■ 室蘭社協が蘭北小6年生にボランティア出張教室
【2019年1月30日(水)夕刊】

口の動きやジェスチャーで「コップ」を伝える蘭北小の6年生
 室蘭市社会福祉協議会主催のはつらつ福祉ボランティア出張教室が29日、蘭北小学校(中塚洋司校長、338人)で実施された。6年生53人が手話と点訳について理解を深めていた。

 総合学習の一環。児童たちは手話と点字のグループに分かれて学習。点訳体験では市点訳赤十字奉仕団の立山惠美子さん、手話体験ではろうあ者生活相談員の宮武美登里さんらが講師を務めた。

 点訳体験では、立山さんから点字の歴史、仕組みを学んだ。立山さんは「フランス人が6点点字を考案し、日本に伝わって来たのは1890年(明治23年)。盲学校教師の石川倉治さんが50音の点字を考えました」と紹介し、児童たちは自分の名前を点字に訳していた。

 手話体験の教室では、宮武さんが「聴覚障害者は見た目だけでは判断できません」と説明。口の動きやジェスチャーの伝言ゲームを通して「ボウリング」や「コップ」などのお題を伝え、ろうあ者の大変さを痛感した。手話の50音や日常会話で使うあいさつなどを身に付けていた。

 手話を学んだ喜井愛尋さん(6年)は「一つでも多く手話を覚え、耳の聞こえない人が困っているのを見掛けたら助けてあげたいです」と話していた。
(坂本綾子)

【写真=口の動きやジェスチャーで「コップ」を伝える蘭北小の6年生




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