■ 噴火湾とようら観光協会がARでマチの魅力発信
【2018年12月7日(金)朝刊】

町内3カ所の観光スポットで実施しているARサービス。サケの特徴などを分かりやすく解説している
 噴火湾とようら観光協会(豊浦町旭町)は、町内の観光スポットで、AR(拡張現実)サービスを利用した観光情報発信を展開している。設置されたマーカー(対象物)に、スマートフォンなどをかざすと動画などが流れる仕組み。案内看板設置などで自然景観を壊すことなく魅力を発信でき、観光客の人気を集めている。

 日本一の秘境駅・JR小幌駅がある同町。秘境感を損ねずに、小幌地区の情報の発信ができないか―と準備を進めていた。現在、「同駅の名標」「文太郎浜と岩屋観音の道標」、さらに町内浜町のインディアン水車公園の「サケのパネル」にマーカーを設置した。

 訪問者は使用する端末で、専用のアプリケーション「COCOAR2(ココアルツー)」をダウンロードして起動させ、マーカーにかざす。「小幌駅の名標」では同駅周辺や秘境到達証明書などの紹介動画が流れる。また「文太郎浜と岩屋観音の道標」では小幌周辺の地図やコース、「サケのパネル」ではサケの生態の解説を見ることができる。

 ARの内容はいずれも日本語で、動画は1分弱。各スポットとも新たな看板やポスターなどを掲示していない。同観光協会は「今まで発信できなかった情報もこの技術で伝えられるようになった。観光客の満足度向上につなげたい」と意気込む。さらに同観光協会は今後作製するパンフレットなどでもAR機能を活用していきたい考えという。

 詳細は同観光協会、電話0142・83局2222番へ。
(奥村憲史)

 【AR】拡張現実と呼ばれる。実際の風景にスマートフォンやタブレットなどの端末のカメラ機能を通し、現実の世界の中にコンピューターを使用して画像や映像、音声などの情報を張り付け、利用者に提供する技術。

【写真=町内3カ所の観光スポットで実施しているARサービス。サケの特徴などを分かりやすく解説している




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