■ 鵡川ししゃも影響最小限に、大正創業の老舗が営業再開
【2018年9月12日(水)朝刊】

きょう12日から営業を再開するカネダイ大野商店=むかわ町
 胆振東部地震により臨時休業が続いていたむかわ町美幸2のカネダイ大野商店(大野秀貴代表取締役)は、きょう12日から営業を再開する。シシャモ漁を10月に控え、地域ブランド「鵡川ししゃも」への影響は最小限に抑えられそうだ。

 「鵡川ししゃも」は地域団体商標の第1回認定となった同町を代表する特産品。同商店は1923年(大正12年)創業で、町内に最も長い歴史を持つシシャモ加工販売店だ。

 大野代表は「食器が割れるなどしたが幸いにも冷凍庫は大きな被害はないため、なんとか再開できる」と安どの表情。定番商品の生干しシシャモをはじめ、珍味やフライ、甘露煮や昆布巻きなどさまざな商品を用意する。宅配便の集荷が止まっているためネット販売は休止中だが、集荷再開に合わせ通販も可能になる予定。

 同町商店街の多くは地震で大きな被害を受け、倒壊した店舗も少なくない。「廃業を余儀なくされる店もあり商工会的には大打撃。顔見知りばかりだからつらいね」と語った。
(北川誠)

【写真=きょう12日から営業を再開するカネダイ大野商店=むかわ町】




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