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【2019年11月21日(木)朝刊】より



   ■ 新青果市場建設へ、「丸果室蘭青果」が経営立て直し

 室蘭市公設地方卸売市場(日の出町)の移転を巡り、市は20日までに、青果部の新たな市場を建設する方針を固めた。大卸業者と仲卸業者が経営健全化に向け協力することで合意した。今後、大卸業者の経営陣に仲卸業者が就任する。今月下旬に青果市場関係者が青山剛市長に合意事項を説明するほか、新市場整備に向けた要望書を提出する。

 青果大卸業者「丸果室蘭青果」の豊島良明代表取締役社長は室蘭民報の取材に「経営と借金の問題について仲卸業者の主導で解決していく考え方に至った。市場存続に向けて青果業界としてまとまった」と話し、市と新青果市場建設に向け協議を進めていると明らかにした。

 新青果市場の建設地は、青果部と分離し室蘭高等技術専門学院跡地(東町)に全面移転する水産物部の新市場建設(2020年6月完成)を控えていることから、イタンキ浜周辺を視野に検討する。完成時期は水産物部の新市場と同時期を目指す。

 大卸業者が施設使用料約1億4千万円を滞納している問題については、経営陣を刷新するなど経営健全化策を進める。仲卸業者の出資により、資本の入れ替えを行う。豊島氏は代表取締役社長を退く意向。退任時期は「未定」としている。新社長には仲卸業者「西尾青果」代表取締役社長の西尾清骼≠ェ浮上している。

 市への未収金解消に向け、金融機関の助言を受けて収支経営改善計画を作成する。仲卸業者が卸業者を通さず産地と直接取引する「直荷(じきに)引き」を全面解消し市場取引の秩序を保つとともに、収益構造を確立する。市が青果市場建設の条件として「健全な財務状況」と「収益確保」を示しているため、青果流通機能の再構築を目指す。

 要望書は(1)大卸業者再建に向け青果業界として合意した事項(2)移転先についての要望として新水産市場との連携による新青果市場整備―を求める内容。29日をめどに青山市長に提出する。

 市は青果市場存続判断について、第3回市議会定例会(9月)で「(2019)年度内に下す」との考えを示しており、赤石壮史農水産課長は「青果仲卸業者が一致団結して動き出した。これから青果市場整備に向け経営改善計画の具体的検討を進めていく」と話した。
(粟田純樹)





   ■ 幻想的に照らす、室蘭・輪西町でイルミネーション点灯

 室蘭市輪西町の輪西7条グリーンモールで20日からイルミネーションの点灯が始まった。青と白の2色の明かりが歩行者の目を楽しませている。

 同地区のイルミネーションは輪西商店街振興組合(石田佳久理事長)が1990年(平成2年)の冬からスタート。以来毎年継続実施している。2007年にはグリーンモールの改修に合わせ、省電力で長寿命のLED電飾に変更した。

 今年は昨年とほぼ同数の1万6千個のLEDを用意。きらめく光が風に吹かれ、幻想的に街を照らしている。

 点灯時間は来年2月末までの毎日、日没〜午後11時。
(北川誠)





   ■ 高校生がものづくりに熱い視線、室蘭で道しるべフェア

 高校生に製造業へ理解を深めてもらう「ものづくりの道しるべフェア」が20日、室蘭市内で開かれた。室蘭工業、室蘭東翔、登別青嶺3校の2年生13人が、技術力に定評があるキメラ(香川町)、永澤機械(東町)の2社を見学し室蘭高等技術専門学院(みゆき町)で職業訓練の様子を見て回った。

 製造業の人手不足が続く中、就職を控える高校生に地元企業のものづくりの魅力を知ってもらおうと、胆振総合振興局が主催した。

 キメラでは、総務課の大野知道さんの案内で精密金型部品加工の現場を見学。生徒たちは、さまざまな加工機を駆使して金型が成形されていく工程を興味深く見ていた。

 大野さんは「基本に忠実であること。基本がしっかりしていれば技術が早く身に付く。どんな仕事でも同じ」とアドバイス。採用については地元が多いこと、高卒者をはじめ未経験者が多いが教育システムにより3〜5年で中堅として活躍できるようになることを説明。入社後の配属先は希望を聞いた上で決定していることや、異動も本人が承諾しなければ無理強いはしないといった、働きやすい環境であることを伝えた。

 室工の小林大地さん(17)は「資格の有無や経歴などでは判断しない、とても働きやすい職場だと思った。製品の大量生産を可能にする金型加工の技術にも興味を持ちました」と話していた。
(野村英史)





   ■ 今春結成室蘭AC快走期待―小学生駅伝で全道制し全国へ

 小学生駅伝の全国大会「日清食品カップ第22回全国小学生クロスカントリーリレー研修大会」(12月7、8日・大阪府)に室蘭ACが出場する。今春のチーム結成後初の全国。急成長を続けるチームが6区各1・5キロを走り抜ける。

 出場するのは1区小林桜來(八丁平小6年)、2区後藤髞T介(幌別小6年)、3区宇都宮桃奈(登別青葉小5年)、4区南谷光亮(八丁平小6年)、5区鳴海詩音(幌別西小5年)、6区菅原綾太郎(知利別小5年)。補欠の中嶋姫花(登別青葉小5年)、向山遙登(苫小牧泉野小5年)がけがなどアクシデントに備える。

 いずれも地元の陸上クラブに在籍する長距離選手で、公式大会の結果を基に今年4月、駅伝チームを編成した。全道大会「札幌ちびっこ駅伝」(11月2日・札幌市)では30分00秒と2位に46秒差をつけて優勝。全国の切符をつかんだ。

 小林は「残り300メートルでペースが落ちたが1位についていけた」と粘りの力走。チーム最速の4分46秒で走り切った主将の後藤は「自分だけでなくチームのために走れた」と語る。

 宇都宮はタスキを落とすミスに動じることなく、区間トップの活躍。南谷も4分台で走り、中盤上位をキープ。5区では先頭の札幌の選手が折り返し地点を誤るミス。この状況で鳴海は冷静だった。「アップの時、コース確認を念入りにしていたので問題はなかった」と振り返った。中嶋は同地点でミスを防ごうと声を掛け続けた。

 同チームの斉藤智佐コーチは「今の体力を落とさずスピードをつける」と強化ポイントは明確だ。「全国のレベルをまだ知らない。この経験は中学にも役立つ」と後藤。8人が初冬の大阪で快走する。
(鈴木直人)





   ■ 登別市など3市連携のトライアングルカレンダーが完成

 登別市と姉妹都市の宮城県白石市、神奈川県海老名市の関係者が連携して製作しているトライアングルカレンダーの2020年(令和2年)版が完成した。来年も3市の自然風景の写真をデザインに用いているほか、特産品が当たる企画も用意している。

 のぼりべつ元鬼協議会(西尾拓也会長)と白石市中心市街地の賑わいづくり研究会、海老名商工会議所が連携して1500部作った。各月ごとに3市の特徴が分かる写真を大きく掲載しているのがポイントだ。2月は雪深いオロフレ峠展望台周辺。7月は登別地獄まつりで勢いよく煙を噴き出すエンマ大王からくり山車。11月は色づく紅葉谷周辺を載せている。このほか白石城本丸広場(4月)や海老名市の菊畑(9月)もある。

 3市の特産品が当たる企画も特徴の一つだ。表紙にある専用はがきで応募すると、毎月抽選で協賛企業の特産品をプレゼントする。3、6、9月は3市のいずれかから2万円相当の特産品が当たるほか、12月には10万円相当の豪華賞品も抽選で贈られる。はがきは一度応募すると、毎月当選の可能性があるという。

 一部千円。販売場所はスーパーラッキー、フォトハウスウインク、登別中央ショッピングセンター・アーニス、市役所売店、登別商工会議所、セイコーマートなりた、温泉市場。

 同協議会の川田弘教さんは「3市の魅力を感じてもらう企画として毎年行っています。抽選で特産品が当たるほか、収益はまちづくりの基金として活用しています」と話している。

 問い合わせは同協議会事務局の寺島さん、携帯電話080・5725・9938へ。
(石川昌希)





   ■ 伊達で西胆振整形外科医会が小中学生球児を野球肘検診

 高校野球で延長・タイブレーク制が導入されるなど、選手の体調管理やケアが進められている。西胆振整形外科医会メディカルチーム(神島博之代表)は昨年から、胆振西部の小中学生球児を対象とした「野球肘検診」を実施している。将来を担う球児のため症状の早期発見、早期治療に取り組んでいる。

 「野球肘」は、無理な投球フォームや繰り返す投球動作による疲労などが原因。最悪の場合は手術が必要で、投手を続けることが困難な場合も。成長期に多く、特に小学高学年から中学生に発症するという。

 「発症すると痛みのほか、(腕が)伸びなくなることがある」。年に数人は発症する選手がいて、野球肘は珍しいケースでもなく、人ごとではないという。

 そう話すのは、17日に会場を提供した同メディカルチームの一人、目良浩一伊達聖ヶ丘病院院長。検診は同病院を一日中開放し、メンバーとともに180人の選手一人一人にエコーを使って肘の状態を診た。さらに理学療法士らが、ストレッチングなど具体的な体のケアを紹介。球児や指導陣は今シーズンを駆け抜けた体のケアの重要性を学んでいた。

 少子化などの影響から、多くのチームの選手は複数の守備に就く。特に要となる投手を兼務する選手は多い。西胆振少年野球連盟副会長で長和ジュニアスワローズ監督の猪狩庄市さん(82)は「最低でも3、4人の投手を育てている。ストレッチングなどとても参考になる」と話していた。
(奥村憲史)





   ■ 強盗…人命優先対応、伊達で胆振西部の郵便局員が訓練

 胆振西部の郵便局でつくる北海道胆振地区連絡会胆振西部会(伊藤浩幸部会長)の強盗対策模擬訓練が19日、伊達市山下町の伊達駅前郵便局で行われ、強盗が現れた場合の対応を確認していた。

 胆振西部1市3町の郵便局から15人ほどが参加した。訓練は、犯人役の伊達警察署の警察官が「ATMがうまく動かない」と、局員に模擬のナイフを突き付けて金を要求する―という想定。参加者は冷静に対応してバッグに金を入れて犯人に渡し、逃げる後を追い掛けた。逃走後に110番通報し、着衣や人相、逃げた方向などを伝え、駆け付けた警察官の質問に答えていた。

 同署生活安全課生活安全係の飯田浩之主任は「犯人の要求は少しずつ聞いていくことで時間稼ぎになる。人命が何より最優先。人相や着衣を確認してもらえれば良いです」と講評した。

 伊藤部会長は「適切な対応を確認できました。普段の窓口でも意識してほしい」と話していた。
(池田勇人)





   ■ 雪上の熱戦、あつま国際3本引き大会の参加チーム募集

 厚真町の冬を熱くする一大イベント「第13回あつま国際雪上3本引き大会」(同実行委員会主催)が来年1月19日、本郷のかしわ公園野球場で開かれる。既に参加チームの募集が始まっており、先着60チームが参加できる。

 「3本引き」は雪原の特設コートに長さ16メートルの綱を川の字状態で3本置き、綱引きの要領で先に2本を自陣に引き入れれば勝ち。ルールは単純だが、綱の引き方や選手の配置など、スピード感と瞬時の判断力が勝敗を分ける。3セットマッチで1セットの時間は40秒。1チーム8人(女性1人含む)でプレーし、選手登録は16人まで可能。

 今年1月に行われた12回大会は、胆振東部地震で開催が危ぶまれたが、道東方面など全道各地からの参加もあり、過去最高の58チーム、約千人が参加した。被災地でのボランティアに当たるチームも参加するなど、町民と参加者が一体となり、震災を忘れて笑顔で楽しんだ。

 第13回大会のエントリーは12月20日まで募っている(60チームに達した時点で募集は終了)。優勝チームには、賞金20万円と厚真産のさくら米80キロを贈呈。入賞チームは2位が10万円とさくら米40キロ、3位は5万円と米20キロ、4位は3万円と米15キロが贈られる。

 参加料は1チーム8千円(昼食にそば、おにぎり付き)。詳細は同実行委事務局、電話0145・27局2456番へ。
(佐藤重伸)






【2019年11月21日(木)夕刊】より


   ■ 「ボージョレ」が解禁、札幌市内のセコマでイベント

 セコマ(本社札幌、丸谷智保代表取締役社長)は21日午前0時、「ボージョレ・ヌーボー2019」の解禁カウントダウンを札幌市内のセイコーマート南8条店で開催した。解禁を待ちわびた多くの来店客がフランス産の新酒ワインを買い求めていた。

 同社によると、今年の「ボージョレ・ヌーボー」は、産地の天候がぶどうの熟成に適していたため、質が非常に良く、素晴らしい出来に仕上がっているという。同社で取り扱う商品は3種類。今年初めて販売する「ボージョレ・ロゼ・ヌーボー2019」は、華やかな色合いとフルーティで辛口な味わいが特徴。1880円(本体価格)。

 「ボージョレ・ヌーボー2019」は、丁寧に収穫されたガメイ種のぶどうから作られたワイン。1780円(同)。「ボージョレ・ヴィラ―ジュ・ヌーボー2019」はボージョレ地区の中でも厳選された村で手摘みしたぶどうで作ったワンランク上のワイン。2080円(同)。いずれも750ミリリットル。
(箱崎文嘉)



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