■ 室蘭で全国ものづくりコン道予選、工業高生ら技能競う
【2019年6月19日(水)朝刊】

作業に打ち込む開催校・室工の代表生徒
 ものづくりの技能や技術の向上を目的にした、第19回高校生ものづくりコンテスト全国大会の木材加工部門北海道地区予選会が18日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校であった。室工をはじめ道内9校の代表生徒19人が技能を競い、帯広工業高校3年の田村威織さんが最優秀賞を獲得した。

 木造建築で屋根を支える骨組みの小屋を3時間の制限時間内に作り、加工技術や完成度などを減点法で競った。生徒らは図面を基に、マツの角材へ墨付けをすると、継ぎ手の一つ「蟻継ぎ」などの加工に打ち込んだ。

 生徒たちは、手入れした大工道具を使って黙々と作業し、会場の体育館にはのみをたたいたり、ほぞ穴をあける電動ドリルの音だけが響いた。苫小牧建築大工技能士会の会長・矢本俊彦さん、新免幸雄さん、杉山勝朗さんの熟練技能士3人が寸法や勾配、ゆがみをはじめ、作業態度や道具の使い方、整理整頓までを審査した。

 予選会は道工業高校長会と道高校工業クラブ連盟が主催し、道教委など3社が後援。2019、20年度は室工が当番校になっている。優勝した田村さんは11月16、17日に大阪、兵庫両府県で開かれる全国大会に出場する。
(野村英史)

 最優秀賞を除いた結果は次の通り。(敬称略)

 ▽優秀賞 清野雄人、川副輝太(以上札幌工業)
 ▽優良賞 阿部凌(帯広工業)渡辺翔(名寄産業)枡谷健作(留萌)

【写真=作業に打ち込む開催校・室工の代表生徒




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