■ 室蘭市が自宅開業に補助金、創業支援制度を拡充
【2018年5月24日(木)朝刊】


 室蘭市は2018年度(平成30年度)、創業支援事業補助金を拡充した。「女性を中心に自宅で開業する人が増えている」現状を背景に、自宅開業者が備品を購入する時の補助制度を新設したのが最大の特徴。申請の受け付けも始まっており、積極的な活用を呼び掛けている。

 自宅開業備品購入補助金は、事業を営むための備品購入費の2分の1以内で、最大20万円を補助する制度。対象業種は小売り、飲食、持ち帰り飲食サービス、美容、理容などに設定した。初年度は4件分80万円を予算措置した。申請は5月末まで。

 市経済部によると、近年見られる新たな創業スタイルに対応して新設した。女性が自宅でカフェやハンドメイド商品の販売店を開業し、地域のにぎわいづくりにつなげている事例が「室蘭でも増えており」、道内では連携したハンドメイド市などが活発だという。

 このほか、利用が低調だった空き店舗出店改修補助制度の対象を拡大、要件も緩和した。

 対象は商店街以外の空き店舗にも広げた。業種にIT系事務所などの情報通信業なども追加され、幅広い活用が可能に。要件にあった「金融機関からの創業者向け融資実施」「正午以前に開店」を撤廃、自己資金での取り組みも支援できるよう見直した。

 補助率は対象経費の2分の1以内で共通だが、商店街の空き店舗の上限は150万円、商店街以外は75万円で差を付けた。申請は通年受け付ける。

 経済部の井村佳代子さんは「これまで支援対象外だった自宅開業を応援していきたい。また、使いにくかった制度も見直しました。まずは相談を」と話している。詳細は経済部、電話22局1117番へ。
(鞠子理人)




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