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【2019年11月2日(土)朝刊】より



   ■ 室蘭商議所・栗林会頭の続投決定、4副会頭も再任

 室蘭商工会議所は1日、室蘭市中央町の室蘭プリンスホテルで開いた第1回議員総会で、10月末で任期満了となった栗林和徳会頭(61)=栗林商会代表取締役社長=の続投を正式決定した。副会頭4氏を全員再任した。

 栗林会頭は2010年(平成22年)11月に就任し現在3期目。4期目の任期は今年11月から22年10月末までの3年間。あいさつで「3期でできなかった積み残しの再点検、再チャレンジが主な課題となる。一層頑張りたい」と述べた。

 引き続き副会頭を担うのは中田孔幸氏(67)=東海建設代表取締役=、松永英樹氏(58)=室蘭市商店街振興組合連合会理事=、氏家義太郎氏(65)=日鉄ファーストテック代表取締役社長=、山田隆秀氏(57)=室蘭信用金庫理事長=の4氏。現職の山田一正専務理事(56)は指名されて了承された。

 49人が出席。栗林会頭への続投要請が強くあり、受け入れた。選考委員会で常議員25人、監事3人が選出され、総会で選出された。
(粟田純樹)

 選任された常議員と監事は次の通り。(敬略称)

 ▽常議員 北川浩一、山本英孝、平林滋明、吉岡貞夫、吉澤政彦、高柳知充、大原和彦(新)、三好洋喜、峰雪輝史、徳永賢二、水野治、伊藤豊、岸塚博、藤川康司、萩宰、米田正徳、武田亮二(新)、齊藤崇(新)、安藤則昭、山下正純、佐山慶司、大村琢、長江一男、土倉崇、成田俊彦
 ▽監事 小林秀樹(新)、橋詰昌明、大坂要(新)


◆―― 地元人材確保に全力、ハラスメント相談室設置へ

 室蘭商工会議所の栗林和徳会頭と副会頭4氏は1日、議員総会終了後に記者会見した。栗林会頭は経済界の未来を描く計画や地域潜在力の深化、人材定着確保の推進に意欲を示し、「働き方改革に合わせた相談室設置などの仕組みづくり、キャリア人材のプラットフォームづくりに取り組む」と抱負を述べた。

 栗林会頭は4期目について(1)未来に向けた将来展望を描く「計画」(プロジェクト)推進(2)地域資源・技術力など「潜在力」を生かしたまちづくり(ポテンシャル)(3)人材・会員企業・組織体制などの「土台」(プラットフォーム)―の新たな三つの「P」に対し、「全力を挙げる」考えを示した。

 具体化のプロセスについて、水素事業やコンパクトシティーの実現に向け「会員のメリットにつなげる」と語った。来年4月開設の民族共生象徴空間(愛称・ウポポイ、白老町)を見据え、室蘭の観光資源を掘り起こす事業を展開するとした。 また、企業のハラスメント対策強化が求められているため、商議所での相談室設置や地元人材確保に「全力を挙げる」と述べた。さらに国連が2030年までに達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」にも賛同し、「普及、研究に取り組む」方針を明らかにした。

 再任された副会頭4氏もそれぞれ抱負を語った。中田孔幸氏は「まちの将来を担う若年者が室蘭に根付く仕掛けを生み出したい」と強調。松永英樹氏は「消費者の利便性の確保と強化に取り組む」と述べた。氏家義太郎氏は「ものづくりの歴史をしっかり守っていくことが私の役割」と説明。山田隆秀氏は「企業振興のため仲間意識を持ち徹底してやっていきたい」と述べた。
(粟田純樹)





   ■ 日本製鉄が来年4月に6製鉄所に再編、室蘭は体制強化へ

 日本製鉄は1日、国内製造拠点の統合・再編を発表し、棒線事業部室蘭製鉄所を「室蘭製鉄所」に改めるなど、完全子会社の日鉄日新製鋼と合わせ国内16カ所の製造拠点を、室蘭を含む6製鉄所に再編する。

 再編時期は2020年(令和2年)4月1日。自動車用の特殊鋼を製造する室蘭製鉄所は、棒鋼・線材の製造を継続する。

 中国の景気減速や鋼材価格の下落など事業環境が悪化する中、同社は「製造現場の自律性・効率性を高めて『つくる力』の再構築を確実に実現する」とし、室蘭含め社長直轄の製鉄所体制に再編することで、業務効率化や競争力強化を図るとしている。

 室蘭と名古屋を除き、鹿島、君津、釜石、直江津(製造所)を「東日本製鉄所」、和歌山、尼崎(製造所)、交通産機品事業部製鋼所を「関西製鉄所」、広畑と日鉄日新製鋼の呉ほか3製造所を「瀬戸内製鉄所」、八幡、大分、チタン事業部光チタン部を「九州製鉄所」に、それぞれ統合・再編する。
(菅原啓)


◆―― 高炉改修、予定通り

 【解説】日本製鉄の国内製造拠点の統合・再編は、景気減速に伴う収益環境が悪化する中、東北関東や九州など、近接する製鉄所や製造品種ごとに組織をスリム化し、製造現場の効率化を進めて収益力強化を図る。

 室蘭製鉄所は棒線事業部から「独立」するが、自動車向けの棒鋼・線材の製造を継続し、社長直轄の製造拠点として位置付けが明確化される。

 米中貿易摩擦の影響で、鋼材価格の下落と原料価格高騰のダブルパンチで、国内鉄鋼メーカーの収益環境は厳しさを増す。同社も20年3月期の業績予想は、事業利益が前年比7割減の1千億円と前期予想からさらに縮小した。

 足下の経営環境は厳しいが、室蘭製鉄所で20年秋に予定される高炉改修に変更はなく、日鉄の棒線ブランドを担う国内最北拠点として「つくる力」のさらなる強化が求められる。
(菅原啓)





   ■ 室蘭市が大津波想定し初訓練、西中に業務拠点設営

 室蘭市は1日、大規模地震が発生した際の職員体制「第3種配備」の初動対応訓練を室蘭西中学校(山手町)で行った。同訓練は今回初めて。大津波警報により市役所本庁舎が使えない事態を想定し、代替施設となる同校で、職員の活動拠点の立ち上げ作業を確認した。

 市の非常配備体制は被災状況などに応じて、第1〜3種の3区分ある。第3種は、「大津波警報発令」や「震度5強以上の地震」が起きた時に、職員全員で災害応急活動に当たる体制。東日本大震災と胆振東部地震で対応した。

 昨年修正した「地域防災計画」では、市役所本庁舎が使えない場合の代替施設を、室ガス文化センターから室蘭西中に変更しており、訓練では同校の執務環境の確認を主眼を置いた。

 訓練は午前9時45分に室蘭で震度6弱の地震が発生した想定で開始。職員ら約50人が次々と同校に集まり、非常時に優先して行う業務の拠点を体育館に設営した。

 同10時10分には、青山剛市長や幹部職員らが災害対策本部を立ち上げ、被害状況などを確認した。

 終了後、青山市長は「訓練と同じケースで業務を遂行できるか見直してもらいたい」と職員に求めた。市防災対策課の宇那木啓二課長は「今回初動対応を訓練したが、今後職員向けに防災教育を行っていく必要がある」と話した。

 同日には、幸町の室蘭市役所で火災を想定した避難訓練を実施。職員約270人が参加した。
(林帆南)





   ■ 室蘭水族館が年間パスポートの上位利用者を表彰

 室蘭市祝津町の市立室蘭水族館(東忠明館長)は10月31日、「年間パスポート2019」利用回数の上位5人を表彰し、記念品などを贈った。

 パスポートは4〜10月の営業期間中に何回でも入館できる。価格は千円(税込み)で、今季は1057枚を販売した。この日、上位3人とその家族が来館。東館長は「いつも水族館に来て盛り上げていただき感謝します。来年こそ来館者10万人を目指し頑張りますのでご協力をお願いします」とあいさつし、同館のマスコット、アブラボウズが描かれた特製の子ども用ジャケットや日用品、食料品などを贈呈。

 親子らは稚内市ノシャップ寒流水族館からやってきたゴマフアザラシのモルちゃん(7カ月)のお披露目に立ち会い、餌を与えたり、ペンギンパレードを間近に楽しんでいた。

 今季175日の営業日中、157回来館した東町の武田千恵子さんは海陽小2年生の涼佑君(7)と共に来館。東館長から手作りの冬季特別入館パスポートをプレゼントされ「ペンギンが好きで、楽しくて来ていました。世界一周よりも価値があるパスポートです」とうれしそうに話していた。
(北川誠)





   ■ 登別であすまで2地区展、航空写真など多彩な作品並ぶ

 地域住民の文化活動を紹介する、第55回市民文化祭のぼりべつ2019(登別市文化協会、市文化・スポーツ振興財団共催)の地区展が1日、登別、鷲別の両地区で始まった。陶芸や生け花、写真など個人・団体の多彩な作品が展示されている。

 登別地区の市婦人センター(登別東町)では、市内で活躍するアマチュア写真家・志賀俊哉さんが、登別地区を上空から撮影した航空写真のほか、新登別大橋の紅葉などの写真を展示。登別まちづくり促進期成会の活動紹介や、クラフト和華のパーチメントクラフトなど多彩な作品が所狭しと並んだ。

 鷲別公民館が会場となっている鷲別地区では、陶芸サークル・土塊の会がランプシェードを用意。フクロウやウサギの形をした陶器の中から発する光が来場者の注目を集めた。栄町保育所や鷲別保育所の子どもたちのかわいらしい作品のほか、書や押し花、生け花なども展示された。

 地区展はいずれも3日午後3時まで。
(高橋紀孝)





   ■ 伊達・赤十字看護学校で戴帽式、博愛と責任を心に灯す

 伊達赤十字看護専門学校(武智茂校長)の第68回戴帽式が1日、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールであった。今春入学した1年生10人が本格的な病院実習を前に「博愛」「責任」「清潔」の象徴であるナースキャップを授かった。

 式辞で武智校長は「困難にぶつかった時はきょうの感動を思い出し、笑顔で毎日の実習に取り組んでほしい」とあいさつ。光が落とされた中、1年生は一人一人ステージに登壇し、ナースキャップなどを受け取った。

 ステージ上に並んだ1年生は、明かりをともしたろうそくを手に整列。看護師の精神と責務を改めて自覚しながら、ナイチンゲール誓詞を読み上げ決意を新たにした。
(奥村憲史)





   ■ 洞爺湖温泉に光の回廊、イルミネーショントンネル点灯

 洞爺湖町洞爺湖温泉のにぎわい広場で1日夜、イルミネーショントンネルの点灯が始まった。約40万個の電飾が鮮やかに輝き、観光客らを楽しませている。来年3月1日まで。

 トンネルは全長約70メートルで、S字型で道幅は約5メートル、途中に直径約10メートルのドームが設けられ、雪だるまやシカなどの電飾も登場する。

 初日は午後5時50分から点灯式があり、地元サッカー少年団、TOYA・FCの団員合わせて13人が三つのスイッチを同時に押すと、白や青色など電飾がカラフルに輝き会場は大きな拍手に包まれ、集まった多くの観光客でにぎわっていた。

 イルミネーショントンネルは、北海道洞爺湖サミット開催を記念して、サミット前年の2007年(平成19年)にスタートした。点灯時間は午後6時〜同10時。入場無料。
(池田勇人)





   ■ 趣味の成果、多彩に披露…白老町民文化祭が始まる

 白老町文化団体連絡協議会(竹下和男会長)主催の第54回白老町文化祭が1日から4日間の日程で町コミュニティセンターを会場に始まり、町民による趣味の作品などが並んでいる。

 絵画、書、写真、革工芸、アイヌ文様刺しゅう、生け花、絵手紙、陶器、ブリザーブドフラワー、切り絵、菊、保育園・幼稚園児の工作など。町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」(岡田育子代表)はコースターやポーチ、バッグ、タペストリーなどを出品した。文化祭のスローガンは「地域に根ざした文化の創造と発展」。

 開会式で竹下会長が「この文化祭が皆さまの良きご縁と親睦の場となり、日ごろの錬成の発表の場となるよう祈念します」とあいさつ。関係者がテープカットを行い、開幕を祝った。

 最終日の4日は合同発表会が午前10時半から開かれ、民舞や詩吟、クラシックバレエ、ひょっとこ踊り、ジャズダンス、民謡、歌謡、フラダンス、アイヌ古式舞踊、越後踊りなどが繰り広げられる。
(富士雄志)






【2019年11月2日(土)夕刊】より


   ■ 室蘭・日鋼記念病院がコスプレでハロウィーンイベント

 室蘭・日鋼記念病院のハロウィーンイベントが10月31日、小児病棟で行われ、魔女やおばけに仮装した看護学生たちが、子どもたちに菓子や手作りシールをプレゼント、記念撮影などで盛り上げた。

 「入院患者の気分転換になれば」と、ハロウィーン行事が一般的になった2015年から続く企画。この日は実習中の3年生5人がコスプレ。0歳から13歳までの15人のベッドを回った。

 10月15日に誕生した佐藤綾莉ちゃんの元にも学生たちが訪れ、笑顔を振りまいた。母の有里さん(31)は「個室で2人きりだったので良い気分転換になりますね」と歓迎していた。

 カボチャの衣装で祭りムードを届けた1人、西野七海さん(21)は「入院中で不安を抱いている患者さんもいると思いますが、少しでも喜んでもらえれば」とにっこり。
(鞠子理人)



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