■ アイヌ文化多彩に発信、白老で700人が会場埋め音楽祭
【2019年6月25日(火)朝刊】

「イランカラプテ〜君に逢えてよかった」を合唱する子どもたち
 第3回イランカラテ音楽祭(同実行委主催)が22日、白老町コミュニティセンターで開かれ、子どもたち、大人たちが一緒に歌う「♪イランカラテ 君に逢えてよかった 今日はいい日だ」の合唱が会場に広がった。

 立ち見が出るほどの盛況で約700人が会場を埋め、熱気に包まれた。町内の小学生、白老東高生徒ら合わせて約130人が新井満さん、秋辺デボさん共作の「イランカラテ〜君に逢えてよかった」を歌い上げた。白老・萩野小児童、白老東高生徒、白老民族芸能保存会の合わせて約50人が掛け声とともにアイヌ古式舞踊を披露した。

 実行委員長の戸田安彦町長は「ウポポイ開設まであと307日です。ウポポイからアイヌ文化、そして白老町を世界に発信していきたい。ご支援をよろしくお願いします」、北海道の鈴木直道知事は「みんなと一緒にウポポイのオープンまで機運を高めていきたい。イランカラテの言葉とともに大きな、大きな輪につながっていくことを心から祈念しています」とあいさつした。

ステージに踊りの輪が広がったアイヌ古式舞踊 このほか舞踊家、演出家、作詞家の秋辺デボさん、中国の歌手・李広宏さん、「空よ」「虹と雪のバラード」のヒット曲で知られるトワ・エ・モア、ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団職員が出演した。

 ロビーでは町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「エミナの会」「フッチコラチ」「チポの会」「テケカペ」が手作りの品々を展示した。

 イランカラテ音楽祭の第1回は釧路市阿寒町、第2回は上川管内南富良野町で開催された。
(富士雄志)

【写真=「イランカラテ〜君に逢えてよかった」を合唱する子どもたち(上)、ステージに踊りの輪が広がったアイヌ古式舞踊(下)】




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