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【2019年11月13日(水)朝刊】より



   ■ 室蘭の「ぷらっと・てついち」にシェアショップ開業へ

 室蘭市輪西町の複合商業施設「ぷらっと・てついち」が生まれ変わる。ゲームコーナーだったスペース(84平方メートル)を借り上げ、販売の場を提供する「シェアショップ」が12月3日、オープンする。開業するのは主婦の鈴木よしかさん。店舗を共有したり、時間帯でスペースを貸し借りできる市内初の経営モデル。運営する輪西中核施設協同組合は「施設の魅力が高まる」と注目している。

 シェアショップは一つのスペースに複数が出店するシェア(共有)型店舗。多くの女性が多彩な才能を持ちながら発信の場に苦しんでいることに着目。オリジナル商品を自由に販売してほしい―との願いを込めた。

 店名は「ハンドメイド&ハンドワークショップ瑚珀(こはく)」。店舗内スペースをシェアすることで人件費のほか、店舗運営や初期投資を抑え、出店を容易にできる点が特長。

 シェアリングにより店を構える投資面などのリスクが低いため、固定観念にとらわれないアイデアを生かした新サービスや商品を生み出せる。店側には目新しい商品を低リスクで仕入れることができるメリットがあり、出店者は期間を区切ったり、出張販売するなどの柔軟な販売体制が取れる。

 ビジネスの仕組みは、レンタルボックス(縦29センチ、横59センチ、奥行き28センチ、計60枠)、レンタルスペース(7区画)、レンタルルーム(3部屋)の各サービスを貸し出す。

 「好きな時間に好きな仕事をしてもらう」(鈴木さん)ため、利用はレンタルスタイルに応じ、「1日」、「曜日」、「月」単位での契約が可能。売り上げは全額契約者に還元される。

 鈴木さんは9年前に、個人事業主としてアクセサリーパーツをオンライン販売するショップを立ち上げた経験を持つ。夫の仕事の関係で廃業したが「女性の仕事を盛り上げたい」と、室蘭商工会議所の創業スクールに通いビジネスノウハウを学んだ。

 女性が楽しめるイベント「ムロランセレクト」の実行委員に携わるなど、ニーズをリサーチし、検証を繰り返す中でシェアショップのアイデアが浮かんだ。

 3年ぶりに新たな店舗が入ることが決まり、同組合も動向を注目。松永英樹代表理事は「とても面白い試み。施設の新たな盛り上がりにつながる」と期待。既にスペースレンタル利用の予約が入っており、市の創業支援事業補助金を活用するという。

 鈴木さんは「活動拠点を持ちたい人など、起業のきっかけにつながる。家事や育児、介護で忙しい女性でも趣味や特技を生かした夢をかなえるお手伝いがしたい」と呼び掛けている。

 問い合わせはメールアドレス(589@cohaku.ocn.net)へ。
(粟田純樹)





   ■ 撮りフェスin室蘭の入賞作品が発表、大賞に高橋さん

 写真を通して室蘭の魅力を広める24時間滞在型イベント「撮りフェスin室蘭2019」(7月6、7日・同実行委員会など主催、室蘭民報社など後援)の入賞作品が12日発表された。大賞には高橋由衣さん(札幌市)が撮影した白鳥大橋の写真が選ばれた。室蘭民報社賞は、兵庫県洲本市から参加した光永純起さんの坂から見下ろす工場群の作品が受賞した。

 参加者は4〜79歳の388人から合計1074点の応募があった。受賞・入選に選ばれたのは46点。10月下旬に日本を代表するアートディレクターやカメラマンによる審査と室蘭市内での審査で決定した。

 大賞作は、祝津町の白鳥大橋展望台にある1階の窓から大橋を撮影。連なる窓からの映像がモノクロフィルムのような印象を思わせる幻想的な仕上がり。

 審査員の葛西薫さんは「墨絵のよう。室蘭が写された、撮りフェス初めての視覚体験と言おうか。美しい。新鮮。まさに群を抜いた写真」と絶賛。山口一彦さんも「今までに見たことがないアングルの写真。窓ガラスが汚れているのがより一層幻想的になっていて、パリの古い写真のような感じがして、モノクロ表現にしたことによってアートな写真に仕上がっている。どんなおしゃれなポスターになるか楽しみである」と評した。

 高橋さんは「白鳥大橋を水墨画のびょうぶに見立てて撮影した。祖父ゆかりの地である室蘭。その懐かしい、きしむ鉄と潮の香りが少しでも伝われば幸いです」と喜んだ。
(北川誠)





   ■ 「鐵の人」準備着々…来月12、13日に室蘭で演劇公演

 12月12、13日に室蘭市輪西町の市民会館で開かれる演劇公演「鐵の人―室蘭の製鉄業の祖 井上角五郎の半生」。室蘭での稽古開始を目前に控え、市民キャスト12人の衣装合わせが6日行われた。市民キャストらは衣装に袖を通し、近づく本番に向け、意気込みを見せていた。

 衣装の着物は、竹野真理子さん、森元真奈美さんをはじめ、市民から寄贈された。市民キャストは竹野さんと森元さんに着付けしてもらい「すてきな着物を着て舞台に立てるのがうれしい」と話していた。

 角五郎の妻・スエ子役を演じる市民キャストの大原妙さん=宮の森町=は「初めての出演です。現在は前回公演のDVDを見ながら勉強しています。角五郎の妻役ということで、角五郎が心休まる演技ができたらなと思っています」と目を輝かせていた。

 公演時間は12日が午後2時(開場午前10時)、13日が午後6時半(同午後2時)。チケットは前売り一般2千円(当日500円増)、高校生以下千円(同)。未就学児無料。イオン室蘭総合案内所、エルム楽器室蘭支店、室蘭観光協会、ぷらっと・てついち、登別市民会館、洞口書店(伊達市)などで販売している。

 問い合わせは室蘭VOX(ナニナニ製菓内)、電話0143・83局6854番へ。
(坂本綾子)





   ■ 室蘭の小学生バレーチーム・WIN海陽が全道大会で連続V

 室蘭の少年バレーボールチーム、WIN海陽・男子(三浦幸三監督)が、はまなす国体記念第30回ふかがわカップ全道小学生優勝大会、ななかまど杯第25回北海道小学生大会で連続優勝した。上背のなさをクイック攻撃や粘り強いレシーブなどの技術の高さで補い、強豪を撃破した。

 WINは、今秋に深川市で行われたふかがわカップに出場。初戦の上江別、準決勝のK・BOYS、決勝の深川JBにいずれもストレート勝ち。その後に行われたななかまど杯では、決勝トーナメント1回戦で札幌の強豪、サフィルヴァ北海道ジュニアと対戦。2―1で競り勝つと、決勝では全国優勝の実績もある岩見沢志文ファルコンズと激突。またもフルセットの接戦となったが、2―1で栄冠に輝いた。

 練習を重ねたクイック攻撃が躍進の原動力となった。150センチ台の選手がおらず、相手ブロックのタイミングを外すのは不可欠。セッターの茅野亮太(6年)がA、Cクイックを使い分けて相手を翻弄(ほんろう)すると、サーブでも守備ミスを誘った。小粒ながら「体幹はしっかりしている」(三浦監督)。従来の持ち味であるレシーブでも隙を見せなかった。

 接戦の連続となったななかまど杯。岩見沢戦では、エースの江良大和(6年)が3枚ブロックに遭うなど、かつてない厳しい戦いを強いられた。それでも勝ちを諦めなかった教え子たちに、三浦監督は「これほど緊迫感のある試合はなかった。強豪を相手に得意なことをやれた」と表情を緩める。

 16、17日には全国切符がかかる第17回北海道スポーツ少年団交流大会(深川市)が控える。茅野は「もっと攻撃の精度を高めていきたい」、江良は「強いチームに当たっても流れを悪くしなければ全国にいける」とそろって闘志をたぎらせた。
(吉本大樹)





   ■ 避難勧告発令を議論、登別で気象防災ワークショップ

 大雨による洪水災害を想定した「気象防災ワークショップ」(登別市、室蘭地方気象台共催)が12日、登別市幌別町の鉄南ふれあいセンターで行われた。登別、白老の職員26人が参加し、地図や気象データを囲んで活発に対応を議論。態勢強化や避難勧告などの発令のタイミングの難しさを実感した。

 室蘭地方気象台の職員4人が講師を務めた。参加者は、中小河川がある架空の自治体を想定し、大雨による河川からの洪水が懸念される状況での災害対策を4グループに分かれて議論した。

 気象庁のデータなどを基に洪水災害に備えるための態勢のほか、住民などへの情報伝達手段、「避難準備・高齢者等避難開始」や「避難勧告」などの発令の有無やタイミングなどを協議。グループによっては、避難所の開設や避難勧告などの発令のタイミングに違いが見られた。

 議論の中で参加者からは「避難に時間がかかる際、建物の2階に避難する“垂直避難”も考える必要がある」などの声が上がった。自治体における防災力向上に向けた課題についても議論された。

 市総務グループの山本賢二防災主幹は「人材育成という観点からも広く防災対応を職員に広げるため、今後は職員研修の一環として取り入れることも検討したい」と話していた。

 同気象台では、各自治体と協力して職員に防災対応を疑似体験してもらうためのワークショップを実施。今回、西胆振では初めて開催され、12月には伊達市でも行う予定という。
(高橋紀孝)





   ■ パワーリフティングの洞爺湖町・木藤さんが全国大会へ

 洞爺湖町の会社員、木藤大幹さん(43)が第22回北海道クラシックパワーリフティング選手権大会120キロ超級で、3種目の合計記録で標準記録の590・0キロを上げ、全国大会出場を決めた。昨年11月に出した自己ベストをわずか1年弱で32・5キロも更新し、仲間らを驚かせた。

 大会は13日に江別市であった。糖尿病の治療に筋力トレーニングが効果的と聞いて2014年(平成26年)からトレーニングに励む木藤さん。これまでマスターズ(39歳以上)では全国、世界大会の出場はあったが、今回初めて年齢に関係ない一般にエントリーした。

 バーベルを担いでのスクワット、ベンチプレス、床に置いたバーベルを持ち上げるデッドリフトをそれぞれ3回挑戦し、一番良い記録の合計重量を競うパワーリフティング。木藤さんはスクワットで210キロ、ベンチで150キロ、デットで230キロを上げ計590キロを記録した。

 これまでのベストは557・5キロ。大幅に自己記録を更新したが「目標は610キロだったので…」と厳しい表情。3月に三重県で開催する全国大会では、それぞれ10キロアップを目標にトレーニングに励む。

 練習で通う川越トレーニングジム(洞爺湖町本町)の代表で指導にも携わる川越和彦さんは「木藤君は練習で上げられない重さを本番で上げる勝負強さがある。まだまだ伸びしろがある」と大舞台でのさらなる飛躍に期待している。
(奥村憲史)





   ■ 豊浦で世界ホタテ釣り選手権ジュニア、吉田君が優勝

 第7回TOYOURA世界ホタテ釣り選手権ジュニア大会(TOYOURA世界ホタテ釣り協会主催)が10日、豊浦町の地域交流センター「とわにー」で開かれ、伊達市東小6年の吉田翔太君がチャンピオンに輝いた。来年3月の本大会にジュニア王者として出場する。

 水槽内で口を開いているホタテ貝に専用の仕掛けを入れて釣り上げるゲームで、独自の公式ルールで競技化された世界選手権のジュニア大会。小学生24人が参加した。

 大会では3分間に何枚釣り上げられるかを競い、予選2試合と上位3人による決勝戦が行われた。水槽に仕掛けを入れた選手たちは巧みに竿(さお)を操り、次々とホタテ貝を釣り上げた。会場からは「ホタテの気持ちになって釣れ」などと熱い声援が飛んでいた。

 決勝では10枚釣り上げた吉田君が2位に2枚差で優勝した。ホタテ釣り初挑戦でチャンピオンベルトを巻いた吉田君は「うまく釣れて楽しかった。本大会でも頑張ります」と笑顔で喜びを語った。
(高橋紀匠)

 ※吉田翔太君の「吉」は「土」に「口」





   ■ 震災の教訓生かそう―苫小牧で「地域防災フォーラム」

 昨年9月の胆振東部地震で大きな被害を受けた、厚真、安平、むかわ3町の防災担当者らが復興状況や当時の様子を語る「地域防災フォーラム」(胆振管内町内会連絡協議会主催)が12日、苫小牧市民会館小ホールで開かれ、参加した約200人が地域の絆を改めて再認識した。

 フォーラムは胆振東部地震から1年が経過し、冷静に振り返る場にするため同連絡協議会が開いた。この日は胆振管内9市町の町内会役員、一般住民らが参加した。

 「あの日を忘れない」と題したパネルディスカッションには、厚真町役場・吉田良行総務課長、むかわ町社会福祉協議会・加藤務事務局長、安平町追分地区町内会連合会・竹内享会長が参加。行政、福祉、住民―の立場から胆振東部地震を経験して得た教訓や震災直後からこれまでの歩みを詳しく紹介した。

 このうち、災害対策本部を担当した吉田課長は「土砂災害の現場などは工事が進んでいるが、住民の心のダメージを解消しなければ本当の復興は来ない」と現状を紹介。加藤事務局長は福祉の立場からボランティアの受け入れについて「ボランティアセンターの設置から運営までを担当したが、ボランティアが活動できる環境づくりが必要」と振り返った。竹内会長は「地域で力を合わせて取り組むことの大切さを感じた」と地域のコミュニケーションの大切さを訴えた。

 これに先立ち、北海道放送の報道部災害担当デスク・加藤健司氏が基調講演を行った。
(佐藤重伸)






【2019年11月13日(水)夕刊】より


   ■ 室蘭で税に関する作品展、標語など小中学生の力作展示

 室蘭市や登別市の小学生、中学生による税に関する標語やポスター、絵はがきを展示した「税に関する作品展」が、税を考える週間(11〜17日)に合わせ、室蘭市輪西町の市民会館1階で始まった。

 小中学生に「税の大切さ」「税の果たす役割」について学んでもらい、その知識や感想を作品にすることで、理解を深めてもらうのが狙い。標語は11校から応募があり、学校ごとにまとめてパネルで展示されている。

 室蘭税務署長賞など上位入賞した16作品とポスター7点、絵はがき19点はそれぞれ別のパネルに展示された。訪れた市民は「立派だね」と力作を眺めていた。

 時間は午前9時〜午後8時。入場無料。
(北川誠)



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