■ 客船オーシャン・ドリームが室蘭初入港し市民らと交流
【2019年8月20日(火)朝刊】

船内で行われた演奏会。被爆ピアノ演奏やマリン少年少女合唱団との共演で交流は盛り上がった
 ピースボートクルーズ所属の客船オーシャン・ドリーム(3万5265トン)が19日午前、室蘭港中央埠頭旅客船バースに初入港した。船内では地元の団体と乗船客の交流が行われ、広島の原爆投下により被爆したピアノとの共演も繰り広げられた。同日午後11時、宮城県石巻港に向け出港予定。

 同船は非政府組織(NGO)ピースボートが地球一周の船旅を提供している。今回は20日間の日本一周クルーズの一環で4日に大阪港を出港。九州、韓国・釜山、ロシア・ウラジオストクなどを経て小樽などを巡り、19日午前10時半に室蘭港に入港した。

 同船からの要請で同日夕、地元グループのイングリッシュナイトと室蘭マリン少年少女合唱団の約60人が乗船。船は8月6、9日の「原爆の日」に広島、長崎に寄港し、被爆ピアノとバイオリンを積み込み、船内で演奏会を催し、平和を願った。特別出演した同合唱団が登場し「気球にのってどこまでも」などを歌い、ピアノと共演。手拍子も飛び出し盛り上がった。外国人の地球大学の学生が地元メンバーを案内し船内を巡るなど、交流を深め合った。

室蘭港に初入港した客船オーシャン・ドリーム=室蘭港中央埠頭旅客船バース 岸壁では歓迎式典が行われ、青山剛室蘭市長らがカルロス・ピネーダ船長らスタッフを歓迎。桜蘭中吹奏楽部のブラスバンド演奏もあった。乗客1115人は大半が日本人。下船し、登別や洞爺湖温泉、地球岬など室蘭市内を巡るツアーを楽しんだ。
(粟島暁浩)

【写真=船内で行われた演奏会。被爆ピアノ演奏やマリン少年少女合唱団との共演で交流は盛り上がった(上)、室蘭港に初入港した客船オーシャン・ドリーム=室蘭港中央埠頭旅客船バース(下)】




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