■ 白老のバイオマス事業廃止で町民から厳しい意見相次ぐ
【2019年1月30日(水)朝刊】

厳しい意見が相次いだ町民説明会=28日、竹浦コミュニティセンター
 白老町はバイオマス燃料化施設を今年3月に廃止することに伴う町民説明会を28日、竹浦コミュニティセンターで開いた。住民からは「間違った判断をした教訓を今後どう生かすのか。同じ失敗を繰り返すのではないかという危ぐを持つ」「白老町だけが責任を負わなければならないのか。国や道も責任の一端があるという気がしてならない」といった厳しい意見が相次いだ。

 住民ら約20人が出席。戸田安彦町長は「事業廃止後の施設の取り扱いについては2019年度中に民間事業者などでの施設継承の可能性があるか検討し、有効利用の検討に努める。このような事態になったこと、交付金返還となったことを深く受け止め、町民の皆さまに心よりおわびします」と述べた。

 住民からは「今回の問題で関係者の処分はどうなっているのか」「塩素濃度を除去するのは日本の技術で簡単にできるのではないか」「町でやれないというものを民間ではできないでしょう」といった意見が出た。

 町側は冒頭、会計検査院の実地検査、交付金返還、施設概要、事業目的、ごみ処理方法、過去10年間の運営状況、固形燃料生産量、当初計画との比較、事業廃止後の取り扱いなどを説明した。

 29日には萩野公民館で町民説明会を開いた。最終日の31日は町コミュニティセンターで午後6時から開く。
(富士雄志)

【写真=厳しい意見が相次いだ町民説明会=28日、竹浦コミュニティセンター】




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