■ 伊達市に自作の油彩273点を寄贈、野本さんに紺綬褒章
【2018年7月17日(火)朝刊】

紺綬褒章の伝達を受けた野本醇さん(前列中央)
 伊達市に自身の油彩画300点弱を寄贈した市内在住の画家・野本醇さん(88)=函館市出身=が紺綬褒章を受章し、市役所で11日、伝達式があった。市は一部を来年度にも一般展示する予定で、野本さんは「自分で持っているより、広く見てもらいたい」と思いを語った。

 野本さんは昨年3月、芸術文化の振興に役立ててほしいと、油彩画273点を寄贈した。稀府地区の丘陵地に45年前、移住した当初は伊達周辺の風景を好んで描き「伊達は季節感を表現させるまち」と実感を込めた。その後、モチーフの中心は現実世界には存在しない浮遊する球体となった。今なお絵筆を握り続け近年は静物を描き、一貫して“北方に生きるいのち”を主題として描き続けている。

 伝達式では、菊谷秀吉市長が褒章などを手渡した。長男の周さん(44)とともに出席した妻の武子さん(80)は「皆さんに支えられてありがたい思い」と感謝した。

 紺綬褒章は、公益のために私財(500万円以上)を寄付した人などが対象。市は、寄贈された絵画の一部を、来年4月のだて歴史の杜文化ミュージアムの開館に合わせて、宮尾登美子文学記念館(梅本町)を改修して整備するアートホール内への展示を予定している。
(野村英史)

【写真=紺綬褒章の伝達を受けた野本醇さん(前列中央)




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