■ 胆振東部地震から3カ月…犠牲者を思い黙とう
【2018年12月7日(金)朝刊】
震災から3カ月がたち、黙とうする町職員ら
及川町長(中央)に支援金を送る(右から)村井、真屋、佐藤、戸田の各町長


 胆振東部地震から3カ月となった6日、36人の犠牲者を出した厚真町では役場前で黙とうが行われ、町内の避難所が夕方で閉鎖された。胆振管内の4町(洞爺湖、豊浦、壮瞥、白老)から被災した3町(厚真、むかわ、安平)に見舞金が届けられた。

 正午、役場庁舎前には宮坂尚市朗町長ら職員、警察など関係者約60人が整列した。サイレンに合わせ、犠牲者に黙とうをささげ、冥福を祈った。8世帯17人が避難していた厚真スポーツセンターと総合福祉センターの避難所は同日午後6時までに閉鎖された。

 胆振4町の洞爺湖・真屋敏春町長、豊浦・村井洋一町長、壮瞥・佐藤秀敏町長、白老・戸田安彦町長は被災した3町に総額600万円を贈った。

 安平町では真屋町長が及川秀一郎町長に200万円の目録を手渡して「町民は大変な思いをされているが、一刻も早い復興を願っています」と激励した。

 及川町長は「ありがとうございます。さまざまな助言をいただきたい」と述べた。


◆―― 被災者の希望に応じ住宅を整備、宮坂厚真町長会見

 厚真町の宮坂尚市朗町長は震災から3カ月を迎えた6日、役場で記者会見を行い、「3カ月は非常に長く大変な日々だった。犠牲者の思いを次の時代にも引き継ぐことが使命。厚真の復旧、復興を見守っていただきたい」と被災直後から復旧・復興の取り組みに陣頭指揮を執ってきた宮坂町長は振り返った。

 今後の町民の暮らしについては「町総合計画の指針は変えずに、復興計画を策定していく。2年以内には整備を進めたい」と述べ、被災者の希望に応じた住宅整備を進めていく方針を示した。

 天皇、皇后両陛下の訪問については「陛下の言葉を胸に厚真の復旧、復興を進めていく。町民も災害に立ち向かっていくとの意欲を感じたので安心している」と語った。
(佐藤重伸)

【写真=(上から順に)震災から3カ月がたち、黙とうする町職員ら、及川町長(中央)に支援金を送る(右から)村井、真屋、佐藤、戸田の各町長




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