室蘭民報WEB NEWS
トップ 過去のニュース むろみんトーク つり イベント情報 会社案内

【2019年11月24日(日)朝刊】より



   ■ ボーイスカウト室蘭第一団が70周年、心新たに節目祝う

 日本ボーイスカウト室蘭第一団(高橋忠義団委員長)の発団70周年記念式典が23日、室蘭市中央町の室蘭プリンスホテルで開かれ、スカウト25人をはじめ、来賓や関係者100人が参加して節目を祝った。

 同団は1950年(昭和25年)5月12日に胆振管内初のボーイスカウトとして発足、初代団委員長は藤森立城氏。キャンプなどの野外活動を通して子どもたちの自主性、協調性、社会性などを育んできた。スカウトは小学1年以上のビーバー隊、3年以上のカブ隊、6年以上のボーイ隊、高校1年以上のベンチャー隊、18歳以上のローバー隊の五つに分かれ、年代別でプログラムを実施している。

 記念式典は各隊の隊旗入場で始まり、室蘭第一団育成会長の滝口信喜道議が「異なった年齢の子どもたちが一堂に会して、いろいろな体験の中で生きる力を身に付ける素晴らしい集団」と期待の言葉を送った。

 来賓の青山剛市長、日本ボーイスカウト北海道連盟胆振地区協議会顧問の堀井学衆院議員からも祝いの言葉が送られ、同連盟副理事長の大橋和子さんから70周年記念盾、発団70周年記念式典実行委員長の本川敏志さんからボーイ隊の隊旗がそれぞれ贈呈された。最後にスカウトが登壇して室蘭第一団団歌を斉唱した。

 高橋団委員長は「まさに継続は力なり。今後は野外活動に一層力を入れ、子どもがより自然と親しめるようにしたい」。スカウト最年長の本野伶汰さん(室蘭清水丘高2年)は「いろいろな人と触れ合えて楽しい。その中でも隊長の教えが大人になってから役に立つと思います。後輩が増えたので、このまま広がってほしい」と抱負を話していた。
(奥野浩章)





   ■ 室蘭・土曜文芸講座で「バードの紀行は価値ある史料」

 室蘭文芸協会(浅野清会長)と室蘭文学館の会(小林正明会長)共催の「土曜文芸講座」が23日、室蘭市海岸町の港の文学館で開かれ、参加者は英国女性旅行家イザベラ・バード(1831〜1904)と、礼文華山道(豊浦町)やアイヌ民族との関わりなどに理解を深めた。

 市民ら15人が参加し、豊浦町教育委員会の学芸員渡辺つづりさんが「イザベラ・バードの道」をテーマに解説。1878年(明治11年)に、横浜を起点に栃木、福島、新潟、山形、秋田、青森、北海道を旅し、「日本奥地紀行」を記したイザベラ・バードと、礼文華山道やレブンゲコタンでのアイヌ民族との関わり―などを中心に話した。

 渡辺さんは「日本奥地紀行」で、「短い金切り声を発する…やはり未開人なのだな、と分かる」と記したレブンゲコタンのアイヌ民族の表記に触れ、欧州文明が格別とする考え・ヨーロッパ中心主義が当時の時代背景にあり、「イザベラ・バードもそのような考えだった」などと話した。

 その上で、「『日本奥地紀行』には誇張や誤認が多くある」と指摘したが、「日本や北海道の人々、文物、習俗が、外国人、特に西欧の人にどのように捉えられたのかを知る上で価値のある史料」と説明。出席者は真剣に耳を傾けていた。

 「土曜文芸講座」は、文学の面白さや書き方の基本などを伝える市民向けの講座として、2016年度(平成28年度)から始まった。今回は本年度7回目。大家勤さんが「短詩型文学の楽しみT」についても解説した。
(松岡秀宜)





   ■ 室蘭「八木義徳自由作文賞」に3中学生が最優秀賞

 室蘭出身の芥川賞作家八木義徳(1911〜1999)にちなんだ「第11回八木義徳自由作文賞」の表彰式が23日、室蘭市海岸町の港の文学館で開かれ、最優秀賞を受賞した一戸舞さん(桜蘭中3年)、赤井菜花さん(同)、喜納梓月さん(室蘭西中3年)ら小中学生13人を表彰した。

 同賞は2001年度(平成13年度)に八木の生誕90周年を記念して室蘭市が創設。現在は隔年で開催している。今回は市内の小学生2編、中学生36編の計38編の応募があり、最優秀賞3編、優秀賞5編、奨励賞5編を選出した。

 審査員を務めた登別市の児童文学者、浅野清さんは受賞作品を丁寧に講評。受賞者一人一人に激励を込めた温かいメッセージを送り、「いかに皆さんが普段から本を読んでいて、たくさん自己表現できるか、その能力の素晴らしさを感じました」とたたえた。

 港の文学館の小林正明館長は八木の生涯、芥川賞などについて説明し、「文学館には室蘭ゆかりの作家を紹介するブースがありますが、皆さんの中からそういう人が出てくれれば」と期待を込めた。

 最優秀賞を受賞した喜納さんはテニス部の活動を通して、精神的に成長してきた体験を書いた。「受賞できると思っていなかったので、うれしかったです」と喜んでいた。
(奥野浩章)





   ■ 室民杯胆振フロアカーリング大会で伊逹勢4強独占

 室蘭民報社主催の第11回室民杯in胆振フロアカーリング交流大会が23日、室蘭市体育館で行われた。今大会は伊達勢がベスト4を独占。「シラネアオイ」(佐々木良夫・三宅静子)が初優勝した。

 室蘭、登別、伊達の3市から34ペアが出場。開会式で同社の野田龍也・取締役編集局長が「室蘭のフロアカーリングは20年前から5人で始まり、今では地域スポーツとして根付き明るいまちづくりの一端を担っている。コミュニケーションが重要な競技。選手同士で交流を深めてほしい」とあいさつした。

 重さ2・3キロのストーン「フロッカー」を4投ずつ投げ合い「ターゲット」との距離が近い数の合計点を競う。準々決勝まで4セット、準決と決勝は6セット制。ストーンの三つのキャスターに力を伝えてカーブをかけ、的確な弧を描けるかが勝利の鍵だ。

 予選リーグを通過した14ペアによる決勝トーナメントは3連覇を目指した室蘭のペア「楽山」が敗れる波乱も。決勝は「シラネアオイ」―「赤トンボ」。「シラネアオイ」は2セット目に1点差まで迫られたが終盤に突き放し、8―2で勝利した。伊達フロアカーリング協会の佐々木さんと三宅さんは「互いにカバーしてピンチをチャンスに変えることができた」と笑顔を見せた。
(鈴木直人)

 結果は次の通り。

 (1)シラネアオイ(佐々木良夫・三宅静子)(2)赤トンボ(佐藤英輔・麗子)(3)スイートピー(三浦正義・洋子)





   ■ 貧困や飢餓に善意の輪を、登別で世界食料デー大会

 第28回世界食料デー登別大会(同大会実行委員会主催)が23日、富士町の市民会館で開かれた。国連食糧農業機関(FAO)駐日事務所のチャールズ・ボリコ所長が「世界のみんなが食べられるしあわせのために」をテーマに講演。参加した市民らが世界の食料事情などに理解を深めた。

 大会冒頭、志賀征夫大会長があいさつで「飢餓で苦しむ人々を少しでも救うため、皆さんにしっかりと情報提供し、善意の輪を広げていきたい」と述べた。来賓として小笠原春一市長もあいさつした。

 講演では、ボリコ所長が世界の飢餓状況について「世界には全ての人を養うだけの食料はあるが、いまだに世界で約8億2千万人が栄養のある食料を入手できない状況」と紹介。飢餓の主要因として、気候変動や紛争などを挙げ「食料ロス・廃棄も大きな問題。食料総生産の約3分の1は食されていない。温室効果ガスの発生の原因にもなる」と訴えた。

 幌別中学校吹奏楽部や男声合唱団「Primo」などが賛助出演。登別青嶺高校と登別明日中等教育学校の生徒たちが世界食料デーへの参加を呼び掛けた。

 世界食料デー(10月16日)は、世界に広がる貧困や飢餓を解決することを目的にFAOの決議に基づき、1981年(昭和56年)に国連が制定した。92年に登別で同実行委が発足し、啓発活動などを進めている。
(高橋紀孝)





   ■ 壮瞥・旧久保内中にタマネギ工場、21年度の完成めざす

 2017年(平成29年)3月末に閉校した壮瞥町の旧久保内中学校の跡地活用の方法が分かった。約1万6千平方メートルの敷地を活用し、町内で収穫したタマネギの選別や貯蔵、加工までを行う施設に生まれ変わる計画で総事業費は約15億円を見込む。補助事業を活用して順次整備し、全体の完成は21年度(令和3年度)を目指している。

 タマネギの生産から収穫、加工処理までを産地で一環して取り組み、付加価値の高い生産・出荷体制の構築と所得向上、雇用確保などが目的。町内の農地所有適格法人を中心とした「壮瞥町玉ねぎ生産加工組合」などが、生産施設・機械の整備、旧久保内中校舎などを活用した選果、貯蔵、加工処理施設を整備するという。

 19年度は同町幸内の約3500平方メートルに育苗ハウス2棟を建設している。20年度には栽培収穫などに使う機械を導入。旧久保内中の体育館を改修し、ドラム式選果機を入れてタマネギの大きさを選別するための施設を置く。

 グラウンド用地などには貯蔵庫と冷蔵庫を持つ貯蔵施設を20年度、皮むきやカット、ソテーなどの加工品生産を行う加工施設を21年度にそれぞれ新設する。

 旧校舎は改修され、事務所や研修室、食品検査室、商品開発室をはじめ、旧久保内中のメモリアルギャラリー、地域住民交流室などを設ける考え。各施設は完成次第、順次稼働していく。町内のタマネギの栽培面積は18年に15ヘクタールだったが、21年には40ヘクタールまで拡大する見通し。

 22日夜には町が南久保内の町農村環境改善センターで説明会を開き、住民の質問に答えた。黒崎嘉方副町長は「皆さんから喜ばれる施設になるのが一番良い」と述べ、再度説明会を開催するなど、住民理解を促進していく考えを示していた。
(池田勇人)





   ■ 洞爺湖町の水の駅で食や体験のXマスイベント

 NPO法人洞爺まちづくり観光協会主催のクリスマスフェアが23日、洞爺湖町のとうや水の駅で始まり一足早いクリスマスムードの中で多彩なイベントが行われている。

 遊ぶ、食、マーケット、聴く、体験の五つをキーワードに、町内外からさまざまなショップが集結。午前10時の開始とともに多くの地元住民や観光客らが詰め掛けた。

 同町のクッキーズ・トーヤのアイシングプチ体験では、子どもたちがクリスマスツリーの形に焼いたクッキーに、クリームでかわいらしく飾り付けしていた。

 このほか会場では手作りの小物やアクセサリー、雑貨を販売するマーケットや地元の特産メニューをそろえたフード、ドリンクコーナーなども充実している。きょう24日午後4時まで。
(高橋紀匠)





   ■ お手頃ケーキに笑顔、苫小牧の三星が試食価格販売

 和洋菓子やパンなどを製造・販売する三星(本社苫小牧市)の「クリスマスケーキご試食価格販売会」が23日、同市内外の同社直営全26店舗で開かれた。同サイズで装飾やデザインなどを簡素化したケーキを半額以下の1500円(税込み)で買えることもあって、各店舗とも多くの家族連れなどでにぎわった。

 クリスマス本番を前に、お試し価格で商品を確かめることができる恒例のイベント。今年も生クリームデコレーションケーキ(直径15センチ)を事前予約分と当日販売分合わせて約6600個製造した。夫婦で来店した男性会社員(38)は「来店して初めてイベントを知りました。お手頃な価格で味わえるので楽しみです」と笑顔で買い求めていた。

 同社では生クリームいちご、フルーツクリスマス、ロイヤルチョコレートなど種類、サイズ別に全18品目のケーキ・菓子を用意。価格も税込み1800〜1万2千円とラインアップも豊富。12月17日までに現金予約すると5%引きになる早期予約も好評実施中。申し込みはフリーダイヤル0120・333・153か、最寄りの直営店で受け付けている。
(伊藤洋志)



↑↑
ページTOPへ



当ホームページに掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。
すべての著作権は室蘭民報社に帰属します。