■ 伊達で子どもたちが400年前の津波跡を確認
【2019年3月15日(金)朝刊】

検土杖で採取した土を見て津波によって運ばれた砂を確認する子どもたち
 北海道博物館主催の「巨大津波のあとを探そう!」が11日、伊達市向有珠町で開かれた。地域の子どもたちが、400年前に発生した巨大津波の跡を確認。過去の出来事から防災意識を高めていた。

 有珠地区は1640年の駒ヶ岳噴火による大津波を受けている。この日は北海道博物館の添田雄二学芸員(45)が講師。有珠小の児童12人が参加した。

 子どもたちは、有珠小学校近くの空き地で、棒を地面に差し込んで、地下の土を採取する地質調査具の検土杖(けんどじょう)を使い作業。地中約1メートルの土を採取し、1663年の有珠山噴火の火山灰の下にある海の砂を確認した。

 5年生の板垣美那さん(11)は「ここまで津波が来ていたことが改めて分かった。大きな地震や津波があった場合はきょう学んだことを生かしたい」と話していた。添田学芸員は「津波が発生すれば、有珠小学校まで被害が及ぶ可能性がある。万が一の場合はもっと高い位置まで逃げてほしい」と訴えた。
(奥村憲史)

【写真=検土杖で採取した土を見て津波によって運ばれた砂を確認する子どもたち




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