■ ヤエザクラ見頃迎える―室蘭市内で18、19日に桜まつり
【2019年5月16日(木)朝刊】


 ヤエザクラが見頃を迎える室蘭市内では、土曜と日曜日に桜まつりが開かれる。19日の祝津町のさくら公園まつりは10周年の節目を迎え、商店会関係者ら実行委が準備を進めている。18、19日開催のわしべつ川沿い桜まつりも、連合町会が草刈りや花植えを行い、来場者の歓迎準備を進めた。


◆―― 19日「祝津さくら公園」

ヤエザクラの下で祝津さくら公園まつりをPRする実行委関係者 室蘭市の絵鞆・祝津地区の春を彩る「祝津さくら公園まつり」が今年10周年の節目を迎える。商店主や町内会関係者が協力し地域を盛り上げる「核イベント」に成長した。会場となる祝津さくら公園内にはヤエザクラなど150本の桜並木がある。今年も開花が進んでいて、まつり当日の19日に見頃を迎える予定だ。関係者は「記念の年を盛り上げたい」と準備を進めている。

 桜並木は、祝津郵便局裏手の公園から市立室蘭水族館方向に広がる幅約20メートル、長さ約300メートルの範囲。満開時には白鳥大橋とのコントラストが毎年訪れる人を魅了し、地域交流促進に一役買っている。

 公園内の多くは花びらの枚数が多いヤエザクラ。地元の「名所」をより多くの人に楽しんでもらう趣向。手つかずだった地域資源に目を付けた同商店会の創立55周年を機に初実施。2011年(平成23年)には市のまちづくり補助金を活用し、東日本大震災復興を掲げ「大好評だった」(関係者)。

 特徴は「地域密着」。祝津商店会(羽田隆会長)と祝津町会(大友勇会長)、地元企業などが協力し「まつり」を運営。昨年から75歳以上の高齢者を招いた観桜会を実施するなど、地元の名物まつりとして定着している。

 10周年となる今回は、午前10時〜午後3時に開催。雨天時は会場を祝津町会館に移す。焼き鳥や水族館名物のつぶ焼きなどの露店をはじめ、ジンギスカンやフリーマーケット、新鮮野菜の競り体験と販売会を行う。ステージではYOSAKOIソーランが行われる。

 実行委員長を担う同商店会の羽田会長は「祝津・港南地区の企業の支援を受け続けている。道の駅みたら周辺観光地の関心も高まっているので、地域のにぎわいづくりの一環として続けていきたい」と張り切っている。
(粟田純樹)


◆―― 18日、19日「わしべつ川沿い」

植え込みを花の苗で飾る町会員ら 室蘭・東明地区連合町会(佐藤昭伍会長)が15日、18、19日に高砂3丁目公園で開催する「第19回わしべつ川沿い桜まつり」(同実行委員会主催)に備え、花植えや下草刈りを行った。佐藤会長は「ヤエザクラが満開になるタイミング。道をきれいにしてお祭りのお客さんを迎えたい」と語った。

 同会では道からの寄贈分を含め花苗千株を用意。この日は各町会から約100人が参加し、鷲別駅前通りにサルビアやベゴニア、マリーゴールドなどを植え込んだほか、会場となる高砂3丁目公園や鷲別川沿いの土手で草刈りをした。佐藤会長は「昨年と一昨年は雨天のため一日だけの開催となってしまった。今のところ雨が降らない予報が出ているので、予報のままでいてほしいね」と期待を込めていた。

 桜まつりは18日正午開会。会場には多くの露店が並び、和太鼓演奏やYOSAKOIソーラン、バンド演奏、クイズ大会などが予定されている。
(北川誠)

【写真=ヤエザクラの下で祝津さくら公園まつりをPRする実行委関係者(上)、植え込みを花の苗で飾る町会員ら(下)】




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