■ 小学生が演劇の作品づくり体験、伊達出身藤田さん指導
【2019年8月8日(木)朝刊】

子どもたちに質問する藤田さん(中央)
 伊達市出身の演劇作家・藤田貴大さん(34)らが講師を務めた、演劇作品づくり体験「地図のワークショップ」(伊達メセナ協会主催)が7日、伊達市松ヶ枝町のだて歴史の杜カルチャーセンターで開かれた。市内の小学生12人が演劇の楽しさを体感していた。

 藤田さんは桜美林大で演劇を専攻。2007年(平成19年)に演劇団体「マームとジプシー」を立ち上げた。3連作「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で、演劇界の芥川賞といわれる第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞した。

 ワークショップは市と市教委の共催。きょう8日に同センターで上演される、藤田さん作・演出の「めにみえない みみにしたい」の関連企画。藤田さんのほか、同劇の出演者が指導した。

 児童らは自己紹介、ゲームで緊張をほぐした。藤田さんは「今朝、一番最初に話した人は誰」と質問。児童は「お母さん」「お父さん」などと答え、具体的な様子を答えた。それぞれ舞台美術用の家を作り、床にテープを貼って作った道とともに配置。参加者の自宅から同センターまでの“大きな地図”が広がった。

 発表会では参加者が起床してこのワークショップに参加し、帰宅して就寝するまでの様子を“小さな”演劇作品として発表。藤田さんは「みんなが朝起きてから寝るまでの様子を見られて良かったです」と日常の様子を演劇に落とし込めることを伝えていた。

 櫻井奏音さん(東小4年)は「めったにできない体験で楽しかった。私も演劇をもっとやってみたいと思いました」と笑顔を見せた。
(池田勇人)

【写真=子どもたちに質問する藤田さん(中央)




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