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【2019年12月3日(火)朝刊】より



   ■ ウポポイ観光へ連携―胆振中西部7市町座談会で再確認

 室蘭民報社(工藤サ代表取締役社長)主催の2019年度胆振中西部7市町座談会が2日、豊浦町役場で開かれ、「連携した観光振興」をテーマに7市町長が情報を共有した。来年4月24日、白老町に民族共生象徴空間ウポポイが開設されるのを最大の好機に、各市町共同による「カムバック東北の中学生」キャンペーンで、「東北地方の修学旅行生を呼び戻そう」との画期的な提案もあるなど、連携した観光振興の重要性を再確認した。
(奥野浩章、林帆南)

 座談会には、青山剛(室蘭)、小笠原春一(登別)、菊谷秀吉(伊達)、戸田安彦(白老)、真屋敏春(洞爺湖)、村井洋一(豊浦)、田鍋敏也(壮瞥)の7市町長が出席した。司会は室蘭民報社の野田龍也取締役編集局長。

 座談会の冒頭、工藤社長は「座談会は広域観光、広域行政、広域連携を大きなテーマにしている。今回は観光にスポットを当て、特にウポポイ開設後の連携について活発な意見を交わしてほしい」とあいさつした。

 ●クルーズ船を活用

 ウポポイ開設後の西胆振の観光振興について、戸田氏はウポポイを核として地域を周遊させる観光施策の在り方を強調。「ウポポイの認知度が公表されたが道外では5%で、認知度を上げなければいけない」とし、「地元としてアイデアを出す必要がある」と話した。

 小笠原氏は宿泊施設のチェックイン、チェックアウト前後の時間的連携に着目し「ウポポイに、ジオパークや縄文遺跡など周辺市町の歴史的な観光資源を融和させることで、胆振の魅力がアップするのでは」と提案した。

 青山氏は室蘭港に入港するクルーズ船について、「最近は欧米系の乗客が多く、寄港後は白老にも足を運んでいる。西胆振の玄関口として近隣市町への送客にしっかりと取り組む」と述べた。

 ●漁業体験を目玉に

 菊谷氏は、本年度から本格化したワイン用のブドウ栽培に「成果を期待している」とした。ただし、観光施策は単体の市町で推進するのは難しい−とし「特色を生かせば胆振を一つのエリアとしてアピールできる」と、7市町連携の観光施策の重要性を指摘した。

 村井氏は、これまでの登別、洞爺湖の観光圏にウポポイを加えて、歴史文化、観光資源、食を組み合わせた振興策を検討。体験型施設として来春開設される魚介類の荷さばき場については「漁港を見て回ってホタテを食べたり、ホタテ釣りを楽しんだり、漁船に乗ってもらいたい。修学旅行生やインバウンド向けの観光の目玉にする」とした。

 真屋氏は、来年度から新設工事が始まる洞爺湖森林博物館について「中島の生い立ちだけでなく、ジオパークをメインにした施設にしたい。火山との共生、火山の恵みを一つの物語にしたい」との考えを示し、「北湯沢や壮瞥を合わせると140万人が宿泊する。宿泊者の目をウポポイに向けられるような施策を協議しなければ」と呼び掛けた。

 ●呼び戻そう東北中学生

 座談会初参加の田鍋氏は、東北新幹線開業により、それまで胆振に来ていた東北地方の修学旅行生が関東圏へ流れたことに着目。「中学校の修学旅行生が重点に置いているのは史跡文化財の見学、伝統的な街並みや建造物、伝統工芸のものづくり体験など。西胆振の資産を活用すれば十分呼び込める。国立博物館のウポポイ開設を最大の好機に『カムバック東北の中学生』というキャンペーンがあれば面白いのでは」と提案。これに菊谷氏も「最大効果を発揮できる。即、実践するべきだ」と賛同した。

 このほか、Wi-Fi環境の整備、SNSによる情報発信の重要性も確認。室蘭・だんパラスキー場、登別・カルルス温泉サンライバスキー場、壮瞥・オロフレスキー場が協力して、スキーブームの中国人客や初心者、中級者のスキー客を呼び込む提案などがあった。

 座談会の詳細は後日掲載する。





   ■ 室蘭・内藤食品の大粒納豆が新作ゲームに採用決定

 室蘭市の納豆製造業・内藤食品工業(室蘭市御前水町、内藤孝幸社長)の大粒納豆「おらが街」が、セガゲームスの人気シリーズ最新作「龍が如く7」のゲーム内素材(アイテム)として採用が決まった。主人公などのキャラクターが納豆を食べると体力を回復する仕掛け。セガゲームスは「魅力的なアイテムなので、ゲームの世界観を楽しんでいただける」と期待している。

 道産大豆を使用した「おらが街」(大粒・中粒部門)は、ふっくらとした歯応えや粘り強さが特徴。全国納豆鑑評会で最高賞(農林水産大臣賞)に輝いた商品。内藤食品工業とセガゲームスは、会員制交流サイト(SNS)のツイッターを通じ協力することが決まった。

 ゲームは「大人向けのエンターテインメント作品」をコンセプトとしたアクションゲーム。累計1200万本以上を出荷。今回、「コラボレート企画」の一環として、全国の8企業12商品が登場する。

 「おらが街」とセガゲームスのコラボは今回で2度目。2018年(平成30年)7月に「納豆の日」(7月10日)に合わせた「せがのたい焼き」として販売して人気を集めるなど、来年の継続実施も検討している。

 セガゲームスプロモーション統括部の森山彩乃さんは「魅力的な製品を発売されており、おいしい納豆なので体力回復アイテムとしてふさわしい」と話した。

 内藤食品工業の高橋幸恵広報課長は「昨年のたい焼きのポスターには『室蘭』の名前を大きく扱っていただいた。多くの人に室蘭の名前が伝われば」と笑顔を見せた。

 ゲームは来年1月16日に発売する予定。
(粟田純樹)





   ■ 現金つかみ取り挑戦を、室蘭・大町商店会で大売り出し

 室蘭・大町商店会(平林滋明会長)の年末大売り出しが1日からスタートした。同商店会の参加店で買い物をすると、抽選で現金つかみ取りに挑戦できるチャンスで、続々と抽選券や補助券が配布されている。

 現金つかみ取りは、年末の景気づけに−と昨年から実施している。2日現在20店が参加、買い物3千円ごとに1回抽選できる。500円ごとに補助券を配布し、6枚で1回挑戦できる。

 目玉の1等は1万円、5千円、千円紙幣、2等は硬貨のつかみ取り。また、「とことんつかみ取りにこだわる」(同商店会)新たな試みで、3等は外国紙幣、4等はピンポン球をつかんだ個数分の100円の商品券が当たる。抽選券3枚以上で野菜詰め放題も用意する。

 抽選会は26日に蘭西ギャラリー(中央町2)で正午から午後8時まで開催。同商店会の津田和明副会長と土谷勝事業部長は「今年最後の運試し。空くじなしで抽選会も1日日程で盛り上げたい。つかみ取りのポスターのある参加店へ」とPR。大売り出しは25日まで。
(粟島暁浩)





   ■ 室蘭スイーツいかが…「うずらプリン」の製造がピーク

 室蘭うずら園(三浦忠雄代表取締役)の人気商品「室蘭うずらのプリン」が、歳末商戦向けに製造がピークを迎えている。室蘭市石川町の同社工場内は、甘い香りに包まれている。

 同プリンは、餌を工夫して育てた同園のウズラの卵だからこそできる一品。室蘭の新鮮な牛乳、伊達のてん菜糖など原材料のほとんどを地元産にこだわり、濃厚さとやわらかな口溶けが特徴だ。

 うずらのプリンは他にも北見産白花豆、道産カボチャのパンプキン、壮瞥産プルーンを使った物も人気。売れ筋は室蘭うずらのプリンセット(6個入り)が送料、税込みで道内3500円、道外3700円。三浦園子部長は「スーパー大手や百貨店からの注文も舞い込んでいます。室蘭のスイーツをぜひご賞味を」とPRする。JR東室蘭駅、道の駅みたら室蘭でも取り扱う。

 詳細は室蘭うずら園、電話0143・55局6677番へ。
(粟島暁浩)





   ■ キラキラ「玄関口」、JR登別駅前でイルミ点灯が始まる

 登別まちづくり促進期成会キラキラ部会(志賀俊哉部会長)は1日から、JR登別駅前でイルミネーション点灯を始めた。1万個の電球を滴やオーロラに見立てて配置し、きらびやかな空間を演出している。

 光のオブジェでにぎわいをつくろう−と、2002年(平成14年)にスタート。「アイヌ神謡集」の一節「銀の滴降る降るまわりに」をモチーフに、今年は電球や発光ダイオード(LED)を1万個使用し、大小さまざまなオブジェが白や青色、ピンクなどに輝き、登別の玄関口を彩っている。

 のぼりべつ元鬼協議会、登別商店会、登別青年会の協力を得て飾り付け。11月24日からプレ点灯を行い、1日から本点灯した。時間は日没から午前0時までで3月末まで実施する。志賀部会長は「ぜひ写真に収めて楽しんでもらい、イルミネーションのぬくもりを感じていただきたい」と話している。
(高橋紀孝)





   ■ 登別の2選手が日本バドJr.グランプリ初勝利を目指す

 第18回日本バドミントンジュニアグランプリ(12月6〜8日、宇都宮市)に、中川千咲音(登別緑陽中1年)、丹羽驍(幌別小5年)が南北海道代表として出場する。小、中、高校生のシングルス3戦で競う男女別の団体戦。現在プロで活躍する選手の多くが学生時代に出場した若手の登竜門といえる舞台で両選手が初勝利を目指す。
(鈴木直人)


◆―― 中川・兄を相手に腕磨く

 中川は8月の中体連で全道優勝し、1年生ながら代表に選出された。ただ、全国は初戦で敗退。ジュニアグランプリでリベンジを狙う。「(中体連では)普段と違う空調に慣れなかった。アウトが多かった」と適応に苦しんだが「ショートサーブへの対応はできていた。相手が嫌がるコースを突けた」と手応えを掴んだ。

 2人の兄もバドミントン選手。次男の開さん(比叡山高1年)を練習相手にスマッシュを磨いた。「試合が始まれば緊張は解ける。クリアで相手を追い詰めてチャンスを生かしたい」と力を込めた。


◆―― 丹羽・メンタル面も強化

 登別スポーツ少年団の丹羽は6月のABCバドミントン大会(千歳市)でAの部(5、6年)を優勝。決勝は石狩ジュニアの男子選手(6年)を2−1で下し、代表を勝ち取った。

 しかし、全国では4戦全敗。その後、練習で走り込みを増やし休憩時間を短縮するなどして、スピードを徹底的に強化。さらに私生活を見直し、劣勢でも平常心を保つメンタルを身につけた。丹羽は「(ジュニアグランプリは)団体戦なので仲間のためにも勝てるように頑張りたい」とチームへの貢献を誓った。コーチで父の幸一さん(39)は「相手は6年生。挑戦の気持ちで挑んでほしい」と期待を寄せた。





   ■ 高校給食の導入を検討、市教委が伊達高で試食を実施

 伊達市教育委員会は、市内の高校の食育と健康教育の推進などを目的に伊達高校(柴田亨校長、生徒数286人)をモデル校とした、給食試食を計5回実施した。ニーズなどを調査し、今後の高校への給食提供を検討する。

 ●食育センター有効活用視野

 だて歴史の杜食育センター(梅本町)は現在、伊達、壮瞥の小中学生の給食計2900食分を作る。最大では3300食ほど提供でき同センターの有効活用も視野に入れている。試食は10月25日〜11月22日の間に実施。3年生は1回、1、2年生はそれぞれ2回行った。

 11月22日は2年生が「ごはん」や「韓国風すきやき」「磯華玉子焼き」「小松菜の中華和え」「牛乳」を味わった。バレーボール部に所属する村上兼心さん(17)は「おいしかったし、量もちょうど良い」と笑顔を見せた。

 市教委は小中学生と同じメニューで主食、汁物、主菜、副菜、牛乳の提供を予定し、1食350円を検討している。同校の生徒、父母へ給食の量や提供の頻度などのアンケートを実施する。「皆さまの意見を踏まえ方向性を出していきたい」(市教委)と話している。

 小学生の子どもを持つ市内の30代の保護者からは「お弁当を作る負担も少しは軽減される。もし導入されるなら提供を受けてみたいですね」と話していた。
(奥村憲史)





   ■ 光り輝く中心街、苫小牧でとまイルスクエアがスタート

 苫小牧市の中心街を光で飾り付け、活気づける「とまイルスクエア」のイルミネーション点灯式が1日、苫小牧駅前広場で行われ、約300人が幻想的な光のファンタジーを楽しんだ。点灯は来年2月14日まで。

 昨年から始めた事業で「まちの顔」である苫小牧駅前のにぎわいを創出させるのが狙い。タクシーと自転車・自家用車の両駐車場の空きスペースを利用。昨年よりも約1万6千個多い11万個のLED電球で周辺を飾り付けた。

 点灯式は午後4時から開催。主催者の岩倉博文市長は「苫小牧のイルミネーションを楽しんでください」とあいさつ。苫小牧東小学校ブラスバンド同好会の演奏などがイベント開始を盛り上げた。

 この後、岩倉市長ら14人が点灯ボタンを押すと、「道内最大規模」(同市)の高さ3・5メートル、長さ27メートルにもなる、とまイルドームがピンク、青、白などの電飾が光を放ち、駅前広場は光の世界となった。訪れた人たちは写真を撮ったりしながら楽しんでいた。点灯時間は午後4時〜同11時。

 開催期間中はSNSフォトコンテストを行い、優秀作品には豪華景品を贈呈する。併せて、14日と1月18日にココトマでフォトグラファーの佐藤裕美さんを講師に招いて、インスタ映えする写真撮影の講習会を開催する。

 来年1月6日〜31日は、市内7カ所の洋菓子店でイベントをイメージしたスイーツを限定販売する。全期間を通して商店街で買い物を楽しむと買い物券やギフトカードなどが当たる抽選会にも参加できる。

 詳細は市総合政策部まちづくり推進室、電話0144・32局6062番へ。
(佐藤重伸)






【2019年12月3日(火)夕刊】より


   ■ マウス操りネズミ描く、室蘭・科学館で講習会を開催

 パソコンを使って絵はがきを制作する「CGポストカード講習会」が1日、室蘭市本町の市青少年科学館で開かれ、小学2〜6年生9人がオリジナルのクリスマスカードや年賀状作りを楽しんだ。

 講師は、市内の小中学校教員や元教員、市教育委員会職員らで構成する胆振情報教育交流会の今野博信さんと椎名孝さん。児童たちはフリーのペイントソフトを使い、マウスでツリーやリースなどクリスマスにちなんだ絵や、来年の干支(えと)・ネズミを描き、「メリークリスマス」「あけましておめでとう」などの文字も入力した。

 児童たちは一瞬で色を塗ることができたり、すぐにやり直しができたりと、コンピューターならではの便利さを感じながら、次々と作品を完成させていった。作品は来年1月に審査、2月に表彰・展示が行われる「第8回子どもたちのコンピュータ活用作品コンテスト」(NPO法人科学とものづくり教育研究会かもけん主催)に出品される。

 ネズミを描いた及川さくらさん(登別市青葉小2年)は「絵を描くのが面白かったです。上手にできたので、次は違う動物を描いてみたい」と意欲を示していた。今野さんは「一回使い方を覚えると、他のことにも応用できるので、どんどん試してみてください」と呼び掛けた。
(奥野浩章)



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