■ ウポポイ核に稼ぐ力を…白老観光協会DMO登録目指す
【2019年6月12日(水)朝刊】

日本版DMO候補法人登録申請を議決した総会
 白老観光協会(福田茂穂会長)の通常総会が11日、しらおい経済センターで開かれ、来年4月にオープンする象徴空間「ウポポイ」との連携を図りつつ、新規収益事業の実施を目標に掲げ、自主自立の観光振興を担うべく日本版DMO候補法人への登録申請を議決した。

 総会には約50人が出席。福田会長は「ウポポイの開設まで1年を切りました。DMOを中核とした地域の稼ぐ力を見いだし、いかにして地域の観光を育てていくかが当協会の重要な役割と考えています。ソフト面、ハード面の事業に積極的に取り組んでいきたい。当協会としても大きな転換期を迎えています。スピード感を持って積極的に改革を行い、一丸となって取り組むことが観光産業に大きな活力を生み出すと確信しています」とあいさつした。

 日本版DMO候補法人への登録申請に向けて同協会は今年3月に準備委員会を立ち上げ具体的な計画策定作業を開始、5月の理事会で「日本版DMO形成・確立計画案」が承認された。

 計画案によると、町全域をマーケティング、マネジメントをする区域とし、新たな観光地域づくりを行うかじ取り役になり得る組織の設立を目指す。地域の強みと弱みを的確にとらえながら戦略策定を進め、地域における多様な関係者により「白老DMO戦略協議会(仮称)」を組織し、戦略に対する情報の共有化を図りながら、日本版DMOの本登録を目指す。

 日本版候補法人の登録を経て事業報告書の提出や官公庁によるヒアリングが行われた中で最終的に登録要件が全て充足されていることが確認されたのち、正式に登録される。体制強化策としては収益事業に精通した専門人材の確保、道内食関連企業とのマッチング、地域おこし協力隊の活用などが考えられている。

 町は5日に開かれた町議会民族共生象徴空間整備促進・活性化に関する調査特別委員会で、白老駅北観光商業ゾーンに整備するインフォメーションセンター、大型バス駐車場、白老駅舎の指定管理者として同協会を選定する方針を表明。岡村幸男副町長は「自主自立、自走していく基盤を確保するため町として一定程度の財政的、人的支援が必要」との考えを示した。
(富士雄志)

 任期満了に伴う主な新役員は次の通り。(敬称略)

 ▽会長 福田茂穂(再)
 ▽副会長 上村篤正、中村祐志(以上新)
 ▽専務理事 蒲原亮平(新)
 ▽監事 廣瀬恵大、鈴木克司(以上新)、盛悦子(再)

【写真=日本版DMO候補法人登録申請を議決した総会




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