■ 室蘭の環境科学館と図書館、建設工事がスタート
【2019年9月11日(水)朝刊】

21年12月のオープンを目指していよいよ始まった環境科学館・図書館の建設工事
 室蘭市の新たな公共施設となる(仮称)環境科学館・図書館の建設工事が、SLの移転終了を受け、現在の青少年科学館と図書館裏手でスタートした。老朽化した両施設を合築し、環境学習機能も盛り込む。本体工事は2021年(令和3年)3月まで続き、引っ越しや展示整備などを経て、同年12月のオープンを目指す。

 施設は(1)環境学習と知的創造空間(2)多世代が集う交流拠点(3)広域連携と地域活性化―がコンセプト。科学館、図書館の課題だったバリアフリー対策を施しながら、連携した新しい事業展開も視野に入れている。

 箱形の2階建てと、卵形の平屋建てが組み合わさった独特の形状になる。敷地は約1万3千平方メートル。箱形部分が鉄筋コンクリート造り2階建て、卵形部分が鉄骨造り1階建て。延べ床面積は約4700平方メートルになる。

 市によると、現在の両施設を合わせた面積と同等で、生涯学習センターきらんより少し大きいという。総事業費は約34億円を見込んでいる。

 図書館は1階で、24万冊程度の所蔵が可能。自習できる個人ブースや多目的展示室などを整備する。卵形部分には開架・閲覧室、読み聞かせ室を配置し、利用しやすいよう回遊性を高めた配置に仕上げる。

 環境科学館は2階になり、実験室や展示室、金工・木工室などを整備する。展示室は環境、ものづくり、基礎原理などにゾーン分け。最新型のプラネタリウムは補聴支援システムも備える。

 「環境」というキーワードを施設特性にも反映させた。太陽光と風力を活用した発電システムや、地熱利用設備を空調に活用するなど、環境負荷を低減するシステムを導入する。

 本体工事の工期は21年3月までを計画。現在はのり面を保護する工事が行われている。今後はくい打ちや基礎工事を進め、11月から鉄筋・型枠工事に。来年夏ごろには大まかな形が見られる見通しだ。展示関係の工事は21年6月末まで。
(鞠子理人)

【写真=21年12月のオープンを目指していよいよ始まった環境科学館・図書館の建設工事




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