列の中央と右)。ウポポイ開設もアピールしている 同駅周辺では観光客へのおもてなしが盛んだ。同駅前広場には、登別商店会が作製したランチマップが設置されている。英語、韓国語、中国語で記されており、毎年定期的に掲載内容をリニューアルしている。飲食のほか買い物、ATM設置場所なども記した。市商工労政グループの大澤玲裕総括主幹は「駅前広場に鬼像があり、記念撮影をした後にマップを手にする観光客が多いようです。なくなり次第追加していますが、かなり利用してもらっていますね」と話した。
(石川昌希)

【写真=キャリーバッグを運搬するスタッフら=JR登別駅(上)、今回新調したビブス(前列の中央と右)。ウポポイ開設もアピールしている(下)】




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