■ 伊達高教諭・冨士さんがバスケBリーグの審判で活躍
【2019年5月15日(水)朝刊】

Bリーグの審判として活躍する冨士さん
 伊達高の教諭、冨士将史さん(37)が、バスケットボールのプロリーグ、Bリーグの審判として活躍している。日本代表が所属するB1リーグにも出場。国内最高峰の試合をジャッジする経験を生かし、地元室蘭からもプロに通じる選手を育てようと意気込む。

 冨士さんは室栄高、日本体育大などで選手として活躍。教員として室蘭に戻ると、2007年に日本公認審判員の資格を取得。18年4月にBリーグに出場できるS級審判員に昇格した。

 今年に入ってからはほぼ毎週試合が入り、金曜夜から週末は道外へ。平日は帰宅後、審判するチームのビデオ研究を欠かさない。「キーになるプレーヤーや、戦略を分かっていないと良いポジションで試合を見られない」。Bリーグは発足からまだ4年。S級審判員は150人ほどいるが、ほとんどは仕事との掛け持ちという。

 「レフリーの立ち場はまだまだセミプロ。選手は生活が懸かっているし、試合の価値を下げてしまうわけにはいかない」と強い責任感を口にする。

 一流選手たちが精密なシュートを放ち、激しいボディコンタクトで競り合うと数千人の観客が熱狂する。「プレーヤーとしてはプロになれなくても努力次第でそのコートに立てる」と充実した様子。高校では部員の指導に力を入れる。「審判で学べた技術、ルールがある。この地区からプロやナショナルチームに入る選手が出たらうれしい」と新たな夢を広げる。「子どもたちにはできるだけ長く続けてほしい。バスケを通して人間力を高めてくれたら」と願っている。
(吉本大樹)

【写真=Bリーグの審判として活躍する冨士さん




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