■ 伊達・有珠の魅力伝え15年、酒井さんが道運輸局表彰
【2019年6月19日(水)朝刊】

有珠善光寺を訪れた観光客に寺や有珠の魅力を伝える酒井さん
 伊達・うす観光ボランティアの会の酒井卓晃会長(82)が2019年度北海道運輸局の観光功労者表彰に輝いた。有珠地区の魅力を伝え15年。「皆さまのおかげで頂いた賞。これからも有珠の魅力を伝えていきます」と笑顔を見せた。

 同表彰は永年にわたり北海道の観光に尽力する個人や団体をたたえる。19年度は酒井さんを含め3個人を表彰した。

 酒井さんは、うす観光ボランティアの会が2004年(平成16年)に設立して以来会長を務める。現在では有珠善光寺で参拝者の観光案内などを行っている。花見などの観光シーズンには旅行会社から案内の予約が入る人気ぶりという。

 活動は土、日、祝日。年間70日ほどで多い日には5件以上案内する。赤いジャンパーをまとい参拝客らに気さくに声を掛ける。「いつも世間話をするように、専門的、学問的なことは話さず分かりやすく説明しています」とにっこり。

 案内の中では、有珠地区全体の歴史から、善光寺の建立の経緯、記念公園内の山野草のこと、さらには自身も20歳前に従事した山を開いて建設した国道37号の思い出話など、話題が尽きることはない。「話が長いので一日では終わりませんよ」。そう言って参拝客を楽しませる。

 有珠は2000年も前から多くの船が入ってきた港があり、「北海道の歴史が詰まった場所なんです」と一言。自身の活動については「好きだから続けているんですよ。みんなに喜んでもらえることが力になってます」と、参拝に訪れた観光客を見つけるとまた声を掛けた。 
(奥村憲史)

【写真=有珠善光寺を訪れた観光客に寺や有珠の魅力を伝える酒井さん




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