■ むかわ竜をモデルにした感動の物語、全国の書店で販売
【2019年6月7日(金)朝刊】

むかわ町内の子どもたちにプレゼントされた「むかわ竜」をモデルにした絵本「きょうりゅうのサン―いま ぼくはここにいる」
 「むかわ竜」が絵本になったよ―。むかわ町穂別地区で発見された「むかわ竜」をモデルにした絵本「きょうりゅうのサン―いま ぼくはここにいる」(アリス館刊)が全国の書店で販売されている。同町出身の絵本作家かさいまりさんが「むかわ竜」をイメージして描いた。同町では町内の園児、児童にプレゼントした。

 絵本は7200万年前、きょうだい思いの恐竜「サン」が自らを犠牲にしながらきょうだいを助ける感動の物語。「サン」はおとりとなってティラノサウルスに追い掛けられ、海の中で命を落とす。長い年月を経た現代、化石となって発見されるという筋書き。

 かさいさんは「人生は選択の連続であり、想像力を高めることが生きていくためには大きな力となる。子どものころから相手のことを考えたり、思いやる気持ちを養い、想像力をいっぱい持って成長してほしい」と話している。監修を務めたのは、「むかわ竜」の研究に携わっている北大総合博物館の小林快次教授。「時空を超えた『命のつながり』と『運命的な出会い』を感じ、サンに思いをはせてほしい」とコメントを寄せている。

 町は町内の園児と児童の約550人に絵本をプレゼントした。町恐竜ワールド戦略室では「子どもを通して大人にもむかわ竜を知ってもらう機会にしたい」とさらなる知名度アップに期待を寄せている。

絵本の中には発掘作業の様子も描かれている 絵本はA4判、ハードカバー、カラー刷り36ページ、恐竜に関する解説が4ページ付いている。挿絵は星野イクミさんが担当。1500円(税抜き)で、全国の紀伊國屋書店や未来屋書店などで販売している。
(佐藤重伸)

【写真=むかわ町内の子どもたちにプレゼントされた「むかわ竜」をモデルにした絵本「きょうりゅうのサン―いま ぼくはここにいる」(上)、絵本の中には発掘作業の様子も描かれている(下)】




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