■ 室蘭市がだんパラ公園利用促進へ国交省調査事業に参加
【2019年10月10日(木)朝刊】

存廃議論が続くだんパラスキー場
 室蘭市は室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)の四季を通じた活性化に向け、国土交通省主催の官民対話の場「サウンディング型市場調査」に参加する。だんパラスキー場の存廃議論が正念場を迎えており、参加を判断した。スキー場の収益改善へ公園全体の利用促進を目指す中、民間事業者からの意見を参考に、市場性を探る。

 サウンディングは、公有地活用や民間活力導入などの官民連携事業で、自治体が事業の発案段階や事業化検討段階のタイミングで民間事業者に意見や提案などを求め、実現可能性を把握する調査。

 国交省によるサウンディングは2017年度(平成29年度)から実施。本年度は全国6会場で83件を調査する。各自治体は民間事業者から事前質問を受け付けた上で、11月下旬以降、自治体と民間事業者が一堂に会して意見交換する。

 室蘭市は11月25日に仙台市内で開かれるサウンディングに参加し、だんパラ公園の活性化に向けた事業のプレゼンテーションを行うことが決まった。

 民間事業者から▽施設整備や維持管理でどう官民連携できるか▽園内の収益改善へどのような業態の事業者との対話が有効か▽スキー場を含めた公園の維持管理に対する民間事業者の関心度―などについて調査する方針だ。

 市は現時点での利用促進策として「訪日旅行客を対象にしたグランピング施設」「キャンプ場の再整備」「雪を見たことのない外国人を対象にしたアトラクション」「既存宿泊施設のリノベーション」などを検討しているという。

 市は昨年度初めて参加し、中島公園と入江運動公園のにぎわい創出事業について民間意見を募り、現在も事業の検討を進めている。土木課の鈴木隆太係長は「民間のノウハウを生かし、行政では想定していないような発想をいただき、振興につなげていきたい」と話した。
(林帆南)

【写真=存廃議論が続くだんパラスキー場




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