■ 登別桜並木復活プロジェクトで18本の成木確保
【2018年10月26日(金)朝刊】

復活に向けて18本を植樹する登別桜並木=5月
 登別国際観光コンベンション協会(唐神昌子会長)が、今年の登別温泉開湯160年事業の一環として取り組んでいる登別桜並木(通称・花のトンネル)の復活プロジェクトが、文字通りに花開いた。これまで14の企業や団体、個人から支援を受けて、18本のサクラの成木を確保した。29日に現地で植樹を実施する。

 花のトンネルは、JR登別駅から登別温泉街に向かう道道沿いの延長約8キロの区間にある。1934年(昭和9年)に天皇陛下誕生のお祝いとして記念植樹されており、満開のサクラが出迎える光景は「桜のトンネル」として親しまれ、数百本によるサクラロードが、毎年春に観光客を楽しませる貴重な地域資源となっていた。

 一方で、樹齢80年近くを迎えるサクラも多く、老木の伐採、近年の暴風雨などによる倒木などが相次いでいた。毎年定期的に草刈りなどを行ってきたほか、昨年度は姉妹都市である神奈川県海老名市から樹木医を招いて木の診断などを行いメンテナンスを図ってきた。

 同協会は開湯160年の節目の一環として、地元と連携したプロジェクトを計画。趣旨に賛同してもらえる個人や諸団体、登別温泉街の宿泊施設や商業団体などから協力を得てきた。

 29日の植樹は午前11時からで、賛同してくれた支援者らを招いて実施する。成木には支援者名などを記したプレートも取り付ける計画だ。同協会は「近隣からも寄付の問い合わせがあり、非常にありがたい。今後のプロジェクト継続についても検討していきたい」としている。
(石川昌希)

【写真=復活に向けて18本を植樹する登別桜並木=5月】




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