■ 天皇皇后両陛下が道内入り、農園訪れ障害者らを激励
【2018年8月4日(土)朝刊】


 天皇皇后両陛下は3日、北海道150年記念式典臨席・地方事情視察のため、3日間の日程で道内入りされた。初日は高橋はるみ知事から道勢概要説明を受け、北広島市の合同会社竹内農園を訪問。沿道では多くの道民が日の丸の小旗を振り、11年ぶりの両陛下による道内訪問を歓迎した。

 新千歳空港で行われた道勢概要の説明では高橋知事が「行幸啓の都度、道民は多くの心温まる励ましのお言葉を賜っている。今年の大雪災害などでお見舞いを賜った。道内全市町村、全道民を代表して両陛下温かいお心遣いに感謝申し上げる」と述べた。

 両陛下が訪れた竹内農園は2014年(平成26年)に設立され、レタスやズッキーニ、ナス、ピーマンなど15種類ほどを生産している。障害者の就労支援事業所や北ひろしま福祉会と農作業に関する業務委託契約を結び農業と福祉の連携を図っているほか、畑作業や袋詰めを福祉事業所に委託したり作物の種類を増やすことで多くの障害者が作業に関われるようにしている。

 代表社員の竹内巧さんが「出荷は年間200日が目標で、花豆の収穫を増やして秋冬の仕事を充実していきたい」などと説明。天皇陛下はインゲン、ピーマン、トマトの袋詰め作業を見ながら「袋に詰める数は決まっているのですか」「高齢化していく中でこのような仕事の場が増えればよいですね」、皇后陛下も「何人ぐらい働いていますか」などと話した。

 両陛下はきょう4日、利尻島を初めて訪問。島内のウニ種苗生産センターを視察し、オタトマリ沼と二石海岸を散策する。
(有田太一郎)




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