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【2019年11月7日(木)朝刊】より



   ■ 蘭西皮切りに5カ所で室蘭市の都市マス説明会始まる

 将来を見据えた室蘭市のまちづくりビジョン「都市計画マスタープラン(都市マス)」の見直しに向けた市民対象の説明会が6日夜、市内幸町の室ガス文化センターで始まった。参加した市民からは都市マスの実効性や港湾、防災についての位置付けを問う声が上がった。

 蘭東、蘭西、蘭北の3地域ごとに構想をまとめた都市マスの骨子案について市民から意見を聞く目的。12日まで市内5会場で開く。

 新しい都市マスでは、まちのコンパクト化を進める「立地適正化計画」との整合性を図って地区のまとまりをより大きく捉え、「地域別構想」を設定。蘭東が「西いぶり圏域の中心地」、蘭西が「観光・交流拠点」、蘭北が「自然とネットワーク」をキーワードに、それぞれ地域で取り組むべきことを挙げている。

 初日のこの日は10人が参加。市側が骨子案を初めて市民に示した。参加者からは都市マスについて「絵空事になるのではないか」といった実効性について問う声や、国が着手した祝津ふ頭の岸壁整備について「都市マスではどう捉えているのか」、さらに津波浸水想定区域との整合性についても質問していた。

 説明会終了後、中央町の会社経営の男性(49)は「まちづくりの展望がしっかりとまとめられた計画だと感じた」と語った。佐藤肇都市建設部長は「各会場で伺った意見を素案に反映させていきたい」としている。

 説明会は7日白蘭小(白鳥台)、8日蘭北小(港北町)、11日市生涯学習センター・きらん(中島町)、12日市民会館(輪西町)。いずれも午後6時半〜7時半。問い合わせは市都市政策推進室、電話0143・25局2592番へ。
(林帆南)





   ■ 市立室蘭総合病院、独法化も視野に検討―市長方針示す

 「室蘭市地域医療連携・再編等推進協議会」(会長・青山剛市長)の第9回会合が5日夜、同市保健センターで開かれ、市立室蘭総合病院(同市山手町)の開設者でもある青山会長は同病院の経営形態について、現行の自治体運営ではなく、地方独立行政法人化(独法化)への移行も視野に入れて検討を進めていく方針を明らかにした。

 会合は完全非公開で開かれたが、複数の関係者が明らかにした。公立病院の独法化は、全国に先行事例が多くある。同病院については、室蘭市地域医療あり方検討会が昨年5月にまとめた提言書の中でも、「地方独立行政法人への移行など、経営形態の見直しの検討も必要」と明記している。

 また、同協議会の議論でも、「市内3病院(市立室蘭総合、製鉄記念室蘭、日鋼記念)の連携・再編などに関する一つの手法」として、複数の医療機関や介護施設が一法人となり、良質な医療や介護サービスを提供する地域医療連携推進法人制度を室蘭で活用する際には、「赤字体質を脱却するため、まずは、市立室蘭総合が独法化すべき」などの意見も寄せられていた。

 市立室蘭総合の「新経営改革プラン」(2013〜20年度)の18年度(平成30年度)点検・評価報告書によると、利益指標となる「経常損益」は約2億7300万円のマイナス計上に。支出が収入を上回る厳しい経営状況が、改めて浮き彫りとなっていた。

 青山会長は室蘭民報の取材に対して、「市立室蘭総合の経営改善は必須だが、議論の内容は非公開。何もコメントできない」としている。ただ、3病院の連携・再編に向けた協議を円滑に進めるため、また、中長期的な病院経営の健全化を図るためには、より自由な意思決定に、迅速な経営判断や人件費節減も可能な「独法化は避けられない」と判断したもようだ。

 青山会長は、厚生労働省が9月26日に公表した「再編・統合の必要性がある」とした公的病院の中に、市立室蘭総合が含まれなかったことについて、「(リストには含まれなかったが)地域医療の将来のため、協議を進めよう―と、5日の会合でも確認した」と説明している。
(松岡秀宜)





   ■ ふるさと大使・八百坂さんが来蘭、名所を巡りPR約束

 東京で室蘭やきとりやカレーラーメンのご当地グルメを提供する居酒屋チェーン店「駒八」を展開し、地元の魅力PRに尽力する室蘭ふるさと大使の八百坂仁さん(71)が1日、室蘭市を訪れた。

 5日間の滞在中、道の駅や市場などを訪れてふるさとの魅力を肌で感じ、「これからも地域活性化のため、力を尽くしたい」と意気込んでいる。

 2日に旧室蘭駅舎(海岸町)で開かれた、旧室蘭駅舎公園(愛称・ぽっぽらん公園)の改修と蒸気機関車(SL)D51の移設完了記念セレモニー出席などのため来蘭。セレモニーを「SLの見学ピットを新たに設けるなど、地域の活性化に向けた努力を感じた」と語る。このほか、道の駅「みたら室蘭」や伊達市の北黄金貝塚なども巡った。

 5日には、室蘭市公設地方卸売市場(日の出町)内のカネサン佐藤水産を訪れ、地元産の旬の魚介類を見て回った。

 八百坂さんは室蘭市出身。2011年(平成23年)2月に室蘭ふるさと大使に委嘱された。17年6月には、日本居酒屋協会会長に就任した。
(西川悠也)





   ■ 力強く「全国バド優勝」、室蘭地区代表5人が市長表敬

 バドミントンの全国大会に出場する室蘭地区(西胆振)代表の5人が6日、青山剛室蘭市長を表敬訪問した。

 第28回全国小学生バドミントン選手権大会(12月21〜25日・徳島)に挑むのは、港南飛翔ジュニアバドミントンクラブの源野佑(室蘭みなと小6年)、伊藤柊雄(同6年)、菊池悠刀(同6年)、原田翔斗(同5年)と、登別バドミントンスポーツ少年団の丹羽驍(幌別小5年)。

 全道大会は8、9月に行われ、丹羽がシングルス、菊池・伊藤がダブルスでそれぞれ準優勝したほか、原田もシングルスで3位と健闘。個人戦はこの4人が出場する。

 団体戦は源野を加えた5人で勝負に臨む。5人は第20回関東小学生オープンバドミントン大会(9、10日・東京)にも出場する。主将を務める源野は「みんなと協力して優勝したい」と健闘を誓い、青山市長は「気持ちで負けないように、これまでの練習を信じてほしい」とエールを送った。
(鈴木直人)





   ■ ショパン国際ピアノコンクールで登別・林さんが全国へ

 第21回ショパン国際ピアノコンクールinASIA岩見沢地区大会の小学1、2年生部門で、林柚花さん(7)=青葉小1年=が銅賞を受賞し、全国大会の切符を手にした。このほど小笠原春一市長を表敬訪問。「全国大会も精いっぱい頑張ります」と目を輝かせた。

 地区大会は、10月14日に岩見沢市で開催された。林さんは、課題曲の中からバッハ(ペツォールト)の「メヌエット」、ブルグミュラーの「25の練習曲 やさしい花」を演奏し銅賞を受賞。実力が認められ、昨年度に続いて2度目となる全国大会の切符を手にした。

 全国大会は来年1月8日に神奈川県で開催。課題曲は、テンポが速く難しいノスコフスキの「ポロネーズ」。全国大会で優秀な成績を収めれば、同月12日に開催されるアジア大会に出場することができるとあって、日々のレッスンに熱が入る。

 母親と一緒に市役所を訪れた林さんに、小笠原市長は「体調に気を付けて緊張しないで頑張って」とエールを送った。
(高橋紀孝)





   ■ まちの課題、市民解決を―有志集い「伊達未来会議」

 伊達市民有志が集まり、将来のまちの在り方を議論する「伊達未来会議」がある。フェイスブック(FB)上で呼び掛け、十数人がそれぞれの意見を述べ、課題や自分たちにできる取り組みを考えている。会議を企画した浄土真宗本願寺派有珠山紋鼈寺の若院、奥田正弘さん(29)は「伊達の未来の課題は、自分たちで解決できる。行政に頼らなくてもできる取り組みはたくさんある」と意欲を見せている。

 奥田さんは今年6月、第1回の伊達未来会議を開催。その後、FBで「伊達の未来ラボ」のページを作った。「市民レベルでつながりを形成し、自分たちで行動していければ。まずは10人ほどで、伊達について感じている文句や不満を共有していきたい。この会議でできた“つながり”を生かして、具体的な動きを起こしてほしい」と目的を説明する。

 6月の会議では人口ピラミッドや平均年収、就労人口、出生率など、伊達市の人口統計を基に課題を話し合い、自分たちで解決できることを考えたという。

 10月末の会議は午後8時からスタート。集まったのは15人ほど。UターンやIターンを経験している人が目立つ。

 テーマは伊達150年記念事業を終えて感じたこと。奥田さんが進行役を務め、ドリンクを片手に参加者が自分の意見を紙に書き、表現していく。「縄文時代やアイヌ民族の文化を取り入れたものがあると良い」「150年記念をパロディーにした151年記念イベントをやるべき」など、活発な意見交換が行われた。

 会議を終えた奥田さんは「市民レベルでまちに対して何か言える場が必要。要望に応じて開催を考えたい」と今後を展望していた。
(池田勇人)





   ■ 伊達で障がい者交流大会、軽スポーツ通し笑顔の輪

 第10回伊達市障がい者スポーツ交流大会が3日、伊達市松ヶ枝町の伊達市総合体育館であった。ボランティアを含む計150人が軽スポーツを通して、交流の輪を広げた。

 同実行委(木村正裕委員長)が主催、室蘭民報社などが後援した。サポーターとして、伊達高校ボランティアサークルのメンバーらが大会を支え、参加者は簡単な運動やレクリエーションを楽しんだ。

 玉入れは紅白に分かれて実施。参加者はフロアにあるボールを拾うとジャンプしながら、かご目掛けて投げ入れていた。種目が終わるたびに、勝敗に関係なくたたえ合い、拍手が湧き起こっていた。
(奥村憲史)





   ■ 白老町地域おこし協力隊・手塚さんが作曲のCD完成

 白老町地域おこし協力隊でミュージシャンの手塚日南人さん(24)が作曲、町内社台でコミュニティカフェ・ミナパチセを営む田村直美さん(48)作詞の6曲を収録したCD「ヤイレラ」が完成した。一枚2千円。ミナパチセなどで扱っている。24日午後2時から、町内本町のしらおい創造空間・蔵でCD発売記念ライブが開かれる。

 CDの歌詞カードに2人のメッセージが添えられている。「アイヌのルーツをもつ直美さんが生まれ育った故郷白老で時に泣いたり笑ったりして過ごした48年の結晶であるとともに、白老への願い、そして応援メッセージを込めた初めての作品です」(手塚さん)、「アイヌ語の深い優しさの言の葉が次々と降りてきました。日南人くんのメロディと融合されてできる歌たちはまるで以前からこうなる事が決まってたかのような物語ができていました」(田村さん)。

 「♪今日もチェプ(太陽)は昇る/みんなの笑顔を乗せて/すべてを受け入れる故郷のアトゥイ(海)から/あなたのまわりのたくさんのカムイ(神さま)があなたを見てるあなたを守ってる」。代表曲「ミナパチセ〜みんなで笑う家」の一節だ。このほか「ポロトのニタイ」「ラヨチ ルイカ〜虹の橋」「イヤイライケレ」などの曲を収録している。

 手塚さんがクラウドファンディングを立ち上げ、CD制作費を募った。直接手渡しで支援してくれた人も少なくなかった。手塚さんは「たくさんの方に協力をいただいた。音楽だから世界とつながるところがあると思う。いろんな人を支える楽曲になれば」と願っている。
(富士雄志)






【2019年11月7日(木)夕刊】より


   ■ 室蘭・白蘭小児童が体験学習、製造業の魅力を体感

 室蘭市白蘭小学校(橋本誠司校長)の5年生41人が6日、体験学習で水元町の室蘭工業大学ものづくり基盤センターを訪れ、オリジナルのキーホルダー作りを通して同大や製造業の魅力に触れた。

 室工大の楠本賢太助教が講師を務め、熱エネルギー工学研究室の教員や学生8人が協力した。児童たちは同大の概要について説明を受けた後、キーホルダー作りに挑戦。シリコンシートを好きなキャラクターの形などに自由に切り取り、木枠に組み入れて型を作った。教員と学生が溶かしたスズを木枠に流し込み、冷やして研磨し、最後にリングを付けて完成させた。

 児童たちは、自分が型を作った銀色のキーホルダーの出来栄えを見せ合ったり、重さを比較してみたり、ものづくりの成果を実感。ギターの形をしたキーホルダーを作った河内友羽君は「(シリコンを)カッターで切るところが楽しかったです。教員や学生の皆さんはすごいなと思いました」と興味深く見入っていた。
(奥野浩章)



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