■ 室蘭市が公売会、あすから22日まで入札受け付け
【2019年2月11日(月)朝刊】

初めて出品される自動車の点検を行う市職員=むろらん広域センタービル
 室蘭市が市税の滞納などで差し押さえた物品をオークション形式で売却する「差押財産公売会」の入札受け付けが12日から、海岸町のむろらん広域センタービルで始まる。出品するのは自動車や液晶テレビといった家電など計104点。過去最多の出品数となる。市は「実物を見て入札していただきたい」と話し、1点でも多く落札してもらい、収入増につなげる狙いだ。

 室蘭は10年前に全国の行政機関がインターネット公売のシステムを使う「Yahoo!官公庁オークション」に参加している。市では収納率向上が課題となっており、より多くの差し押さえ物品を集めることで市民に関心を持ってもらい売却につなげようと、個別に公売会を開催している。

 今回は初めて自動車が公売に掛けられる。車種は「日産ノートe―4WD」で最低入札額は10万円。このほか、液晶テレビ計5台や掃除機、扇風機などの家電、石油ストーブ、天然木座卓などを出品する。最低入札価格の合計額は21万9300円。原則として誰でも入札できる。

 2017年(平成29年)8月から実施しており、今回で3回目。年々規模が拡大している。これまでの実績をみると、初回は51物品中、落札は50件、売却額は約18万円だった。18年度は90物品全て落札され、売却額は約29万円。「売却された価格の平均は見積価格の3倍以上」(市債権管理課)だったという。

 出品物は会場で確認できる。入札は1物品に対し1回で、最高価申込者に市側が電話で連絡する。買受代金の支払いは現金のみ。最高価額入札者が複数いる場合は、追加入札を行うこともある。同課の池田直隆さんは「公売会を通じて税の大切さを考えてもらうこと。出品数は前回よりも多いのでぜひ入札に参加していただければ」と話した。

 入札期間は12〜22日。時間は午前8時45分〜午後5時15分。売却決定日時は25日。代金納付期限は27日。問い合わせは電話0143・25局3177番へ。
(粟田純樹)

【写真=初めて出品される自動車の点検を行う市職員=むろらん広域センタービル】




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