■ 豊浦町の元地域おこし協力隊・大橋さんが養鶏場を開設
【2019年5月16日(木)朝刊】

鶏を抱き笑顔を見せる元地域おこし協力隊の大橋さん
 豊浦町の元地域おこし協力隊・大橋三千雄さん(55)が、町内大岸に養鶏場「大橋ビオピオ農園」を開設した。地元の玄米や米ぬかなどを配合した餌を使用し鶏を飼育。卵は濃厚で、大型連休明けから会員限定で販売を始めた。地域循環型の環境づくりを目指している。

 1級建築士の資格を持つ大橋さん。今年3月末に3年間の協力隊の任期を終えた。在任中は、生態系を参考に持続可能な環境づくりを目指す「パーマカルチャー」の周知や必要性を紹介する各種講習会などを精力的に開催してきた。

 1年ほど前からパーマカルチャーの一つとして養鶏を模索。農家から使っていない豚舎を借り、養鶏施設に自ら改修し準備を進めてきた。現在は200羽を飼育。餌は玄米などのほか、豊浦の名産のホタテ貝の殻なども配合。化学物質は使用せず、水は湧き水を使っている。

 飼育は土やもみ殻の上で自由に動き回れる平飼い。ストレスを与えないよう育てる。卵の黄身はレモンイエローで弾力があり、白身は黄身の周りで盛り上がるという。濃厚な味が楽しめる。

 地域の材料を配合した餌で育て、鶏ふんはまた地域の肥料となり循環する仕組み。大橋さんは「卵はまずは地域の人に食べてもらいたい。地域循環にもなるしコミュニティーの創出にもなる」と思い描く。鶏は300〜350羽まで増やす計画。

 卵の定期購入のための会員組織をつくり会員価格で1パック(6個)300円で提供している。随時、会員は募集している。今後、生産体制が拡充すれば、道の駅とようらや町外での販売も予定。入会など詳しくは大橋さん、携帯電話090・6692・5303へ。
(奥村憲史)

【写真=鶏を抱き笑顔を見せる元地域おこし協力隊の大橋さん




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