■ 豊浦・国保病院が体制新たに包括的支援に力を入れる
【2019年9月5日(木)朝刊】

病院経営への抱負を語る秀毛医師(上)、地域医療や介護サービスについて語る能登屋医師(下)
 豊浦町国民健康保険病院の院長に本年度、秀毛(しゅうけ)寛己医師(62)が就任。前院長の能登屋久志医師(62)が新設した医療保険福祉連携統括に就いた。体制新たに地域医療の包括的な支援・サービスの提供に力を入れる。それぞれ抱負を聞いた。
(奥村憲史)



◆―― 地域出前講座で町民啓発したい・秀毛氏

 秀毛氏は2016年(平成28年)4月に副院長として着任した。院長就任に「町民に気軽に相談される病院を目指す。国保病院設立の趣旨にのっとり臨みたい」と抱負を語る。

 診療のルールなどの基本的な知識を伝えるため、地域に出向いての講座の開催を計画する。「病院から外に出て、病院にかかる前の町民に啓発したい」

 国保病院は予防から救急、一般診療、そして終末期まで幅広くカバーする地域の健康を守るとりで。「町民みんなでこの病院のこと、経営のことをしっかり考えるべき。病院を財産と思ってほしいですね」と話す。


◆―― 医療、保健、福祉を提供する拠点に・能登屋氏

 能登屋氏は1995年(平成7年)2月に院長として着任した。「地域で安心して生活ができるように、質の高い医療や介護サービスの提供と地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいきたい」と力を込める。

 同病院は本年度、町民が安心して医療と介護を受けられるよう、より包括的なケアに力を入れる。一方で医者への相談は遠慮しがち。「(ドクターとスタッフの)垣根をなくしていきたい」と話す。

 「医療に加え保健(健康づくり)、介護、福祉サービスまでを総合的・一体的に提供する拠点として活動したい」と笑顔を見せる。

【写真=病院経営への抱負を語る秀毛医師(上)、地域医療や介護サービスについて語る能登屋医師(下)】




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