■ 道南バスが室蘭―札幌間などで眠気検知センサーを導入
【2019年7月12日(金)朝刊】

耳に装着したセンサーが眠気を検知し乗務員に振動で知らせる
 道南バス(矢野輝佳代表取締役社長)は、乗務員の居眠りを防止するウエアラブル端末を導入した。耳に装着したセンサーでドライバーの眠気を検知、音声や振動で警告する。車載カメラやGPS(衛星利用測位システム)で運行状況をリアルタイムで管理するシステムも導入し、安全で効率的な運行マネジメント体制を強化する。

 導入したのは、富士通製で脈波から眠気を検知するウエアラブルセンサー「フィーリズム」と、センサーと連動した通信型デジタル式運行記録計。高速都市間バスの「はこだて号(札幌―函館)」「ペガサス号(札幌―浦河)」「白鳥号・サッカー号(札幌―室蘭)」の4路線、12台に車載機器一式を取り付けた。

 乗務員が耳たぶに装着したセンサーが、脈拍や血圧から眠気の予兆を検知し、センサーがつながっている首に掛ける端末が振動や音声で乗務員に知らせる。ほぼ同時に営業所の運行管理者にも情報が送られ、乗務員に休憩や交代が指示できる。

 一方、通信型の運行記録システムは、車両に搭載したカメラやGPSで、現在地などの運行状況をリアルタイムで営業所に送信。ドライブレコーダー機能のほか、眠気や急ハンドル・急ブレーキなどの情報も逐一、運行管理者の端末に記録される。

 これまで運行状況は乗務員が営業所に戻ってから、走行距離などのデータを処理していたが、新システムは車両や乗務員の状態が運行中も確認できるようになる。データは蓄積され、乗務員ごとの特徴や眠気のパターンを学習し、傾向を分析し安全指導、対策に活用できる。同社は「運行の安全性をさらに向上させ、信頼性を高めたい。蓄積したデータを安全で効率的な運行管理に有効に利用する」と話している。
(菅原啓)

【写真=耳に装着したセンサーが眠気を検知し乗務員に振動で知らせる




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