■ 戦後の道内を代表する画家、伊達の野本醇氏が死去
【2019年1月12日(土)朝刊】

野本醇氏
 戦後の北海道を代表する画家の一人で全道展会員の野本醇(のもと・じゅん)氏が10日正午、急性肺炎のため入院先の伊達赤十字病院で死去した。88歳。函館市出身。自宅は伊達市中稀府町137・24。前夜式は14日午後6時、葬儀は15日午前10時から、伊達市松ヶ枝町59・11の市民斎場慈光殿で。喪主は妻・武子さん、施主は長男・周さん。葬儀委員長は全道展会員の佐藤光雄さん。

 旧北海道学芸大卒。旧文化女子大室蘭短大で教授を務めた。1958年(昭和33年)、画家・小川原脩らによる麓彩会の創立に参加。74年、伊達市移住後は噴火湾、有珠山などの風景や雪洞で身を寄せ合う動物を描いた「北の箱舟」などの作品を生み出した。抽象画に転じた後も一貫して北の風土に潜在する光、闇、陰を描き続けた。

 有島武郎青少年公募絵画展をはじめ、地元・室蘭美術協会の日曜画家作品展などの審査員を歴任。2007年(平成19年)北海道文化賞。10年、文部科学大臣表彰。18年、紺綬褒章。登別市に私設の野本醇北の箱舟美術館がある。

【写真=野本醇氏




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