■ アイヌの世界観巡る―室蘭・絵鞆で洋上モニターツアー
【2019年8月8日(木)朝刊】

船上から絵鞆半島の景観を望む参加者ら=胆振総合振興局提供
 アイヌ文化を生かした西胆振地域のブランドづくりや活性化につなげよう―と、「絵鞆半島外海岸」を海から巡る「洋上モニターツアー」(胆振総合振興局主催)が7日、同海岸などで開かれ、高校生らが絵鞆半島に残るアイヌ語と景観の関連性などについて学んだ。

 白老町の民族共生象徴空間(愛称ウポポイ)の来年4月開設を控える中、「アイヌの世界観」を体験してもらえる素材の開発や、アイヌの足跡を伝承していく地域づくりを目指した取り組み。

 会員制交流サイト(SNS)で、絵鞆半島の魅力などを発信してもらうため、半島に残るアイヌ語地名や地質学的特長を知ってもらおうと「モデルツアー」を初めて開いた。

 高校生7人が参加。室蘭開発建設部の港湾業務艇に乗り込み、船上から、金屏風や銀屏風の断崖絶壁、マスイチ浜の外海展望、トッカリショの奇勝の絶景などの“室蘭八景”を見学した。

 道北海道総合地質学研究センターの山岸宏光シニア研究員・理事、松田義章理事らの解説を聞き、海からの景色に参加者からは「初めて絵鞆半島を見たが、想像以上にきれいな景色で驚いた」などの感想が出ていたという。
(松岡秀宜)

【写真=船上から絵鞆半島の景観を望む参加者ら=胆振総合振興局提供】




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