■ 登別で民家内部全焼し1人死亡、幌別児童館の一部延焼
【2019年11月17日(日)朝刊】

住宅内部を全焼した登別市幌別町の火災=16日、午後3時10分ごろ
 16日午後3時ごろ、登別市幌別町3の民家から出火、木造平屋建ての内部を全焼して約2時間半後に鎮火した。焼け跡から1人の遺体が見つかっており、室蘭署は連絡が取れていないこの住宅に住む60代の男性の可能性もあるとみて身元の確認を急いでいる。

 登別市消防本部などによると、現場は道道沿いの住宅地にあり、民家と道路を挟んで向かいにある自動車保険会社役員から「民家から煙が出ている」と119番通報を受け、同本部が消火活動に当たった。住人の男性は1人暮らしという。

 火災発生当時、登別市では強風注意報が発令されており、最大風速は7・9メートル、最大瞬間風速は16・9メートルだった。道路へ向かって火柱が大きく伸び、向かい側にある幌別児童館の一部に延焼したが、人的被害はなかった。周辺は広範囲に煙が立ち込めたほか、日中の火災とあって一時騒然となった。

 この火災で、幌別町1〜3の道道(延長1・1キロ)が午後4時から一時通行止めになった。室蘭署などでは出火原因などについて詳しく調べている。


◆―― 「一気に火の手」

 登別市幌別町で発生した住宅火災は、強風により火の粉が周囲に飛び散った。道路を挟んでほぼ真向かいにある幌別児童館にも飛び火するなど、近隣住民らは不安げな表情で消火作業を見守っていた。

 複数の住民によると、出火場所に住んでいる60代の男性は、近くのコンビニエンスストアへ買い物に行く姿は見られたものの、「外で見ることは少なかった」という。119番通報をしたという近くの男性は「最初は湯気のように煙が上がっていたが、一気に火の手が上がった」と話した。

 出火当時、近くの幌別児童館では8人ほどの子どもたちが利用していたが、職員の女性によると「煙の臭いで窓の外を見て火災に気付いた。すぐに保護者に連絡をして子どもたちを迎えに来てもらった」という。子どもたちにけがはなかったが、強風で火の粉が舞い、児童館からも煙が上がったとみられる。出火場所の隣に住む女性は「まさか近くで火事になるとは。無事でいてほしい」と祈るように話した。

【写真=住宅内部を全焼した登別市幌別町の火災=16日、午後3時10分ごろ】




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