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【2019年11月17日(日)朝刊】より



   ■ 室蘭・中島町ふれあい広場にイルミネーションが点灯

 室蘭・中島町ふれあい広場が16日、イルミネーションで飾られた。来年2月末までの期間、時計塔や藤棚、街路樹などが1万6500個のLED電球で照らされている。

 室蘭地方電気工事業協同組合青年部による地域貢献活動の一環で、今年で3回目の取り組み。前日からの作業に計15人が参加し、高所作業車で街路樹への飾り付けなどに取り組んだ。

 作業を中心的に行った三好電気工事(伊達市松ヶ枝町)の三好和美専務は「寒くなる前に飾り付けを終わらせようと思っていたが、急に寒くなってしまった」と苦笑い。それでも「広場近隣の人から『明るくてきれいね』との声は、うれしいね」と話していた。

 点灯は毎日午後4時から翌日午前2時まで。
(北川誠)





   ■ 室蘭でプログラミングから電子工作の工夫や苦労発表

 むろらんICTクラブ(NPO法人くるくるネット主催)の本年度最終回となる第4回講座が16日、室蘭市中島町の生涯学習センター・きらんで開かれ、参加した小中学生がプログラミングから作り上げた監視カメラなど電子工作の発表会を行った。

 楽しくプログラミングを学ぶ講座として5月に始まった。ICT(情報通信技術)への関心を高めてもらう目的で、2020年度(令和2年度)の小学校プログラミング必修化を見据え、「技術者が育つ土壌づくり」も開催の背景。

 初年度となった今季は10組の親子が参加し、超小型パソコン「ラズベリーパイ」とプログラミング言語・scratchを使って各種制御プログラムを自作、電子工作を最終目標に講座を進めてきた。

 発表会では、参加者がプログラム内容と電子工作を披露し、工夫や苦労を語った。赤外線センサーとウェブカメラを組み合わせた監視カメラを自作した田中耀大君(小学3年)は「特に難しくなかった」と頼もしく語った。

 超音波を使った近接センサーを組み込み、ブロックやキャタピラで戦車を作った若狭飛王君(小学5年)は「タイヤが動かなくなった時は苦労しましたが、部品の組み合わせを変えることで動くようにできました」と発表していた。

 講師の永井拓史さん(ソーシャルキャピタルインテグレーションシステムエンジニア、研究開発工房tn―works代表)が講評。参加者たちの挑戦をたたえながら「苦労から学ぶことの大切さ」などについて助言していた。

 主催した鳥山晃理事長は「講座内容が少し難しいかとも思いましたが、子どもたちの吸収力に驚き、小さなころから学ぶ重要性を再認識しました。ぜひ来年も継続したい」と、開催の意義に手応えをつかんでいた。
(鞠子理人)





   ■ 増川弁護士と室工大生2人が宮古でボランティア

 北海道みらい法律事務所(室蘭市東町)の増川拓弁護士と室蘭工業大学生2人が4日、台風19号で土砂災害の被害を受けた岩手県宮古市で、住宅周辺の泥の撤去作業をボランティアで行った。3人は「作業後に被災者から『これで安心して暮らせます』と言葉を掛けていただけたのがうれしかった」と振り返る。

 増川弁護士と一緒にボランティアを行った室工大生は、土木を学ぶ遠藤幹大さん=大学院2年、林川敬行さん=3年=で、ボランティア仲間。昨年9月の胆振東部地震発生後、宮古市は室蘭市に大量の救援物資を届けており、今回のボランティアは“恩返し”の意を込めて行った。 

 3人は4日、全国から集まったボランティアとともに、宮古市愛宕地区の住宅庭で、泥を土のう袋に入れて指定場所に運ぶ作業を約6時間繰り返した。住人の高齢女性は1人暮らし。台風接近時には、住宅内でおびえていたという。

 増川弁護士は「さまざまなケースを想定した防災計画を作る重要性を感じた」と感想。遠藤さん、林川さんも「ボランティアで得た経験を今後に生かしたい」と話している。
(西川悠也)





   ■ 室蘭・高砂5丁目公園に落ち葉プール「楽しかった」

 室蘭市高砂町の高砂5丁目公園で16日、室蘭工業大学の学生らがアイデアを出したイベント「秋のプレーパーク」が開かれ、家族連れを中心に市民らが訪れ、落ち葉プールや段ボールのそり滑りなどを楽しんだ。

 公園は15日からの雪ですっかり冬景色に。室工大の大学院生と学生、地域住民ら計30人が協力して会場を設営し、来場者をもてなした。子どもたちは落ち葉を大量に集めたプールや傾斜を利用した段ボールそり滑りをはじめ、どんぐりストラップ作り、焼き芋などを楽しみ、大学生とも交流を深めた。

 食事を提供する「マルシェ」では、パンドミック(天神町)、やきとり伊勢広(中島町)が出店し、パンやおでんを提供して来場者に喜ばれた。室工大生で組織する「高砂5丁目公園プレーパークプロジェクト実行委員会」の杉村崇斗委員長(大学院1年)は「子どもが外で遊ぶ場所が少ないので、こういう機会に楽しんでもらえたら。イベントをきっかけに、地域住民や市職員の皆さんとも連携が取れるようになりました」と感想を話していた。

 落ち葉プールではしゃいでいた楢屋あさひさん(みなと小2年)は「みんなと遊べたのが楽しかったです」と、一緒に遊んでくれた大学生に感謝していた。

 プレーパークは実行委と地域住民による「高砂5丁目公園コミュニティ」が年3回開催し、市民に季節ならではのイベントを提供している。
(奥野浩章)





   ■ 登別で民家内部全焼し1人死亡、幌別児童館の一部延焼

 16日午後3時ごろ、登別市幌別町3の民家から出火、木造平屋建ての内部を全焼して約2時間半後に鎮火した。焼け跡から1人の遺体が見つかっており、室蘭署は連絡が取れていないこの住宅に住む60代の男性の可能性もあるとみて身元の確認を急いでいる。

 登別市消防本部などによると、現場は道道沿いの住宅地にあり、民家と道路を挟んで向かいにある自動車保険会社役員から「民家から煙が出ている」と119番通報を受け、同本部が消火活動に当たった。住人の男性は1人暮らしという。

 火災発生当時、登別市では強風注意報が発令されており、最大風速は7・9メートル、最大瞬間風速は16・9メートルだった。道路へ向かって火柱が大きく伸び、向かい側にある幌別児童館の一部に延焼したが、人的被害はなかった。周辺は広範囲に煙が立ち込めたほか、日中の火災とあって一時騒然となった。

 この火災で、幌別町1〜3の道道(延長1・1キロ)が午後4時から一時通行止めになった。室蘭署などでは出火原因などについて詳しく調べている。


◆―― 「一気に火の手」

 登別市幌別町で発生した住宅火災は、強風により火の粉が周囲に飛び散った。道路を挟んでほぼ真向かいにある幌別児童館にも飛び火するなど、近隣住民らは不安げな表情で消火作業を見守っていた。

 複数の住民によると、出火場所に住んでいる60代の男性は、近くのコンビニエンスストアへ買い物に行く姿は見られたものの、「外で見ることは少なかった」という。119番通報をしたという近くの男性は「最初は湯気のように煙が上がっていたが、一気に火の手が上がった」と話した。

 出火当時、近くの幌別児童館では8人ほどの子どもたちが利用していたが、職員の女性によると「煙の臭いで窓の外を見て火災に気付いた。すぐに保護者に連絡をして子どもたちを迎えに来てもらった」という。子どもたちにけがはなかったが、強風で火の粉が舞い、児童館からも煙が上がったとみられる。出火場所の隣に住む女性は「まさか近くで火事になるとは。無事でいてほしい」と祈るように話した。





   ■ 登別市男女共同参画作品展表彰式で受賞46人たたえる

 登別市男女共同参画社会に向けた作品展の表彰式(同参画社会づくり推進会議主催)が16日、富士町の市民会館で行われ、優秀作品に輝いた46人をたたえた。

 市は男女共同参画週間(6月23〜29日)に合わせて、家庭や学校などで男女共同参画を考えるきっかけづくりの一環として、作品展を開催。今年で10回目を迎えた。市内に居住、通勤・通学する小学校4年生以上を対象に、標語と習字、ポスターの作品を募集。全1298点(標語314点、習字961点、ポスター23点)が集まり、6月に同会館で展示した。

 表彰式には各部門で最優秀賞と優秀賞、入賞、特別賞に選ばれた子どもたちのほか、家族など約100人が出席した。伊藤嘉規副市長から受賞者一人ずつに表彰状と記念品が手渡された。家族らが見守る中、子どもたちはちょっぴり緊張と恥ずかしさが入り交じった表情を見せながらも、「ありがとうございます」とはきはきとした返事で受け取っていた。

 伊藤副市長が「素晴らしい作品がたくさん集まりました。作品展が男女共同参画の推進と、子どもたちの成長につながることを願います」とあいさつした。男女共同参画にちなんだクイズタイムも設けられた。
(石川昌希)





   ■ 伊逹・有珠善光寺の檀家らが放水銃操作し防火訓練

 伊達消防署(今村浩幸署長)は15日、「伊達市の文化財を守る訓練と立入検査」を有珠町の有珠善光寺(木立大忍住職)などで実施した。10月末には沖縄・首里城で正殿などが焼失する火災があったばかり。参加者は真剣な表情で訓練に臨んでいた。

 伊達市での訓練は1月26日の文化財防火デーを前に、厳冬期を避けて毎年11月に実施している。

 同署によると、首里城の火災を受け、消防庁からは文化財の防火に関して注意喚起の通知が10月31日付で出ていたという。

 国指定史跡の有珠善光寺では、檀家(だんか)や地元自治会などから関係者約20人が参加。本堂から出火し、初期消火ができなかった想定で訓練に入った。参加者が本堂から文化財に見立てた木箱を屋外に搬出。近くの放水銃から水を出し、操作の流れを確認する場面があった。水消化器を使った消火訓練や消防署員らによる立ち入り検査も行われた。

 同署予防課の渡辺安予防課長は今年4月のフランス・ノートルダム大聖堂や首里城の火災を例示し、「一度焼失すると回復はできない。今後も地域や檀家の方の協力の下、防火をお願いします」と呼び掛けた。

 有珠善光寺の木立大成副住職(36)は「有珠善光寺としても気を付けなければいけない。この訓練を機会に、火事が起こらないように気を引き締めていく」と話した。

 同日は、梅本町の旧三戸部家住宅や迎賓館でも訓練を行った。
(池田勇人)





   ■ 壮瞥町P連研究大会で子どもたちに必要な六つのC学ぶ

 壮瞥町PTA連合会(藤澤憲隆会長)の第66回研究大会が16日、壮瞥町滝之町の地域交流センター山美湖で開かれた。情報通信技術を生かした地域づくりなどを行う「WISH SIDE」(札幌市)の小賀聡代表(59)が、これからの時代に子どもたちが身に付けるべき力を解説した。

 会員や教育関係者、中高生ら約140人が参加。講演で小賀さんは、来年から始まる第5世代移動通信システム(5G)など、“ワクワク”することを例示。“ワクワク”の創出には感性を磨く重要性を唱え、ユーモアと21世紀に必要な六つのCが求められると指摘した。

 六つのCは(1)コラボレーション(人間関係を築く力)(2)コミュニケーション(協働する力)(3)コンテンツ(言葉を選ぶ力・映像を読み解く力)(4)クリティカルシンキング(問題を発見する力)(5)クリエイティブイノベーション(創造する力)(6)コンフィデンス(自信を持って伝える力)。

 小賀さんは「(六つのCは)家庭、学校、地域の教育で意識して伸ばせる。一つでも得意な力を見つけられると他の五つの力も相乗効果で向上していく」と何か得意な能力を上げる大切さを強調した。

 「これからは上司や社長から与えられた問題に対して、一番最適な答えを短時間で調べ上げて伝えられる人材が求められる」などと持論を展開していた。
(池田勇人)



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