■ 室蘭・旧絵鞆小で1日限定公開、円形校舎に900人訪れる
【2019年8月14日(水)朝刊】

11月から解体予定の円形体育館を見学する市民ら
 室蘭市祝津町の旧絵鞆小校舎が13日、1日限定で一般公開された。円形の校舎棟と体育館棟が併設する全国的にも珍しい校舎で、市教育委員会が11月から体育館棟の解体を計画していることから、校舎内を一目見ようと約900人の市民や卒業生らが訪れた。

 絵鞆小は2015年(平成27年)3月に閉校。1958年(昭和33年)建築の校舎棟は教室や図書館、59年建築の体育館棟は体育館や音楽室などがあった。

 体育館棟3階にある体育館は、ステージ上に「えともっこ みんなで 手をくめ 大きな力」の看板や時計、校歌歌詞板などが残っており、来校者たちは思い出の場所で写真を撮ったり、窓から見える景色を眺めたりして、昔を懐かしみながら解体を惜しんだ。

 同級生2人で訪れた2009年度卒業生で、絵鞆町の浜崎彩菜さんは「円形の体育館が特徴的だったので、無くなってしまうのはすごく悲しいし、寂しいです」。菅谷祥穂さんは「体育館の学校キャンプでみんなと一緒に寝袋で寝たことなど、いろんな行事を思い出します」と名残惜しそうに語った。

 このほかにも校舎棟の螺旋(らせん)階段を上ってみたり、体育館棟の中央ホールに展示されている化石を見たり、音楽室のピアノを弾いてみるなど、思い思いに“最後の校舎見学”を楽しんだ。体育館棟跡地には、縄文文化をテーマにした広場を整備する方針。
(奥野浩章)

【写真=11月から解体予定の円形体育館を見学する市民ら




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