室蘭民報WEB NEWS
トップ 最新ニュース 過去のニュース むろみんトーク つり イベント情報 会社案内

【2019年11月19日(火)朝刊】より



   ■ 五輪マラソンと競歩の発着点は札幌・大通公園で了承

 東京五輪のマラソン・競歩の札幌開催に向けた第2回実務者会議が18日、札幌市内で開かれ、焦点となっている発着点はマラソン・競歩ともに、中心部の大通公園(中央区)とすることで了承した。

 組織委の森泰夫大会運営局次長、市スポーツ局の中田雅幸局長、道環境生活部の築地原康志部長らが出席。非公開で行われ、組織委が大通公園を発着点とするコース案を提案して了承された。マラソンはススキノや中島公園、北海道大学構内などを巡る北海道マラソンをベースにした2周コース、競歩はJR札幌駅南口から中島公園まで一直線の札幌駅前通が主体となる見通し。日程に関する具体的な話はなかった。

 終了後取材に応じた森氏は、マラソンと競歩の発着点を大通公園とするメリットについて(1)同じ会場とすることで人員体制などを共通化できる(2)平らな土地があり仮設物などを作りやすい(3)既存の北海道マラソンの知見を得られやすい―を挙げた。

 その上で「喜んでもらえるコースを目指し、12月上旬の国際オリンピック委員会(IOC)理事会に提案したい。検定は雪解け後の春になるが、対応できる」と述べた。IOCへの提案前に3回目の実務者会議を開く予定。

 大通公園では毎年7、8月にビアガーデンをメインとした「さっぽろ夏まつり」が開かれている。中田氏は「市民生活やイベントへの影響を少なくするよう、周辺施設の活用を含めて担当レベルで協議したい」と語った。
(有田太一郎)





   ■ バス補助路線が17系統に急増―室蘭市、利用促進策急ぐ

 室蘭市が生活交通路線維持確保のため赤字路線に対して実施しているバス事業者への補助金が2018年度(平成30年度)、当初予算の1.6倍に当たる約840万円に上ったことが、同年度決算で分かった。補助対象の運行系統は前年度の倍近い17系統に急増しており、市は対策を検討している。

 同補助金は、市民の日常生活に欠かすことのできない市内バス路線の維持確保が目的で、道南バス(室蘭)の赤字路線に対して行われている。

 市によると、18年度の当初予算に補助金517万4千円を計上したが、決算額は842万7500円に上ったため、不足額を流用して対応した。市内線は31系統あるが、補助対象は半数超の17系統だった。

 近年の補助実績は10系統前後で推移していたが、燃料単価の高騰や車両更新にかかる減価償却費などを主要因に増加したという。直近では14年度9系統、15年度10系統、16年度が12系統、17年度9系統に補助している。

 起点から終点まで平均してバスに乗車している人数を表す平均乗車密度については、17系統の平均で約4人だった。最も多い系統では6・2人を数えたが、最も少ない系統では1・1人にとどまっている。

 道南バスの担当者は「便数やダイヤ改正の中で各種見直しを進めているが、燃料の高値が続いている。19年度の申請はこれからになるが、状況は大きく変わっていない」と現状を説明した。

 市は「公共交通の基幹はバス路線」とし、利用促進策を急ぐ。バス路線を分かりやすく示すマップ作製や、希望者向けの「マイバス時刻表」作製を進めるほか、次年度以降には高齢者向けの乗り方教室開催なども検討中だ。

 市地域生活課の本間大輔主幹は「今後の状況によっては市財政に大きな影響も懸念される。利用者の減少もあり、今後事業者に対して行政が何をすべきかという視点でヒアリングを行いたい」と話している。
(鞠子理人)





   ■ ミニツリーかわいいね、室蘭・地球岬小児童館で工作会

 クリスマスまで約1カ月に迫った18日、室蘭市母恋北町の地球岬スクール児童館で、ミニツリーの工作会が始まった。参加した子どもたちが緑や白に色付けされた松ぼっくりを思い思いに飾り付けると、館内はひと足早い華やかな雰囲気に包まれた。

 工作会は3日間の日程で、初日の18日は時折、強い雨が降るあいにくの天候にもかかわらず1〜5年生の15人が参加。子どもたちは、大きな実になると高さが約15センチもある本州産の松ぼっくりにビーズやスパンコールなどを接着剤で付けて、30分ほどでツリーを完成させていた。

 2年生の芝原叶君(7)は「結構上手にできた。飾りのコンビネーションがお気に入り」、3年生の高沼孝祐君(8)は「いろいろデコレーションしてきれいにすてきにできた」と満足げだった。
(野村英史)





   ■ NHK杯胆振中学バド新人大会、伊達と登別緑陽が1位独占

 第39回NHK杯争奪胆振中学新人バドミントン大会が16日、登別市総合体育館で行われた。個人戦、団体戦ともに男子は伊達、女子は登別緑陽が1位を独占した。

 シングルス、ダブルスは男女各32人、32ペア、団体戦は各8校が出場した。男子のシングルス決勝は田部時生と三箇優弥の伊達対決となり、田部が2―1で接戦を制した。女子の団体決勝は登別緑陽と苫小牧光洋が対戦し、登別緑陽が2―1で勝利した。
(吉本大樹)

 結果は次の通り。

 【男子】
 ◇個人
 ▽単 (1)田部時生(伊達)(2)三箇優弥(同)(3)上田瑠依(苫小牧青翔)奈良宝(大滝徳舜瞥)
 ▽複 (1)土田翔太・佐々木直都(伊達)(2)伊達ア駿・七條蓮生(翔陽)(3)更科璃音・今井瀬那(苫小牧明倫)上田拓杜・佐々木遥斗(翔陽)
 ▽団体
 (1)伊達(2)翔陽(3)登別緑陽、苫小牧明倫

 【女子】
 ◇個人
 ▽単 (1)中川千咲音(登別緑陽)(2)福田茜(苫小牧青翔)(3)小野優那(苫小牧光洋)川口優奈(同)
 ▽複 (1)中村梨乃・渡辺優香(登別緑陽)(2)坂東希紗・若井優依(伊達)(3)清野遥音・安部さくら(苫小牧光洋)西川暖華・金子歩未(苫小牧緑陵)
 ▽団体
 (1)登別緑陽(2)苫小牧光洋(3)伊達、桜蘭





   ■ 結成40周年祝賀会で登別・鷲別ランナーズが飛躍誓う

 登別の少年野球チーム・鷲別ランナーズのチーム結成40周年記念祝賀会が16日夜、登別市中央町のホテル平安で行われ、チーム関係者が節目を祝い今後の飛躍を誓い合った。

 現役、OB選手や家族、指導者など約120人が出席した。小学校1〜6年生の現役選手20人の入場行進で幕開けした。入場曲は、阪神甲子園球場で行われる全国高校野球選手権大会でおなじみの「栄冠は君に輝く」。40周年を機にデザインが一新されて今シーズン着用したユニフォーム姿のナインが、「いちに、いちに」と元気良く入場した。

 主催者を代表して、40周年記念協賛会の森岡亮二会長(父母の会会長)があいさつ。自身も10期の卒団生であることを報告して「30年経過した今でもランナーズの活動が続いているのは、OBや地域の人たちの協力のたまものです」と感謝した。

 来賓を代表して、登別市少年軟式野球連盟の杉尾直樹会長が「少年野球は支え合うことやあいさつ、規律、チームワークを学ぶ場でもある。培ったことを忘れずに、地域を背負って立つ存在になってほしい」と呼び掛けた。祝杯のあいさつに立った鷲別小の中村完校長は「グラウンドで元気に練習している姿を、毎日見ています。ランナーズの魂を持ち続けてください」と述べ、祝宴に入った。

 会場では結成以来の歴代ユニホームや過去の大会で獲得したトロフィーなどが展示された。近年の活動を紹介する動画も流れた。出席者は記念撮影をしたり野球談議に花を咲かせたりと、終始和やかな雰囲気の中でチームの足跡を振り返っていた。

 鷲別ランナーズは1980年(昭和55年)、登別市内初の少年野球チームとして結成。昨年室蘭・登別両市で行われた高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道予選大会に出場。ベスト8入りを果たした。
(石川昌希)





   ■ ステージ発表など多彩に…伊達高等養護学校で学校祭

 伊達高等養護学校(清水豊校長、140人)の第39回学校祭が16日、松ヶ枝町の同校で開かれた。ステージ発表や製品の販売などを行う学科企画などがあり、多くの保護者や地域住民らでにぎわっていた。

 午前中のステージ発表では、音楽部をはじめ、各学年が合唱や合奏を披露。生徒たちは美しい歌声を会場の体育館に響かせた。

 午後は学科企画。各学科で作っている木工製品や陶芸品、工芸品の販売をはじめ、体験コーナーなども用意された。

 生徒たちは「いらっしゃいませ」と大きな声で接客。各学科とも多くの来場者が詰め掛け、目当ての品を買い求めていた。
(池田勇人)





   ■ そうきたか!そうべつフォトコン、中山さんが最優秀賞

 壮瞥町主催の「そうきたか!そうべつ第3回フォトコンテスト」の受賞者が決まった。最優秀賞には壮瞥町在住の医療ソーシャルワーカー、中山夏生さん(36)の「閉じ込めた春の日」が選ばれた。水晶玉を使い、風景を逆さにしたアイデアの斬新さが評価を得た。

 コンテストは同町内で撮影した写真であることが条件。テーマは「『そうきたか!』と思える、とっておきのスポット」。7月から9月に募集。42人から127点が寄せられた。同町周辺だけではなく遠くは兵庫や熊本などからも応募があった。被写体としては、洞爺湖や壮瞥公園、昭和新山、果樹園での1枚が目立つという。

 町民をはじめ、そうべつ観光協会や町の職員21人で審査し、最優秀賞(1点)、協賛のビックカメラ賞(3点)、入選(8点)を選出した。 最優秀賞の中山さんの写真は、洞爺湖を望む壮瞥公園で今年5月に撮影した一枚。地元では「梅公園」と呼ばれており、公園内の満開のウメと洞爺湖の中島を水晶玉を通して逆さにした発想力の高さが評価された。中山さんは「待ちに待った春。逆さまになったウメと中島はやっぱり素敵だと思う」とコメントしている。

 町企画財政課企画広報係の藤川将司さんは「毎年応募してくれている人はもちろん、初めて応募してくれる人もいた。コンテストが壮瞥町に足を運ぶきっかけになればうれしい」と成果を強調していた。受賞作品は町のホームページで公開されている。
(池田勇人)

 最優秀賞以外の受賞者と作品名は次の通り。(敬称略)

 ▽ビックカメラ賞
 野呂圭一(洞爺湖町)「壮瞥町オーロラ!?」、田澤康史(奈井江町)「星まわる梅園」、大野みき(壮瞥町)「ぶどうの妖精」

 ▽入選
 吉村登美子(千歳市)「春満開」、小林泉(函館市)「落日に染まる」、大堀恵(苫小牧市)「『冬の観測』してみ隊」、熊谷良平(伊達市)「小さな可愛い小島」、伊部英敏(豊浦町)「虹の架け橋」、竹崎良子(札幌市)「梅の香と星の歌」、佐々木美穂子(豊浦町)「洞爺湖羊蹄山を背に眠るクマ」、近藤那月(苫小牧市)「ぼくとママはさくらんぼ」





   ■ 白老アイヌ協代表理事・山丸さんが講演、思いなど語る

 白老アイヌ協会代表理事の山丸和幸さん(71)を話者に招いた「フチ・エカシのお話」(同実行委員会主催)が16日、白老町コミュニティセンター内の「かふぇピラサレ」で行われ、山丸さんは「アイヌとして生きる」思いなどを語った。

 約30人が耳を傾けた。「親に、お前はアイヌの血が入っているということは言われたことはありません。言う必要がなかったんだと思います」と山丸さん。「高校のとき、初めて自分の戸籍謄本を見て、自分がアイヌだと意識しました」と話した。ポロトコタンでの土産店、旧アイヌ民族博物館での仕事ぶりを説明、「マリモの唄」を歌った。

 象徴空間「ウポポイ」に関しては「来た人たちが満足して帰ってもらえるかどうかが一番大事だと思う。気掛かりなのは踊りも社台で一生懸命やっている。それはそれで大変素晴らしいことなんだけれど、なんせ内々だけでやってしまってないか。阿寒なんかに目の肥えた人方がいるわけですから、彼らにも見てもらったりすることが大事。建物も素晴らしいけど、踊っている人たちも素晴らしいなぁっていうのが一番大事になってくるのかな」「他の国の先住民族のあり方を見ることによって、今のアイヌはどうなんだろうと考えさせることができる。ぜひ民族交流をすべき」などと熱っぽく語った。
(富士雄志)






【2019年11月19日(火)夕刊】より


   ■ 学んだ成果多彩に発揮、室蘭・2専門学校が合同学校祭

 北海道福祉教育専門学校と北斗文化学園インターナショナル調理技術専門学校合同の学校祭が16、17日の両日、室蘭市母恋北町の同福祉教育専門学校で行われ、学生らが日ごろの学習の成果を生かした出し物で来場者を楽しませた。

 今年のテーマは、改元と「皆の願いが叶(かな)う」をかけ「令和願年」。17日の一般公開は、300人以上の来場者があった。

 自立支援介護福祉学科は、学生らが将来介護施設で働くことを見据えて「手浴」を出し物に。来場者は、ラベンダーとオレンジオイルの香りが漂うぬるま湯に手を浸し、学生らのマッサージでリラックスしていた。

 室蘭市大沢小5年の笹谷菜々さん(11)は「マッサージは痛くなくて気持ちよかった。お姉さん(学生)たちも優しかった」とニッコリ。学生手作りのカレーライスや肉まんなどが楽しめるフードコートをはじめ、劇なども人気を集めていた。
(西川悠也)



↑↑
ページTOPへ



当ホームページに掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。
すべての著作権は室蘭民報社に帰属します。