
虻田高校(古室信行校長、39人)の3年生14人が1日、洞爺湖を航行する遊覧船上で、修学旅行で訪れた埼玉県立秩父高校(南清孝校長、644人)の2年生92人に洞爺湖周辺の魅力を伝えるガイド役を務めた。
虻田高の3年生は事前学習をはじめ、同校の2年生や虻田中の3年生に模擬ガイドを繰り返し準備してきた。
秩父高の2年生229人は3泊4日の日程で来道。札幌に2日間滞在した後、1日は2グループに分かれ、洞爺湖かニセコを観光して函館へ移動。2日に新幹線で帰るという。
生徒たちは洞爺湖汽船の遊覧船・羊蹄(346トン、定員506人)に乗船。虻田高の生徒はフリップを使い、洞爺湖周辺のイベント、洞爺湖温泉の泉質、有珠山や昭和新山、土産物の概要などを紹介していた。
ガイドした木村景悟さん(虻田高)は「湖の中に島があるのは珍しいと思う。景色や自然景観の良さが分かってもらえてうれしいです」と達成感を味わった様子。説明を聞いた豊田恵美さん(秩父高)は「写真などを使っていて分かりやすかった」と理解を深めていた。
(池田勇人)
【写真=秩父高の2年生に洞爺湖周辺の魅力を紹介する虻田高の3年生】
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