■ 登別・宇都宮さんが難関の簿記検定1級に独学で合格
【2018年9月28日(金)朝刊】

難関の簿記検定1級に合格した宇都宮さん
 登別市在住の宇都宮敬智さん(31)が、第149回簿記検定試験で1級に合格した。国家資格への登竜門とされる難関をクリアした。

 簿記1級は、合格すると税理士試験の受験資格が得られる。高度な商業簿記や会計学、工業簿記、原価計算を習得して、企業会計に関する法規を踏まえた経営管理、分析ができる。試験科目は四つで、合格基準は70%だが、1科目ごとに40%以上獲得する必要がある。

 簿記検定は登別商工会議所など日商と全国の商議所が主催する試験。登別商議所によると、第149回の試験では、全国で7501人が受験して合格者は1007人。合格率は13・4%。登別商議所会場実施分では、2002年(平成14年)に開催された第104回試験以来の1級合格者。

 宇都宮さんは7、8年ほど前に2級を取得。その後も定期的に1級にチャレンジしてきた。セミナーなどには通わず、勉強は独学。業界団体のホームページや冊子を読み込み、理解できるまで繰り返した。工業簿記では、自分自身を経営者や現場責任者などに置き換えて、営業利益を出すためにどうすべきかを頭の中でシミュレーションすることで理解度を深めた。

 自己採点は80点ほどで、朗報が届いた。合格の証書を手に「取得した1級を、今後に生かしていきたい」と笑顔を見せた。
(石川昌希)

【写真=難関の簿記検定1級に合格した宇都宮さん




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