■ 旭川医大、室栄高、製鉄記念病院が連携し一日医療体験
【2020年1月14日(火)夕刊】

胃カメラの操作体験など、医療の仕事を肌で感じる高校生ら
 地域に根差した医療人を育成するため、旭川医大が進める「高大病連携によるふるさと医療人育成の取り組み」に関わる一日医療体験実習が10日、室蘭市知利別町の製鉄記念室蘭病院で開かれ、医療職を志す室蘭栄高校の生徒16人が、地域医療の現状などに理解を深めながら、患者を支える医療の仕事を肌で学んだ。

 地域志向の医療人育成にも努める同大では、2009年度(平成21年度)から、室蘭をはじめ、道内の主要都市で、道教委が指定する医進類型指定校と、拠点病院が連携した「一日医療体験」を展開している。

 この日は、医師や放射線技師、薬剤師、臨床検査技師などを志す1、2年生が参加。院内見学をはじめ、同病院の医師らの指導を受けながら、縫合や心肺蘇生、シミュレーター・トレーニングモデルによる胃カメラの操作や超音波(エコー)検査なども体験した。

 また、「西胆振の医療の15年後の姿〜15年後のあるべき形を考えよう」をテーマにしたグループワークも行われ、高校生らは「病気を未然に防ぐため、健康診断の受診率を上げる必要がある」などと提言した。

 参加した高校生は、医療人しての職業観や使命感を覚えた様子。医師を志す阿部心美さん(1年)は、「遠い存在に感じた職業を深く知ることができた。しっかりと、目指していきたい」と話していた。
(松岡秀宜)

【写真=胃カメラの操作体験など、医療の仕事を肌で感じる高校生ら




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