■ クラウドファンディング立ち上げ白老町の応援歌をCDに
【2019年9月11日(水)朝刊】

CD作成のためクラウドファンディングを立ち上げた手塚さん(動画のなかでカムイを演じているシーン)
 白老町地域おこし協力隊でミュージシャンの手塚日南人さん(24)が、町内社台でコミュニティカフェ・ミナパチセを営む田村直美さん(48)らとともにアイヌ語、日本語、手話を交えた音楽動画を作成、「奇跡的な出会いで生まれたコミュニティーソングをCDにして地域内外の人たちに届けたい」とクラウドファンディングを立ち上げた。

 手塚さんは「白老町の応援歌としていろんな人に興味を持っていただけたら、それだけでも、すごくこのプロジェクト自体の意味があると思う。資金だけでなくいろんな形で関わっていただければ幸いです」と話している。

 クラウドファンディングは8月30日に立ち上げ、9月30日まで資金を募る。9日午前現在、東京、札幌、町内などの42人から29万8237円が寄せられた。目標は100万円。資金はCD音源制作費、CDプレス代、絵はがき代、プロモーション映像制作費、ホームページ制作費、Tシャツ製作費などに充てられる。

 曲のタイトルは「ミナパチセ〜みんなで笑う家」。作詞は田村さん、作曲と歌、ギター演奏は手塚さん。手塚さんがアイヌのオキクルカムイをイメージした役を演じるシーンでは「死、霊的な存在をあらわすため」にアイヌ民族衣装の前を不断とは反対に合わせて着用した。作詞の田村さんは「朝、昼、夜と何げなく流れていく日常の時間はたくさんのカムイに守られていること、たくさんの愛であふれていることを感じて気づいてほしいという祈りを込めた」という。ポロトの森、社台の海岸、社台生活館などが舞台。田村さんが手話で歌詞を伝える場面もある。CDではこのほかオリジナル曲1曲、コラボ曲4曲を収録する。

 資金提供者への「リターン」はサンクスレター、CD、コーヒーチケット、Tシャツ、プロモーションビデオ出演権、作曲チケットなど。「リターン」は提供額によって異なる。

 クラウドファンディングのUSLリンクはhttps://camp-fire.jp/projects/view/190821

 クラウドファンディングは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す。
(富士雄志)

【写真=CD作成のためクラウドファンディングを立ち上げた手塚さん(動画のなかでカムイを演じているシーン)




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