■ イーセブンが室蘭・八丁平地区42区画を宅地開発
【2019年3月15日(金)朝刊】

イーセブンが宅地開発を進めている室蘭市八丁平5丁目の用地
 不動産のイーセブン(室蘭市中島町、杉本一夫代表取締役)が昨夏から、室蘭市八丁平地区で、宅地開発を進めている。旧室蘭商業高校跡地に隣接する海側の5丁目を中心に、販売済みを含めて計42区画を計画。同地区として久々のまとまった宅地造成は、価格の手ごろ感もあり、消費者が好反応を示している。

 同社によると、八丁平に住宅建設を検討している顧客から相談を受けたのが開発のきっかけ。道外の土地所有者に開発の話を持ち込み、「室蘭のためになるなら」と理解を得て取得、造成に着手した。

 今年10月の消費増税を前にした駆け込み需要も視野に入れ、若い世代の需要を見込んだ。「室蘭は新たな土地が少ない。たまに出ても高額。平たんで市街地に近い八丁平には需要がある」と判断した。

 昨夏から順次、分譲を進めており、地区全体で約1万3千平方メートルの宅地開発を計画している。1区画の広さは平均280平方メートル。価格は広さや場所で違いはあるが、470万円台を多く設定した。

 昨夏に分譲した4丁目の4区画、5丁目の6区画はすぐに完売。今月から造成する5丁目の8区画も予約だけで売り切れた。同時に造成予定の5丁目の18区画はまだ空きがある。この終了後には、さらに5丁目に6区画を展開する。

 分譲の中心となっている5丁目の区画(計38区画)は、旧室商の海側に位置し、「八丁平らしい開放感と、立地によっては海が見える眺望」が特徴という。同社では「ビューテラス」の名前で売り込んでいる。

 滝沢透営業課長は「室蘭市のまちづくりにも貢献できればと考えています。人口流出を防ぐのは簡単ではありませんが、まとまった宅地開発が、少しでも定住につながっていけば」と話している。問い合わせは同社、電話0143・43局3131番へ。
(鞠子理人)

【写真=イーセブンが宅地開発を進めている室蘭市八丁平5丁目の用地




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