■ 行政に依存せず努力―伊達商工会議所・菅新会頭に聞く
【2019年11月9日(土)朝刊】

会頭就任の抱負などを語る菅氏
 伊達商工会議所の新会頭に就任した菅俊治氏=菅設計企画代表取締役。地域経済発展、まちづくりへ走り出した。新会頭に今後の抱負などを聞いた。
(奥村憲史)


 ―会頭に就任した心境、抱負は。

 「4期12年間務めた寿浅(弘幸)前会頭の後は非常に大変だが、自分なりの形で精いっぱいやるだけ。われわれ民間も努力が必要で、行政への依存系ではいけない。各委員会などと話し合い、創造、発想し勉強し合い、まちの行く末を考えていきたい。そして若く有能な若い世代にどうスムーズにバトンを渡していくか。今は掛け渡しの時と考えている」

 ―各業界では人手不足などが叫ばれている。

 「人手不足、少子高齢化は伊達に限ったことではない。その中で、商工会議所が『伊達で働きたい』『伊達に住みたい』という人たちの窓口となり、会員とを結び付ける仲人、ドッキングする役目になるようにしたい。また、いわゆる引きこもりの人たちをどう引き出すか、も重要。伊達市独自の働き方改革も再考したい」

 ―ほかに課題は。

 「廃業などによる会員の減少も課題。より親身になって相談に乗ることが少しでも会員減少の歯止めにつながると思う。基本に戻りたい。また(空きビル状態の)伊達経済センター(網代町)は方向性を示して、市と協調性を持って進めていきたい」

 ―来年、白老町にアイヌ文化復興・創造の拠点「民族共生象徴空間」(ウポポイ)が開館する。札幌では東京五輪のマラソンが開催される。

 「室蘭、登別などの商工会議所と連携していくことが大切と思う。トータルの観光ルートをエージェントなどへ働き掛け、提案することが大切。しかし、ただ待っているだけではいけない。地元の飲食店などもハイクオリティー、ハイセンスに努めなければならないだろう」

   

 すが・しゅんじ サハリン生まれ。高校までをオホーツク管内斜里町で過ごす。中央工学校建築科卒。1978年(昭和53年)に菅設計企画設立。88年に法人化を図り、代表取締役に就任し現在に至る。72歳。

【写真=会頭就任の抱負などを語る菅氏




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