■ 白老の宇佐見さんが民家改装しカフェ、18日に開店
【2019年3月15日(金)朝刊】

窓から樽前山を望むことができる「カレンデュラ」に立つ宇佐見さん
 白老町地域おこし協力隊員としての活動を今月末で卒業する宇佐見成美さん(65)=町内竹浦=が、町内石山の自然に囲まれた民家を改装し、コミュニティカフェ「Calendula(カレンデュラ)」を18日にオープンさせる。前日の17日にはオープンコンサートが開かれる。

 愛媛県出身の宇佐見さんは結婚を機に来道。長く帯広に住み、2016年(平成28年)5月に地域おこし協力隊員として白老に移り住んだ。3年間、生活支援担当として地域サロンやパッチワークの会などの地域活動に積極的にかかわってきた。

 昨年6月、「まちから近いのに構造物が見えない。非日常的な景色があり、癒やされる。カフェにしたいな」と思ったのが民家との出合いだった。同8月から2カ月かけて片付けをし、10月から改装に取り掛かった。「町内の知り合いが手伝ってくれた」という。

 授産施設が運営する隣の畑に昨年7月、オレンジ色のカレンデュラの花が一斉に咲き誇った。その施設で作っている野菜や卵、パンなどもメニューの素材にしようと思っている。今冬は雪の景色もきれいだった。隣のサイロにはヤギがつながれ、目を遠くにすると樽前山を望む。野鳥の行き来も多く、餌台を置こうと思っている。

 メニューは親子丼、卵かけご飯、白老牛のビーフシチュー、シフォンケーキ、コーヒー、紅茶など。食器はすべて故郷・愛媛県の砥部町を中心に作られている砥部焼をそろえた。「誰もが顔を合わせて話ができる地域コミュニティーのプラットホーム的な場所になれば。国立アイヌ民族博物館ができたら海外のお客さんにも来てもらいたい」と願う。

 オープンコンサートは1回目が午前11時、2回目が午後2時から。料金はドリンク、お菓子付きで500円。バイオリン、ピアノ、歌が「カレンデュラ」に響き渡る。

 営業時間は4〜10月が午前9時〜午後5時、11〜3月が午前10時〜午後4時。定休は木、金曜日。問い合わせはカレンデュラ、電話0144・84局1531番へ。
(富士雄志)

【写真=窓から樽前山を望むことができる「カレンデュラ」に立つ宇佐見さん




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