■ 室工大生の山岳遭難相次ぐ、中国人研究生が無事発見
【2019年1月12日(土)朝刊】


 室蘭工業大学の学生の山岳遭難が相次いでいる。昨年12月25日に山岳部の男子学生4人、今月10日には中国人研究生が遭難。いずれも翌日道警に救助されけがはなかった。同大の学務課は「山岳部に、事故の詳細や今後の対策を報告するよう指示した。報告を受けた上で、冬山の注意点を全学生へ喚起する」としている。

 同大山岳部「ワンダーフォーゲル部」は、美瑛町と新得町にまたがるオプタテシケ山(2013メートル)を登る途中、「1人が低体温症になった」と道警に救助要請した。翌日午前8時10分ごろ、道警救助隊が発見。旭川東署によると、4人が見つかったのは山頂北西側の標高1200メートル付近。4人は12月23日に入山し、27日までに下山する予定だった。

 研究生ジャオ・リーさん(30)は、友人と2人でスノーボードをするため、占冠村の「星野リゾート トマムスキー場」を訪れ、コース内で別れた後、合流予定の場所に現れなかった。友人から連絡を受けたスキー場が110番通報し、道警などが捜索。翌日午前8時40分ごろ、スキー場管理区域外のエリアで発見した。富良野署が事故の詳しい原因を調べている。

 同大国際交流センターは「プライベートの問題であり、コメントできない」としている。

 道警がまとめた山岳遭難発生状況によると、12月(2002〜17年)は33件、1月(02〜18年)は75件。ホームページ上で、冬山における道迷いの主な原因は、吹雪による視界不良―とし、地図や衛星利用測位システム(GPS)のほか、携帯電話のバッテリー切れに備えて、予備電池を持つよう呼び掛けている。
(鈴木直人)




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