室蘭民報WEB NEWS
トップ 最新ニュース 過去のニュース むろみんトーク つり イベント情報 会社案内

【2019年11月5日(火)朝刊】より



   ■ 多種“多才”室蘭市内の町会・自治会で秋の文化作品展

 文化の秋たけなわ―。令和最初の「文化の日」となった3日に前後して、室蘭市内の町会・自治会では、文化作品展が開かれ、会員らの非凡な技や才能が地域住民を楽しませた。

 ●御崎町会

 御崎町会(今泉勁介会長)の第43回文化展が3、4の両日、同町会館で開かれた。約30人の会員が盆栽や書、木彫、陶芸、パッチワーク、編み物などさまざまな作品約150点を展示、訪れた人の目を楽しませた。

 会場奥では、同町内にある認知症対応型生活介護のグループホーム「ひだまりの家」入居者の作品が展示されていたほか、これまでも多くの作品を出展してきて今年7月に亡くなった片倉裕子さんの遺作も紹介。同会最高齢の栗田ミツさん(97)はティッシュケースや巾着袋などを展示した。

 柴田貢一さん(77)は5年前から取り組んでいる風景や花など大小さまざまな切り絵作品を展示。「少しずつ取り組んでいるので、大きい作品は1カ月以上かかる。大変だけど完成した時の達成感は格別」と笑みを浮かべていた。
(北川誠)

 ●楽山三ツ和町会

 宮の森町の楽山三ツ和町会(今野幸男会長)は3、4の両日、同町会会館で初の文化祭を開催し、陶芸や編み物、ステンドガラスなどの作品が集まった。

 カラオケやマージャン、ダンスなどサークル活動は盛んだが、共通の趣味以外で交流の場をつくろうと町会として初めての文化祭を企画。出品を呼び掛けたところ、19人が作品を寄せた。

 鈴木勝子さんは浜に打ち寄せる波をイメージしたタペストリーや掛け軸など、河野節子さんは秋らしい風景を描いた油彩などを出品。小鉢やおちょこなど20点以上の陶芸品を披露した吉川ヒロさんは「たくさんの人に見てもらえてうれしい」と話した。ご近所の隠れた才能に訪れた会員らも深く感心していた。
(菅原啓)

 ●港北中央町会

 港北中央町会(金澤伸孔会長)の文化展が2、3の2日間、同町会館で行われた。趣味を生かした会員の力作290点が並び、来場者が出来栄えを楽しんだ。

 地域文化を楽しむ目的で取り組んでいる。書、陶芸、パッチワーク、水彩のほか、女性陣が「趣味の集い」として手芸などを並べたほか、町会の歴史を伝える写真アルバム、高齢者サロンメンバーが塗り絵を展示した。

 同町会では会場に茶席を設けているため、来場者が一服を楽しみながら作品をじっくり鑑賞できるのもユニークな点。草薙求事務局長は「例年と同じく作品が並び、地域の人たちに楽しんでもらうことができました」と話した。
(粟田純樹)





   ■ 室蘭・きらんなど3施設で妊婦らの優先駐車場実証試験

 室蘭市は11月から7カ月間、市生涯学習センター・きらんなど市内3公共施設で、妊婦や子育て世代、障害者などが優先利用できる「人にやさしい駐車場」の実証試験を行う。障害者用駐車場を一部公共施設に設置しているが、優先利用の対象を妊婦などにも広げ、需要を探る。

 子育て世代の優先駐車場設置を求める議会論議を経て、試行を決めた。本庁舎南側駐車場と道の駅みたら室蘭は、既存の障害者駐車場(各3区画、4区画)を「人にやさしい駐車場」に転用。きらんは施設に近い普通駐車場の2区画を利用する。

 市によると、公共施設75カ所のうち、障害者用駐車場があるのは32施設の計87区画。普通駐車場は長さ5メートル、幅2・5メートル、障害者駐車場は各30センチ広い。加えて区画を記すラインも幅が広く、ドアの開閉や乗り降りがしやすい。試験では意図的に両駐車場を転用、違いを探る。

 「人にやさしい駐車場」の対象区画には高さ1・2メートルの案内を設置し、周知を図る。案内には車いすや妊婦、ベビーカーなどのイラストを配置、視覚にも訴えた。実証期間は5月下旬まで。

 アンケートと聞き取り調査を行い、対象施設の拡大などを検討する方針。子育て支援課の瀧浪孝行課長は「利用者からの意見を分析し、利用価値などを見定めながら、今後の展開につなげていきたい」と話している。
(鞠子理人)





   ■ オカリナ優雅に―サウザンドパワーが室蘭でライブ

 音楽ボランティア「サウザンドパワー」が4日、室蘭市中島町の市生涯学習センターきらんでライブを開き、オカリナが奏でる変幻自在なメロディーが集まった約60人を魅了した。

 同市本輪西町の中居力さん、千文さんが夫婦で活動するオカリナ演奏ユニット。この日は小学6年生の長女・奏さんがタンバリンで演奏に参加した。

 ライブは、一世を風びした80年代フュージョンの名曲「ナイト・バーズ」、映画「ロッキー」のテーマ、「残酷な天使のテーゼ」など開演から意外性にあふれた選曲で楽しませた。中居さん夫妻が作詞作曲したオリジナル曲も披露し、オカリナの優しい音色と一家のアットホームな雰囲気が会場を包み込んでいた。
(菅原啓)





   ■ 胆振の四季12点…室蘭・北海印刷、卓上カレンダー発売

 室蘭市中島町の北海印刷(徳永賢二代表取締役)は、胆振管内の美しい風景を写真に収めた2020年卓上カレンダー「いぶりの四季彩」の販売を開始した。

 写真はプロカメラマンが撮影した「雪化粧の地球岬灯台」や「桜咲く新緑の洞爺湖より」など12点。50部からの注文で社名や会社の行事などをカレンダーに入れることもでき、徳永代表取締役は「幅広く活用できるよう、いろんな要望に応えます」とPRしている。

 ハードケース(縦12・7センチ×横12・7センチ)、エコ(縦14・8センチ×横14・5センチ)の2タイプあり、12カ月つづり。販売価格は両タイプとも500円(税別)で、50部以上注文で1部390円に割り引く。室蘭、登別両市内の各書店で取り扱っている。まとまった注文、問い合わせは北海印刷、電話0143・43局2121番へ。
(奥野浩章)





   ■ 登別・DOGTALKのアクセルが災害救助犬、全国最高賞

 登別市札内町で犬のしつけや訓練を行っているトレーニングハウス「DOG TALK」が所有するブリタニー・スパニエルのアクセル(雄7歳)が、10月1日に福島県白河市で行われたジャパンケネルクラブ(JKC)主催の第21回災害救助犬競技大会、A―1部で最高賞の1席(理事長賞)を受賞した。北海道勢初の快挙に、パートナーを務めた小野寺里絵訓練士(48)は「大会での活躍をきっかけに、北海道にも災害救助犬がいることを多くの方に知ってもらえたら」と声を弾ませている。

 DOG TALKは全国最大の血統書発行団体、JKCから道内で唯一公認された災害救助犬育成訓練所。大会は作業内容のレベルに応じて3クラスに分かれ、A―1部は2番目に位置する。

 大会には全国から16頭が出場し、パートナーの指示通りに動く「服従」と広さ千平方メートルのがれきの中から3人の要救助者役を見つけ出す「実地」の総合力を競った。

 競技は実際の災害現場を再現するため、発煙筒がたかれ、重機や救急車の音をスピーカーで流して行われた。アクセルは得意の実地で、汗や呼気のにおいだけを頼りに人を見つける速さや最後まで諦めず、捜索を続ける態度が評価され、1席に輝いた。

 アクセルの今後の目標は「大会2連覇」。小野寺さんは「今後も現場で動ける犬を養成していきたい」と抱負を話している。
(奥野浩章)





   ■ 軽快サウンド次々、登別中学校吹奏楽部が定期演奏会

 登別市登別中学校吹奏楽部(歌川結衣部長)の第25回定期演奏会が4日、市内富士町の市民会館で行われ、部員22人が軽快な登中サウンドを響かせた。

 3部構成。第1部は吹奏楽による名曲ステージ。「アルカディア」は2019年度吹奏楽コンクールの自由曲。部員たちが慣れ親しんだ楽曲だ。「パラダイス(アルカディア)へ行くことを夢見た少年が目的地にたどり着く」との通り、軽やかに歩を進めるような小刻みなメロディーが印象的。ディズニー映画「アラジン」のメドレーなどを奏でた。

 第2部は「登中HITパレード!!」と題して、J―POPや演歌など多彩な8曲を織り交ぜた。第3部はOB・OGと一緒にステージに立った。

 会場を埋めた聴衆は、聴き覚えのある曲を口ずさんだり、さわやかな音色に耳を傾けたりと、趣向を凝らしたステージを楽しんだ。現役部員のほか卒業生の親も駆け付けて、子どもたちの演奏に温かいまなざしを送っていた。
(石川昌希)





   ■ 軽音楽新人大会コピー部門で伊達高生バンドが全道一

 第3回全道高校軽音楽新人大会(北海道高校軽音楽連盟主催)で、伊達高校の2年生女子4人で構成するインストバンド・Wink Mind(ウィンク マインド)がコピー部門でグランプリに輝いた。1年前の同大会で示された課題を克服しての栄冠。メンバーの喜びはひとしおだ。

 メンバーはドラムの脇七海さん(17)、ギターの小熊菜穂さん(17)、ベースの大谷実穂さん(16)、キーボードの大地里沙さん(17)。曲は「とてもノリの良い曲」(メンバー)という高中正義さんの「Blue Shark」。

 1年前の同大会で、強い拍と弱い拍の位置を通常と変えリズムに変化をつける「シンコペーション」の課題を指摘された。メンバーはあえて、苦手な曲調のコピーを選び、「雪辱を期す」と春から練習に明け暮れていた。

 大会は10月13日にZepp Sapporoであり、コピー部門には9バンドがエントリー。3人の審査員が演奏力や表現力などを総合的に審査した。本番ではたたいたシンバルが倒れたり、キーボードの一部電源が落ちるトラブルもあったが、楽しむことを忘れず演奏し、聴衆を魅了。審査員からは「リズム感がビッタビタ」「難しいリズムがしっかりキープされていた」などと評価を受けた。

 今回は全国大会はないが、来年の高文連は全国大会につながるという。リーダーの脇さんは「さらに個人個人がレベルアップし完成度を高めたい」と笑顔を見せた。
(奥村憲史)





   ■ 振ってバター作り、伊達・黄金小で明治食育セミナー

 出前授業・明治食育セミナー「みるく教室」が1日、伊達市黄金小学校(管澤秀信校長、26人)で開かれた。2〜4年生14人が、講話を受講し、バター作りを体験して牛乳や乳製品に理解を深めた。

 牛乳・乳製品などを製造販売する明治が食育活動の一環で全国で展開している。同校では初開催。同社北日本支社札幌オフィスから、食育担当の栄養士・食育指導士、堤秀子さんが来校し、指導した。

 講話では、堤さんが牛乳ができるまでの過程をはじめ、牛乳や乳製品の種類などを解説した。

 児童はバター作りにチャレンジ。カップにクリームを20〜30ミリリットル入れて、カップを一生懸命に振ると、バターの固まりとバターミルクが完成した。児童はバターミルクを飲み、バターをクラッカーに付けて食べ、満面の笑顔だった。

 堤さんに感想を聞かれた児童たちは「もともとの牛乳の味が残っていた」「いつものバターより滑らかだった」などと市販のバターとの差を感じていた。

 堤さんは「お店で販売しているバターは腐らないように塩が入っている。今回はすぐに食べたので、塩は入れていない。また、バターミルクは脂肪が入っていないミルクです」と児童に違いを教えていた。
(池田勇人)






【2019年11月5日(火)夕刊】より


   ■ そば打ちの技磨く、胆振の愛好家が室蘭で講習会

 胆振地区の手打ちそば愛好会会員が集まる講習会が3、4の両日、室蘭市神代町の室蘭岳山麓総合公園宿泊施設・サンパワー380で行われ、参加者はそば打ちを実践しながら技術向上を図った。

 講習会は昨年登別市で初めて実施し、今年は室蘭手打ちそば愛好会(堀敏雄会長)が中心となって1泊2日の日程で開いた。室蘭や登別、苫小牧などから、一般社団法人「全麺協」が認定する手打ちそばの初段〜5段の有段者ら約60人が集まった。

 初日は懇親会やそばの打ち方などを採点し、点数を競い合う交流戦を通し交流を図った。4日午前には段位別に個別指導会を実施。参加者は自分より高段のベテランから粉の混ぜ方や生地の伸ばし方を教わった。

 4段の苫小牧市春日町の有川美紀子さん(67)は「いろいろな方のそばの打ち方を見せていただいたり、指導させてもらったり、とても勉強になりました」と話した。
(林帆南)



↑↑
ページTOPへ



当ホームページに掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。
すべての著作権は室蘭民報社に帰属します。