■ 伊逹・有珠善光寺の檀家らが放水銃操作し防火訓練
【2019年11月17日(日)朝刊】

放水銃を操作する防火訓練の参加者
 伊達消防署(今村浩幸署長)は15日、「伊達市の文化財を守る訓練と立入検査」を有珠町の有珠善光寺(木立大忍住職)などで実施した。10月末には沖縄・首里城で正殿などが焼失する火災があったばかり。参加者は真剣な表情で訓練に臨んでいた。

 伊達市での訓練は1月26日の文化財防火デーを前に、厳冬期を避けて毎年11月に実施している。

 同署によると、首里城の火災を受け、消防庁からは文化財の防火に関して注意喚起の通知が10月31日付で出ていたという。

 国指定史跡の有珠善光寺では、檀家(だんか)や地元自治会などから関係者約20人が参加。本堂から出火し、初期消火ができなかった想定で訓練に入った。参加者が本堂から文化財に見立てた木箱を屋外に搬出。近くの放水銃から水を出し、操作の流れを確認する場面があった。水消化器を使った消火訓練や消防署員らによる立ち入り検査も行われた。

 同署予防課の渡辺安予防課長は今年4月のフランス・ノートルダム大聖堂や首里城の火災を例示し、「一度焼失すると回復はできない。今後も地域や檀家の方の協力の下、防火をお願いします」と呼び掛けた。

 有珠善光寺の木立大成副住職(36)は「有珠善光寺としても気を付けなければいけない。この訓練を機会に、火事が起こらないように気を引き締めていく」と話した。

 同日は、梅本町の旧三戸部家住宅や迎賓館でも訓練を行った。
(池田勇人)

【写真=放水銃を操作する防火訓練の参加者




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